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【 M1.1】推理RPGでストリートは進んだ!何で?・・・いつも楽しいイベント後・キツメの事故がある?の説


五十里 一樹・・・ってヤバイ・・よね?

暑い夏から季節は・・秋へバトンを渡す9月・・・のはずなのだが・・・

8月31日と9月1日に差がある訳がない・・・

暦が進むから・・・勝手に9月だから、少し涼しくなって来ましたね?と

言いたいのか?感じたいのか?・・・身勝手な話だ。

8月終わりで、少し気温が下がると、

『8月なのにもう涼しくなりましたね?』

情緒と言う事なんだろう・・・そう言う事は置いといて・・・


昨日、帰って来てから・・・家の中の空気が少し変なのだ・・・

いつもなら・・嫌味の一つは、母親朋子から・・・

「遅く帰って来て!」とか「くだらない事ばかりして来て!」・・・

どうしょうもない・怒り方なのか、一言があるはずなんだが・・・

至って・普通の表情で普通の会話をして普通に夕飯を食べて・・・

しかも、おじさん・おばさんの家での事は、一切聞かれなく・・・

あれ程!!父親誠一はあの家と付き合う事を許さないとまで言っていたのに・・

何も言われないし、何も聞かれないし、どうだった?とも・・・・

それが・・・普通でいいのだが、気持ち悪い・・・

でも、寝る前に母親朋子から何か言いかけられたが・・・自身にの事と思うが

言うのを止めた感じだ・・・・


そんな、違和感を覚えながらも・・・登校だ・・・家から出て外は・・・

まだ・まだ・朝から・・・アツイ・熱い・暑い・のだ・・・⤵⤵


今日から・・・小学生最後の2学期・小学6年生の2学期・・・・始業式だ!

学校の正門を通って、新しい上履きを下駄箱で出していると・・・

同学年の他のクラスの女子達が、明らかに自身を見ながら・・・

「ヒソヒソ・・・」と噂話をしている。時折、「♡えっ・・うそ~~♡」とか

「♡ホントに?・・・♡」などと聞こえてくる・・・

階段で4階まで上がって、教室に行く途中でもそうだ・・・5年生だと思う・・

学校の一番上の階は、5年生と6年生しかクラスの教室しか無い・・・

「マジで~~~」「・・・羨ましい」とか自身小学校に入学して以来・・・

縁の遠い言葉の数々を・・・聞いて・・・教室に入った・・・

自分の机は、窓際より一つ廊下側の一番後ろだ・・・そこには、昨日まで一緒に

旅行に行った仲間達がいた・・・近づいて行く・・・

 「おはよう!!『ヒデ』・・・おはよう『あや』・・・」

自然に・・・本当に自然に朝の挨拶をしたら・・・クラス内が、

異常なざわつきが、起きた。本当に・・・ざゎざゎ//ざゎざゎ・・・

??何でだろうと・・・思いながら席に着いた。2人は俺を取り囲む様に、

机の周りに立っ・・・『ヒデ』と『あや』から

 「・・・『かず』おはようなのだ」

 「♡♡♡・・・おはよう♡・・・『かず』!♡♡♡」

と言われた瞬間!クラス内の異常な、

ざわつきのボリュームが上がった!!最高潮を迎えた。そっか・・呼び方だ・・・

ざわざわ//ざゎざゎ・・ざわざわ//ざゎざゎ・・・

そして・・・少し遅れて教室に来た・・・・

今じゃ~~クラス内?学年内?学校中の【プリマドンナ】が大きな声で・・


 「♡♡おはよう!!『かず』♡♡」


と『かず』に挨拶しながら入ってきた!!その瞬間

ざわつきのボリュームが更に・・・上がった!!・・最高潮を迎えた・・・

・・・教室内の廊下側の前の方に集まってる女子達がこちらに、聞こえる様に

「本当に・・・でどっちなの?付き合ってるのは・・・」

「しかも!呼び捨て・・・略してる・・・」


また、教室の窓際の前方には・・・【小川修二】と【小笠原 美子】がこちらを

見ながら・・・ニヤ

 「・・・『ヒデ』これは、いったい・・・」

 「・・『かず』朝から、沢山聞かれたのだ。『みき』との事を・・・

  勿論、自分と『あや』の事もなのだ・・・凄い・・噂なのだ・・・」

 「♡♡・・・まぁこれはしょうがないよ♡『ヒデ』!!・・・私達は夏に・・

  その・・

  付き合い出したけど・・それほど注目される二人じゃないから・・・

  でも・・・『みき』はちょとね~~注目度が・・・ね♡♡」


教室中央の自分の机にかばんを置いて・・・

何となく空気を察した『みき』が・・・俺の机の方に近づいて来てる・・・

怪しい目をしてる・・・多分これ・・・

ダメな奴だ・・・と思った瞬間・・・


『みき』が俺に抱きついた!


