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【E】推理RPGで犯人の動機に近づいていく中、幼少期の淡い話が2個あったって、いいじゃないか説

一樹が、現実逃避と言われますか?

一樹が、現実逃避と思われていますか?

一樹は、現実に抗っていますか?

一樹は、現実逃避と抗っていますか?

『見沼湖公園』は、子供にしたらまぁまぁ広い。

中でも池の水は湧水による池なのだ!

公園内には、ボート乗り場や、

水遊び場、釣り場などがある。

春には、桜のお花見が盛んなのだが、

まぁ、もう通り過ぎた日々なのだ・・・

今は木々が緑深く色づいて、セミもうるさく鳴いている。

そう、通称【かずくん】達は小学3年生の夏休みに突入して、

『見沼湖公園』に

自転車で遊びに来ているのだ⤴⤴


夏休み3日目の火曜日

[『見沼湖公園』は、月曜日ボートはメンテナンスでお休みなので]

通称【地獄坂】の下で10時に、3人で待ち合わせして、んーーー?

そう、『チェーン外れ事件』の時の約束で、小林くんと【ミキちゃん】で

『見沼湖公園』に来ているのだ⤴⤴⤴


《【ミキちゃん】が自転車で転んでチェーンが外れてしまった日の事を、

あの後、何が有った?と小林くんにしつこく聞かれ白状させられたのだ。

小林くんには『チェーン外れ事件』と命名されてしまったのだ。!!

『かずくん命名事件』は内緒だけどね♡》


  「1時間半くらい、かかっちゃたね♡♡♡!」


一樹&小林くんコンビだと、50分位の距離なのだが、

今日は【ミキちゃん】と一緒なので、ペースを合わせるのと、

交通安全には、最大限配慮してのサイクリング。なので許容範囲!

今日の二人は、【ミキちゃん】をエスコートする紳士なのだ!!!


  「でも、【ミキちゃん】自転車速いよ!」


一樹は『かずくん命名事件』以来、

このメンバー時だけ【ミキちゃん】と

呼べる様になったのだ。小林くんは何となく追従する感じで・・・

クラス内カースト最下層住人の2人としては、かなりレベルアップ!

(小林くんゴメン!勝手に同族にして) 

でも、まだ少し恥ずかしい⤵⤵

学校では、流石にいじられる事を警戒して、【出雲】って苗字で呼んでる。


  「速い!速いのだ!ーーー!【ミキっち】!!!」


小林くんは何故か?【ミキっち】と呼ぶ。照れ隠しからなのか???


  「そんな事ないよ♡!『かずくん』も『コバっち』も速すぎ!!」


【ミキちゃん】と小林くんの関係性上の都合か、何故か『コバっち』と

呼ばれる小林くんなのです。


  「先ずは、何しようか?」 一樹は【ミキちゃん】にそれとなく聞く


  「ん~~~♡?」      少し考える


  「ズバリ!昼めしでしょう!」


  「ハハハ♡♡♡『コバっち』・食いしん坊♡♡」


3人同時に目が合い!!!一斉に大爆笑⤴⤴⤴⤴


((オジサンという生物は、こう言う淡いベタな感じは大好物です))


  「だってさ、おれ、もう腹減ったし、もう昼だろう?」


  「そうだね♡♡!少し疲れたし⤵⤵!休憩がてらね♡♡」


  「おれ、《休憩》大好物だよ!!」


  「「ハハハ♡♡♡『コバっち』・やっぱり食いしん坊♡♡」


また、3人同時に目が合い!!!一斉に大爆笑⤴⤴⤴⤴


((オジサンという生物は、何度も言う淡いベタな感じは大好物です))


  「それじゃあ!カップらーめん食べに行こうぜ!」


一樹&小林くんコンビは何度も『見沼湖公園』に来ている。

この『見沼湖公園』には、カップらーめん自動販売機が設置してあって

既に一樹&小林くんは調査済なのだ。

しかし、小学3年生の〔おこずかい〕

では、少々お高めで、前に二人で来た時、お金が足りなくて買えず

泣きながら帰った反省がある。

この3人での『見沼湖公園』サイクリングが決まってから、

一樹&小林くんコンビは毎日の少ない〔おこずかい〕を貯めていたのだ。

勿論、帰りのジュース代も⤴⤴


  「なんかさぁ~♡!外で食べるカップらーめんって美味しいね♡♡!」


  「おれ、カップらーめん、はじめての外食い?アッ!大盛りはね!!」


《流石、小林くん!! でも、同族のよしみで、ツッコミは入れさせてくれ!》


  「大盛りだけかよ!!」


  「ハハハ♡♡♡『コバっち』・やっぱり食いしん坊♡♡」


  「でも、俺もはじめてかも」


  「私も♡♡♡♡!」


  「やっぱり美味い!おれも!わたしも!」


  「なんか~~♡♡!凄く悪い事してるみたいだよね?♡♡!!!!」


そりゃもう!小学3年生の背徳感と言う美味いソース付きだ!!!

#夏休み#自転車で遠くまでサイクリング#仲のいい友達#夏の快晴

#外でカップらーめん#非日常体験#ボート#冒険#見沼湖公園

これだけのハッシュタグがあれば、楽しいに決まってる⤴⤴⤴⤴


  「そうかも!!!!」   一樹&小林くんコンビのハモリ!


