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【 L1.2】推理RPGでストリートは進んだ!攻略の為の鍵は揃った!後はアイテムを駆使し行くだけ説


『かず』&『ヒデ』は、女の子が上手に男子を持ち上げてる事知ってますか?

電車で最寄りの駅から川越駅まで、約40分で着く。途中急行に乗り換えれば、

7~8分は早く到着する。急いでる場合とか通勤・通学なら乗り換えて、少し

でも時間短縮を考えそうするのだが、【このしおり】には、その案内はない。

その必要がないのだ。急ぐ必要もないし、なんせ、この4人だ。一緒にいるだけで、

その時間7~8分は楽しい思い出になってしまう。電車内で・・・

 「♡♡ね~『かずくん』一つ聞いてもいい?♡♡」

 「何?『あやのちゃん』?」

今日の『あやのちゃん』のファッションは、下から・・・

白のナイキ エア フォース ・ナイキのマークも白

濃紺の七分丈のデニムパンツ・ ストレッチ ジーンズ

Tシャツは黒の無地。のけぞるとお腹が少し出てしまうタイプで袖は長め

髪型はシンプルなボブカット♡

DAYバックはアウトドアプロダクツのシンプルなレッド

全体的には、スタイリッシュで決めてる。

流石だ!!【このしおり】の表紙のデザインをしたチーフだ。トータルバランスに

センスを感じずにはいられない!カッコイイのだ。

 「♡♡【このしおり】の小江戸散策の順番と言うか、まるで行った事が

  ある様な感じ?・・・ん~~説明に何か映像が見える?感じに、

  なってるのは・・・なんで?♡♡」

 「・・・まぁ~そう感じて貰えたのは、素直に嬉しいよ。多分・・・

 【このしおり】のそもそもの出発地点は、みんなの親に説明して安心

  して貰うって事だったでしょう~」

 「♡♡うん♡♡」

 「【このしおり】に目を通した大人が安心するってなんだろう?って

  考えたんだ。元々は自分の親に説明する為の物だったから・・・」

 「♡♡ふ~~ん。親が安心ね~それで?♡♡」

 「先ずは、計画に無理がない事を確実に理解してもらう事。

  お金と行動時間が合ってないと、これは無理でしょう?って

  思われたらね~」

 「♡♡それはね~よく言われる奴だよね♡♡」

 「そこは、押さえておいて・・・【このしおり】を見た親が・・・

  行って見たいと思わせる?事にしたいと思ってさぁ~~」

 「♡♡読んだ人が行って見たいか~~旅行のパンフレット見たいに?♡♡」

 「そう!でも、パンフレット見たいに、写真の挿絵とかは小学生には

  ちょっとハードルが高いし、無理!!!」

 「♡♡『かずくん』それ、ママの仕事!広告会社のデザイナーなの♡♡」

 「・・!!『あやのちゃん』のお母さん、デザイナーなの⁈凄い・・

  だからなのか・・・あれだけの知識とセンスがあるのは!」

 「♡♡・・!センスなんて‼私なんて、全然まだまだ!♡♡」

 「いや~【このしおり】のレベルを上げたのは、絶対に表紙だって!」

 「♡♡・♡・♡・⤴まぁまぁそれは、おいといて♡で、どうやったの?♡♡」

 「行動予定の小説を書いたんだ・まぁ作文に毛が生えた物だけどね」

 「♡♡!!!!パパは小説見たいだって言ってた!本当だ凄い

 『かずくん』大人に認めらたって事だよ~♡♡」

 「・・・まぁ、それは素直に喜ぼうと思うよ。俺の意図が伝わった事は

  本当みたいだからね」

 「♡♡後ね、ママがね~『いかりくん』の頭に具体的な映像があると思う

  って言ってたの⁈始めに戻るけど・・・どうして行った事ないのに、

  具体的に書けたの?『かずくん』」

 「それは・・・そこの、自称アイドルに聞いた方がいいよ」

電車のベンチシートに座って、テンションが異常に高い!!!!!!