【♡♡♡だめだよ♡『かず』~♡朝からスル~~~わ♡ね『かず』キャハ♡♡♡】


教室内の時計が・・・確実に・・止まった!!!

そして・・・抱きつきながら小声で耳元に・・・


 「♡♡♡最初が肝心♡これで説明いらないでしょう?(仮)の彼氏♡♡♡」

 「・・!!!」


『みき』が俺から離れたら・・・時がまた動き出した!!!


抱きつくと言っても・・大人の抱擁の感じではなく・・・

アメリカ映画でよく出てくる学校でのシーンの【軽いハグ】レベルの物だ・が

日本の小学生にはやはり、刺激が強すぎた・・・

そう言った世界は・・・あくまでも【別マ】の世界だけであって・・・

現実世界では・・・この国では・・・

そもそも、スキンシップのカルチャーが無い。そう言った男女の事は、

密かに包み隠す文化?が根強くある。風呂敷など兎に角・・・

【包む=隠す】と言った、よく言えば・・・情緒と言う事なんだろう・・・

ここは日本の小学校だ。やはり・・・


クラス内が・・・「きゃ♡♡」「オォーーー」「きゃ~~~♡♡♡」など

様々なリアクションに包まれた・・・


それを見ていた『あや』が・・・

 「♡♡・・・本当に普通やる?確かに昨日プールの更衣室で話してたけど・・・

  ・・『みき』・・・あなたって本当に・・・でも・・ありかも⁈♡♡」


 「♡♡♡・・テヘ・・♡♡♡」


 「♡♡クッ♡♡フフフ♡♡」「クッ!!クッ!!」「♡♡♡・・ハハハハ♡♡♡」 

 「・・・・・クッ!!クッ!!」

4人全員で大爆笑『!!ハハハハハ~~~・ハハハハハ』勿論・それを見ていた

教室内のクラスメートも・・・


「なんだよ~~それ~~~♡」「もう~~やだ~~♡」「ヒュ~~♡」

「朝から見せつけんなよ~~~♡」「お前らやっぱりそう~なのかよ♡」

『!!ハハハハハ~~~・ハハハハハ』


などと好意的に捉えられて、しかも爆笑付きだ♡・・・流石だ・・・

これ程までに、教室内の空気を一瞬で・・・自分の物に出来るその・・・

勇気と才能に、ただ・ただ・・・関心させられた・・・

差し詰め【プリマドンナ】である能力の一部と言った所だろう・・・

これなら・・・今日中に俺と『みき』の噂は・・・・噂では無く

【二人が付き合っている事実】をみんなに認知されて、あえて自分達が

【二人が付き合っている事実】の説明を噂と思っている人に要らなくなる。

(仮)の彼氏彼女・二人の完成形と言っても過言ではない!!