また、また、3人同時に目が合い!!!一斉に大爆笑⤴⤴⤴⤴


((オジサンという生物は、もう淡いベタな感じに溺れそうです))


『見沼湖公園』では、

小学4年生以上の高学年から乗れる手漕きボートがある。

当然、一樹&小林くんは小学校3年生なので、

年齢制限上乗ることが

出来ないはずなのだが、2人は以前から、

ボートの係員に【ウソ】をついていて

小学4年生となっている。勿論、小林くんのアイデアなのだ。

係員のおじさんに一度も疑われることなく、

もう、5~6回は乗っている。

ちなみに、ボート定員は3名なのだ。

この3人での『見沼湖公園』サイクリングが決まって、

一樹&小林くんの

【ミキちゃん】をエスコート計画には、3人で、このボートに乗ることは、

メインイベントなのだ。


ボート乗り場のチケット売り場の前で、


「40分100円か♡♡!アッ、でも小学校4年生からって書いてる♡♡⤵」


『見沼湖公園』は東京都の公共公園なので、

 施設が激安で利用できるのだ。

 何の躊躇もなく、一樹&小林くんは50円づつ出し合いチケットを購入。


  「えッ!!♡♡♡!!!!」


  「しっーーーーー!大丈夫だから」 と小声で、一樹が指で口に合図して


ボート係員のおじさんにチケットを渡すと、


  「おっ!今日は珍しく3人かい?女の子も一緒なんだな」 微笑ましく


  「もう夏休みか?」


  「うん」


  「気を付けて乗るんだよ!」


もう、ボート係員のおじさんとは、顔なじみだ。

一樹&小林くんが先にボートに乗り込み、最後に【ミキちゃん】が

ボート係員のおじさんに手を取られて、不安定のボートに乗船した。

一樹がボートを漕いで岸から少し離れた所で、


  「・・・・超~ドキドキした~~♡♡♡♡」


  「わたし、息、出来なかったよ♡♡♡」


  「大丈夫なの?わたし達、まだ小学3年生だよ♡♡♡!」


  「平気!平気!最初の時に、小林くんが4年生って、ウソついて!」


  「一度も、見破られたことないもん!!」


  「ハハハ♡♡♡『コバっち』・天才♡♡」


  「バレなければ、それで、いいのだ!!!」天才!バ〇ボ〇のパパ風に


また、また、また、3人同時に目が合い!!!一斉に大爆笑⤴⤴⤴⤴


一樹は今ボートを漕いでる。前にいるのは、

【ミキちゃん】で、ボートの後方。

小林くんはボートの先頭で、一樹の背中になる。

正面の【ミキちゃん】は、

はじめの年齢詐称の緊張も解け、ニコニコしている。

風の波でボートが少し揺れると、キャッハ♡♡♡と楽しそう♡

ボートが揺れる度に、ポニーテールも一緒に揺らぐ。

顔は水面の光が反射して、キラキラしていて、

まるでオシャレなスチール写真。

前髪の隙間からこちらを見上げる瞳は、真夏の太陽が映って眩しそう。

意識はしてないと思うが、片目だけのアングルがさらに似合う。


『白の無垢のTシャツ』


『濃い青いスリムのGパン』


『白色のスニーカー』


『濃い黄色で縁取られたボート』


『水面が光輝いた白に近い水色』


とにかく、コントラストが美しい。

写真コンペなら『夏の日の少女』の最優秀作品と言っても過言ではないのだ!

また、水面に映る姿が、

油絵で白と青のグラフィック調で出来たパズル見たいで。

【は~~可愛くて、、、綺麗】

と、思わず言葉が漏れてしまいそうな佇まいなのだ。


【ミキちゃん】は、とにかく、とってもとっても楽しそうで♡♡♡

一樹&小林くんのサプライズは大成功!!なのだ・・・・・

40分はあっという間!時間が来て、3人ボートを降りて


  「わたし、ボート乗ったのはじめて♡♡♡」


  「楽しかった~~♡♡」


なぜか?ドヤ顔の一樹&小林くんコンビ!!


  「なんか~~♡♡!凄く悪い事してるみたいだよね?♡♡!!!!」


  「じゃない!凄く悪い事してるんだよ♡♡!」


  「テヘッ♡♡♡♡」


  「フフフフフフ!!これで3人は、共犯者だな!」 アニメ出てくるボス風に


  「あ~~~!『かずくん』ズルい~~~♡♡♡!」


((オジサンという生物は、もう淡いベタな感じに、昇天しました))


その後は、人口で水の流れる渓流風の川で遊んで、


  「そろそろ、3時だし帰えろうか!!!」一樹が【ミキちゃん】と小林くんに


  「うん♡♡♡!夏休み毎日みんなで来たい♡♡♡!」


  「おれは、毎日でもいいぞ!カップらーめん!!」


  「ハハハ♡♡♡『コバっち』・少しアホ??♡♡」


(( オジサンは思うのです。小林くんは決してモブではないですよ!


              小林くんは決してモブのはずがないですよ!


              小林くんは決してモブ、、、、がんばれ!!!))


一樹は、現実主義です。

一樹は、現実主義と言われてます。

一樹は、現実に立ち向かってます。

一樹は、逃避に立ち向かってます。

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