 「♡♡♡♪♪無限大な(仮)彼女の~可能性は♪~~~無限大♪~♡♡♡」

 「ハイ!ハイ!それそれそれ!ハイ!『ミキちゃん』~~~!」

 「♡♡♡♪♪無限大な私の~妄想ボックスも無限大♪~無限大♪~♡♡♡」

 「それ・それ・それ・GOGOGO!レッGOー『ミキちゃん』~~~!」

 「♡♡♡ん?『かずくん』も一緒に歌う?♡♡♡」

 「だめなのだ!!『かず』は『ミキちゃん』の親衛隊なのだ!!俺側なのだ」

少し⁈かなり⁈完全に⁈・・・呆れてる『あやのちゃん』が

 「♡♡・・・・⤵⤵何を聞けば⤵⤵いいの?『かずくん』♡♡」

 「あの歌の歌詞!妄想ボックスも無限大と可能性は無限大って所だよ」

 「♡♡・・????♡♡」

 「要は、ただの妄想なんだよ。まぁ【妄想ボックス】ってのは・・・

 『みき』のオリジナル?で、妄想の可能性は限りが無いって事で、

  小江戸の冊子を見たり、特に写真を見て感じた事を一人称で書いた

  だけなんだ。まぁその建物の木の匂いとか、生えてる草の香りとか、

   まぁ小説って、気持ちの描写とか風景の描写とか多いでしょう?」

 「♡♡うん。そうだけど・・・♡♡」

 「今回、川越氷川神社に行く事にしてるでしょう?」

 「♡♡・・・うん♡♡」

 「そこに風鈴のトンネルがあって・・・・

  その風鈴の音はこんな感じで鳴ってるのかなぁと想像で描写したり

  音の表現って難しいけど・・・【このしおり】を見た人が・・・

  そこにいるかも?聞きたいかも。って気持ちにさせたくって・・・

  要は、描写で【誘導】した事になるのかなぁ~」

 「♡♡・・!!『かずくん』・・ヤバイよ!ヤバイよ!ヤバイよ!♡♡」

 「・・・『あやのちゃん』それ!!ヘルメットがスイカの人!!」

 「♡♡もう短編小説じゃん!広告を超えてる。宣伝じゃない!

  ママも言ってた!読者を上手く誘導してるって!♡♡」

 「!!!そんな大層なものじゃないよ・・・・俺はただ想像で・・・」

 「♡♡それがヤバイのよ!『かずくん』!!」

 「なんで・・想像がヤバイの?」

 「♡♡だって、本当にそうなってるかは、別で、イメージが出来るって

  本当に凄い事なんだよ!私、ママから少しづつデザインの事を・・・

  教えて貰ってるんだけど・・・この色とこの色でレイアウトすると

  とか、頭の中で【絵になる】って、本当に難しの、中々できないの・・

  なんで?『かずくん』には見えるの【絵】が・・・・♡♡」

 「・・・多分・・家にあまりお金がないからかな?」

 「♡♡・・・・?♡♡」

 「家で?家族であまり、遠くに出かけた事もないし、色んな所に行った事

  ないから・・・テレビとか雑誌で想像でそう言う所に行った事に・・

  妄想してたから・・かな?・・いつも」

 「♡♡そうなんだ・・・何かごめんね⤵⤵変な事聞いちゃって・・・♡♡」 

 「うん・うん!俺自身は気にしてないし、親と一緒にどっか行くってね。

  ピンとこないしね!!こうして、1泊2日で近い所だけど・・・

  みんなと旅行に行けるなんて、今の親と色な所に行くより

  数倍いいんだよ!!『あやのちゃん』!!」

 「♡♡・・・!それなら・・・よかった♡これからも、いっぱい計画して

  みんなで色々な所、行こうね♡未来のヤバイ小説家!!『かずくん』♡♡」

 「・・!!『あやのちゃん』いくらなでも・・・ヤバイ小説家って・・・

  それと・・・本当にヤバイのは・・・・」

  