でも⁈

一部の教室の窓際の前方の奴らには・・・面白くない話しだ⁈

話題を持っていかれる事、自体がつまらない話しなのだ・・・

なんせ・・・クラス内カーストトップ集団だ。しかも、そのリーダーは

『みき』の事が好きな【小川修二】なのだから・・・


校内放送で・朝の始業式と朝礼を行うので児童は校庭に・・・とアナウンスが・・・

今日は始業式なので・・・校長先生の話しは長めだ・・・ようやく・・・

校庭での始業式と朝の朝礼が終わり・・・低学年の児童から教室に戻り始めた頃、

うちの担任の正義先生がマイクで・・・・

「6年2組の五十里・小林・出雲・三上は、教室に行かず職員室に来るように」

と言われた。朝礼は背の順で並んでるから見える。自身は一番後ろだ・・・

【小川修二】と【小笠原 美子】は身長は低い為、前の方に並んでいるが、

こちらを見て【ニヤついてる】のを見逃さなかった。勿論、取り巻き連中もだ・・・


下駄箱から職員室に行くまでに・・・

 「♡♡・・・一体何なのかしら?職員室に呼び出しなんて・・・♡♡」

 「♡♡♡・・・!もしかして?・図書室の本。返してないの・バレた?♡♡♡」

 「それ!!『みき』だけな!!」

 「その事だけなら・・・『みき』だけ・・呼ばれるのだ」

 「♡♡♡・・・じゃ~何でこの4人なの?・・・♡♡♡」

 「♡♡・・・『みき』・・何かした?・・♡♡」

 「『あや』それでも『みき』だけなのだ・・呼び出しは」

 「♡♡♡・・・!何で?みんな・私が何かした前提なの?ん~~もう♡♡♡」

 「クッ!!クッ!!」「・・・・・クッ!!クッ!!」「♡♡クッ♡♡フフフ♡♡」

 「・・・でも、そうでも無い見たいだぞ!!あれ・・・見ろ・・」


職員室から出て来た【小川修二】と【小笠原 美子】がいた・・・すれ違う時

 「・・・お前ら終わりじゃね~~!完全に!!クックッ!!」

 「・・・いい気味!!調子に乗ってると・・こうなるって事なのよフッフッ」


職員室に入ると・・・ざわついて、異様な雰囲気が伝わる。しかも、先生達が

自分達に向ける視線が・・・何かヤバイ物でも見る様で・・・でも

怒ってる感じもする・・・形容し難い空気だ・・・

 「お~い!お前ら、こっちの校長室に来い!!」

と、教頭先生と担任の正義先生が手招きしている・・・校長室に4人入ると・・


 「・・・この子達ね・・小学生だけで泊りに行ったのは!!・・・

  しかも・男女二人きりだけなんて。不潔!不純異性交遊だわ!・・・

  どうする?おつもり?校長先生・教頭先生・・・そして担任!」


と、おばさん特有の凄い剣幕で捲くし立てられた・・・そのおばさんは・・

【小川修二】の母親でこの若葉台小学校のPTA会長だ!

余りの迫力に圧倒される呼び出しを受けた4人だった・・・・・教頭先生が


 「まぁまぁ・『小川会長』。一応この子達の話も聞かな・・・・」

 「!!!何を悠長な事を言ってるの!!

  うちの息子【修二ちゃん】が言っていたでしょう!

  この4人が、2組・別々に男女どうしで!泊りに行ったて!

  まだ小学生なのに!

  プールと天体観測に・・・まったく親の顔が見たいもんだわ!!」

 「・・・『小川会長』それでも、一応当事者に確認をしな・・・・」

 「!!まだ、分からないの!!さっき『小笠原さん』からも聞いたでしょう!

  まったく!何を聞いていたの?教頭先生は!これだから・・この学校は!」

 「それでも・一応は確認はしな・・・・」

 「証拠があるのよ!うちの息子【修二ちゃん】と『小笠原さん』が見た!

  と言う証拠があるのよ!!聞くまでもないわよ。こんな子達に!それとも何?

  息子の【修二ちゃん】が私・ママにウソでも付いたとでも言いたいの!」


ダメだ・もうダメ・絶対もうダメ・ダメだって!!

その肩を震わせるの・・・みんなもう少し、我慢しようよ。

特に『みき』ヤバイって!

まばたき禁止ゲーム見たいに、さっきから・・・まばたき・・してないよ。

『あや』⁈そんなキャラクターだったけ?【笑いながら怒る人】のマネ・ダメだよ

ここ、一応学校で一番偉い人の部屋・校長室だよ。

『ヒデ』何だよそれ!そのスッテプ!今にでも【変なおじさん】の登場か?

「・・・・・クッ!!クッ!!」「・・・・・クッ!!クッ!!」

「♡♡クッ♡♡フフフ♡♡」「♡♡♡・・ハハハハ♡♡♡」

4人同時に顔を見合わせ一斉に・・・・『!!ハハハハハ~~~・ハハハハハ♡』


校長先生は何やらコピーされてた書類見たいな紙に目を通している。

「・・・・・・」

教頭先生は困り果てている

「・・・・・!!!」

担任の正義先生は下を向きながら、聞こえない様に

「・・・・・クックックッ・お前ら・・やったな!!・・クックッ・後でしばく!!」

若葉台小学校PTA会長の【修二ちゃん】のママは更に

「な・な・な・何なのこの子達は!!本当に失礼な子達ね!!!!!

 自分達のした事の意味?分かってないの?あなた達は大変な・・・

 その・・・不純異性交遊をしたの!分かる?・・・

 学校側の責任とこの子達の親も含めた・・・責任・・そう責任

 どう?責任を取るつもりなのか?聞きたいですわ!校長先生!!」


暫く・場の空気の温度が下がるの待って・・大きな間を取り・校長先生が・・


 「・・・『五十里くん』この【しおり】は君が考えて作ったのかね?」


何で・・・あの旅行の【しおり】を・・いや正確にはコピーを校長先生が・・

持っているんだ?もしかして?4部しか作らなかった。なのに?はっ!!

正義先生を見ると・・・下を向きながら・・笑いを堪えてる・・やっぱり!!

 「・・・何でですか?校長先生?」

 「・・・ここに【プランナーBy五十里 一樹】と書いてあるから、君が

  企画したのかと・思ったんだが・・・違うのかね?」

 「・・はい!企画と言うほどの立派な物ではありませんが・・原案は僕が

  考えました」

 「・・・【しおり】?校長先生今はそんな事・話していませんわ!!!

  責任をどうするかを・・・・・」

 「!私は今!この子達と話している!少し黙って聞いていて下さい。

  『小川PTA会長』!!]

 「ッ・・・・・!」

 「・・・原案?と言うと、どういう事だね?・・・『五十里くん』?」

 「元々は・・・自分のおじさん・おばさんの家に・・・・・・」

と・・・・旅行に行くまでの経緯とその【しおり】が完成するまでの事など・・・

細かく具体的に・・・勿論、行動予定のスケジュール時間や見学ルートなど

4人全員!みんなで調べて作った事を説明した。そして、実際に行って来て、

事通り無く・みんな無事で・楽しく勉強し遊んで来た事を話した・・・

ここにいる・・・全員の大人達に・・・・

 「・・・それで・・もう一つ質問していいかね?『五十里くん』?」

 「はい」

 「この【しおり】の表紙だが・・・これはコピーなんだが?誰が?考えて

  作ったのかね?しかも・・・このキャッチコピー

  【ラスト・サマー・バケーション/スタンド・バイ・ミー】

  【Last summer vacation/Stand by me】

  【最後の夏休み/「私の側にいて」】

  なんて・・・よく考えられてる・・・感心してしまうのだが・・・」

 「・・・表紙のデザインを担当したのは、三上さんで・・・

  キャッチコピーを考えたのは小林くんで・・・

  プランを一緒に考えたのは、主に出雲さんと自分です」


ここにいる・・・全員の大人達・一人を除いて・・・みんな感心してる・・・

 「・・・ッ!こんな【しおり】で騙されないわよ!!証拠があるの・

  目撃した証拠があるの!こんな、いい加減なもので・証拠にならないわ!

  大人は騙されないわよ!!!本当に・この子・生意気な子だわ!!」


大きな間を取り・校長先生が・・・

 「・・・『小川PTA会長』がそう言っているが・・・どうなのかね?

  目撃された証拠があるといっているが・・・証言と言うのが正しいと

  思うが・・・

  君たちに4人で行った証拠は・・・あるんだろう?・・君たち?」


『あや』と『みき』が校長先生の質問に直ぐに・・・

答えようとしようとしたが・・止めた。

 「♡♡・・・『五十里くん』・・♡♡」「♡♡♡・・『かずくん』♡♡♡」 

 「ほら!見なさい!証拠なんて・ある訳ないわ!まったくいいかげんな子達!」

今度は、俺が・・・・ 大きな間を取り・・担任の正義先生に・・

 「先生!今年の運動会。うちのクラスのスローガンは、なんでしたっけ?」

 「・・・ん?今年は

 【負ける事を恥じるな!負けから学べ!そして勝利せよ!】だが、それが?」

 「校長先生・・・僕は・・・

  自分の大切な友達が不純異性交遊と言う侮辱を受けました。

  それは、負けに等しいです。悔しいです。

  しかも、女の子がその中にいます。

  そして、学びました。勝たなければ、この誤解と侮辱は晴らせないと!!

  だから、負けません。勝利します。

  先に言っておきます。これは、校長先生が聞いて来たんですからね」

 「!!『かず』程々にな!!」「♡♡ニコ♡♡」

 「♡♡♡行け!!(仮)彼氏♡♡♡」

こう言う時の『ヒデ』は感がいい!!いつもながら流石だ!しかも『みき』もだ!!