「♡♡♡♪♪無限大な(仮)彼女の~可能性は♪~~~無限大♪~♡♡♡」

「ハイ!ハイ!それそれそれ!ハイ!『ミキちゃん』~~~!」

「♡♡♡♪♪無限大な私の~妄想ボックスも無限大♪~無限大♪~♡♡♡」

「それ・それ・それ・GOGOGO!レッGOー『ミキちゃん』~~~!」


 「♡♡・・・・そうかもね⤵⤵♡♡」「・・・・・でしょう⤵⤵」


【次は、川越~~次は、川越~~!お忘れ物が御座いませんよう。次は~】


電車を降りて駅を出ると・ムッと熱波が押し寄せる!!電車内がエアコンで空調

されていたので余計にだ・・・しかも午前10時と言うのに、容赦なく日差しが

強く、クレアモールのアスファルトとタイルからの空気が・・・・

ユラユラと蜃気楼見たいに揺らぐ・・・空は・・・・雲が全くない!!

 「・・・・『かず』ヤバイのだ!!・・・これは暑すぎるのだ。ふ~~」

 「確かに!ここまでの暑さは、予想してなかったな!!流石に⁈・・・」

 「♡♡♡私は・・・全然平気♡夏って大好き♡まさに・青春って感じ♡♡♡」

 「♡♡・・・『ミキちゃん』元気よ過ぎ⤵⤵私も夏は好き♡・・・・

  夏の色って・・白に近いブルーがイメージ出来て好きなの⤵⤵でも・・

  流石に暑すぎるかな⁈・・・これは⤵⤵流石に・・・♡♡」

少しテンションが落ち着いた・・・・多分、

MAXの元気絶好調の『みき』のファッションは・・・

上から・・・・

今じゃ『みき』のトレードマークのポニーテール

リボンはラメ入りの濃紺

ホワイトの鹿の子ポロシャツ・ラルフローレン

膝上のミニのチェックスカート・多分バーバリー

素足のからのスニーカーは黒のニューバランス・Nのマークはグレー

DAYバックは黒のNORTH FACE

何か女子高生見たいな、少し背伸びしたコーディネートだが・・・

小学6年生12歳とは言え、マッチ棒体系ではなく、出る所は出て、

年齢を答えたら、「えっ?」って驚かれるレベルだ。それに

体に乗ってる顔のポテンシャルが違うので、違和感がない。

姉の『ななちゃん』の影響が強いのかもしれない!!