 「・・・ッ!本当にあなたは、生意気な子ね。親の顔を本当に見たいわ!」

 「今日は・・・

 【小川君】のお母さん?ですか?それとも、PTA会長のお立場ですか?」

 「・・・・!本当に生意気な子ね!PTA会長に決まってるでしょう!」

 「分かりました。それでは、PTA会長に聞きます。児童二人の目撃証言からの

  情報だけで、この学校の児童を不純異性交遊と決めつけて、もし?

  事実でなかった場合の事は、考えなかったのですか?PTA会長」

 「・・・ッ!いちいち感の触る子ね!それは何?うちの【修二ちゃん】と

  『小笠原さん』が嘘を言ってるって事なの⁈そんな事ある訳ないじゃない」

 「それが、誤解と言う可能性は考えなかったのですか?」

 「・・・ッ!ムカつく子ね。嘘じゃないんだから、考えないわよ。それに

  実際、泊まって帰きたのだから、動かぬ証拠じゃない!」

 「男女二人のペアじゃなく、男女4人の組合せは、考えなかったのですか?」

 「・・・・ッ!別々に『小笠原さん』が会ったって言うから・・・!」

・・・・終わりだ・・・もう逃がさない・・・覚悟してくれ!

 「では、確認はしていないのですね?PTA会長」

 「・・・・ッ!本当にムカつく子!してないわよ!!・・そう言ってたから」

 「確認もせずに、この学校の児童4人を不純異性交遊と決めつけた。

  ましてや、児童を守る側の立場の人が、信じられませんね。

  PTA会長と言う立場を理解しているとは、到底考えられませんねPTA会長」

 「・・・・ッ!もう本当に!ムカつく!何が言いたいのよ!あなたは!」

 「先ずは僕たちに謝って下さい。そして、僕たちの親にも謝って下さい」

 「・・・ッ!なんで私が謝らなくちゃいけないのよ!本当にムカつく子!」

 「まだ理解しておられないのですか?PTA会長以外皆さんは分かってますよ?」

 「・・・ッ!何がわかってるのよ?」

 「僕たち小学生男女4人とその保護監督して頂いた自分の親戚が一緒にいた

  証拠があるのを・・・証明できる写真がある事をです」

 「・・・・・・ッ!そんなの・・・あるの?写真」

 「あれだけ証拠・証拠と言ったのですから、それなりのお立場ですよね?

   PTA会長と言うのは?どうなんですか?」

 「・・・・・ッ!」

ここいらで、手打ち感を出して来た校長先生が

 「ホ・ホ・ホ・ホもういいじゃないかな?【五十里くん】・・・」

 「・・・・!」

 「ダメです。誤解は写真をPTA会長に見せれば、解けます。でも、

  僕と僕の友達が不純異性交遊と言う侮辱を受けた事の謝罪はまだです」

 「・・・ッ!本当にムカつくガキね!あなたわ!校長先生がそう言ってるの

  聞こえなかったの」

 「・・・!」

 「きっと、クラスに戻ったら、自分達は不純異性交遊をしたと・・・

  レッテルが貼られています。男子ならまだ良いです。女子が・・・そんな目

  で見られるのは、我慢なりません。これから、一緒に教室に行ってみんなの

  前で、謝罪して下さい。

  【私とその息子と『小笠原さん』は、この4人の事を誤解で

不純異性交遊をしたと決めつけました。申し訳ございません】と、

   よろしくお願いいたします」

  「・・・・!!」「・・・!!!」「・・・・ッ!」

ここで、手打ちだ!!・・・もう、戻れまい!!覚悟した感の校長先生が・・・

 「ホ・ホ・ホ・ホ・・お見事だ『五十里くん』だが・・・詰めがまだまだ。

 『小川PTA会長』。ここはあなたのお立場もあるでしょう?流石に・・・

  勘違いでした。ごめんなさい。と言えないでしょう?なので・・

  私が教室に行って、いや校内放送で今までの話しをして、誤解をした事。

  確認しなかった事・全校児童に謝罪するでは、どうですか?・・・

  PTA会長の小川さん?」

 「・・・・。お願いします。校長先生。すみませんでした」

 「しかし・・『五十里くん』!よく女の子の立場が理解できたな。その

  レッテルは絶対にダメだ。久しぶりに骨のある子を見させてもらったよ

  ホ・ホ・ホ・ホ・・・所で君たち4人に相談なんだが・・・・・」



((オジサンは知っているよ!相手に適当な逃げ道は・・ないと。ヤバイ事を))



想いを寄せてる仲間達を守る為には・・・いくらでも・・・ヤバくなれます・・

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