 「♡♡♡さ~~みんな元気に行こう!♡♡♡」 

 「♡♡♡・・・・・・って、最初は、どこからだっけ?『かずくん』♡♡♡」

 「・・・・!『みき』しおり一緒に作ったよね?覚えてないの?・・・」

 「♡♡♡ん?デザートは、男性がエスコートする事に決まってるの♡♡♡」

 「・・それ!デートな!!しかも、デートってあのな~『みき』」

 「で?『かず』どこに行くのだ?」

 「!!『ヒデ』もかよ!」

 「もしかして?・・・『あやのちゃん』・・・も?」

 「♡♡ニコ♡♡」

 「そんなスマイル・・・⤵⤵」

 「『かず』・・俺も『あやの』も宿題に集中していたから・・すまんのだ」

 「・・・最初は・・・・」


本丸御殿は川越駅から、徒歩30分くらいで着く。後で、小江戸の街並を楽しむ為

あえて、別のルートで向かってる。道中食べ歩きの誘惑が多すぎて、予定の

タイムスケジュールに支障が出るからだ。

川越城跡の本丸御殿は日本100名城にも選ばれている。

江戸時代には川越城を中心に城下町が出来て、小江戸と呼ばれる様になった。

川越城下は商工農の中心で、米、小麦など物産品を集め、新河岸川を通って

江戸運ばれた。自分達の住んでるエリアにも新河岸川はあるが・・・

余り綺麗な川とは?昔は綺麗だったのだろう・・・

ちなみに、中学生以下は入場料無料だ・・・・・

 「♡♡迫力あるね!風格。あるよね玄関・・・♡♡」

 「そうなのだ!!テレビの時代劇そのまんまなのだ!」

 「♡♡♡早く入って見ようよ『かずくん』♡♡♡」

 「そうだね!中も気になるね」

玄関入口から、奥に進むと・・・

 「♡♡♡廊下!広いね~~『あやのちゃん』見て~♡♡♡」

 「♡♡本当だ!しかも、天井高いね~♡♡」

 「♡♡ん?ここ・・・涼しい♡♡」

 「♡♡♡風が通りぬける・・・自然の風っていいよね♡♡♡」

 「・・・『かず』?ここが本丸って事は、領主も通ったでござるか?」

 「・・!ござるってなんだよ⁈」

 「ここの雰囲気に合わせたので・・・ござる」

 「クッ!!クッ!!」「♡♡クッ!!ふふ♡♡」「♡♡♡ハハハハハ♡♡♡」

更に進むと、家老詰所がある・・・

 「♡♡♡『かずくん』ここって!・・・【お主も悪るよの~越後屋】って

  言う所?・・・天井裏から覗いて見てる?忍び♡♡♡」

 「・・・!それ水戸黄門でござる!!出雲殿」

 「クッ!!クッ!!」「♡♡クッ!!ふふ♡♡」「♡♡♡ハハハハハ♡♡♡」

 「♡♡♡何~~それ!出雲殿ってハハハハハ♡♡♡」

 「・・『みき』。ここに働いていた人のオフィスだよ」

 「♡♡♡『かずくん』それ・雰囲気台無しだよ~♡♡♡」

 「『かず』そうでござるぞ!雰囲気は大事なのだ」

 「♡♡クッ!!ふふ♡♡」「♡♡♡ハハハハハ♡♡♡」

順路の最後に、36畳ある広い大広間がある・・・・・

城主と接見する為の待機するための部屋だ

 「ここは凄いな!!広い」

 「♡♡♡学校の体育館のバスケコートくらい?あるよね♡♡♡」

 「♡♡本当に広い!でも・・・掃除大変そう!!♡♡」

 「三上殿!そこを心配するのでござるか?」

 「♡♡クッ!!ふふ♡♡ハハハハハ♡何それ♡小林殿!」

 「・・・!!グッこれは1本取られたのでござる」

 「クッ!!クッ!!」「♡♡♡ハハハハハ♡♡♡」

 「♡♡♡でも?何でこんなに城主と会う為に・・・・・

  待ってるだけの、部屋がこんなに広いの?♡♡♡」

 「まぁ多分・・・大きい病院で医者に診て貰う為に・・・・沢山の患者を

  待たす為に、大きな待合室が必要だったと同じかな」

 「♡♡♡『かずくん』それも・雰囲気台無しだよ~分かりやすいけど♡♡♡」

   

本丸御殿を出て、近くの自動販売機でドリンクを買って、ベンチで休憩してる

流石に、暑い!熱中症にならない様に・・それに、まぁまぁ駅から歩いてる・・・

『みき』と『あやのちゃん』はトイレに行ってる・・・

 「凄かったのだ!!中々見れないのだ。これは、社会科見学なのだ!!」

 「お~~『ヒデ』現代に帰還したのか?」  

 「勿論なのだ!!あの調子でボケとツッコミは辛いのだ『かず』・・」

 「まぁ~~そうだな。切れが悪くなるよな」

二人が戻って来て・・・

 「♡♡♡で。次のデセールの行先は?『かずくん』♡♡♡」

 「・・・!それ!!フランス語な⁈しかも、デザート!!デートじゃない?

  ん?ん?どう言う事?」

 「♡♡♡やっぱりデートだ♡『かずくん』って・・・・・やっぱり

  照れ屋なのね~キャハ♡♡♡」

 「♡♡クッ!!ふふ♡♡ハハ♡♡」

 「・・・・『ミキちゃん』腕を上げたのだ・・・」

 「ツッコミのフランス語までは、良かったんだけど・・・⤵⤵」

 「♡♡♡さ~~また!!みんな元気に行こう!♡♡♡」


((オジサンは・・・有給休暇を取ろうと思います。明日また来ます・・・))


『かず』&『ヒデ』は、まったく・・・です。

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