【 J1.2#】推理RPGでストリートがやっと進んでも、サブストーリーの影響が出て推理が停滞する説
ヒュ~~~~~~!!!ドーン⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂パチパチパチパチ
『小川修二』と『小笠原美子』二人がメインの・・・・
クラス内最大派閥カーストグループとの小競り合いの後・・・・
参道奥の境内近くに飲食が出来るテーブルが数脚あり、
そこに4人はいた。
関係者のテントが近くに有り『小川』が早まった行動しても、
抑止力が働く場所でも有り、
みんなで屋台で買った【たこ焼き】を食べてる。
「♡♡『ヒデくん』歯に青のり付いてるよ~♡♡」 んが、モグ、もぐ
「『あやのちゃん』取れたかな~?見てくれなのだ」
「♡♡ん~見して・・ん・取れたよ♡♡」
「ありがとうなのだ」
いい感じになってるぞ!!!直接『ヒデ』ではないが、いわゆる・・・・・
吊り橋効果ってやつだ。
緊張や恐怖などによってドキドキする気持ちが、
2人の告白に向けていいスパイスになればいい!!!
本当の効果は、違う事は知っている。
緊張や恐怖などによって
一緒にいる人間への恋愛感情によるドキドキ感だと
勘違いさせる心理効果
だと言う事も。
でもあの時の俺と『ヒデ』の会話で4人の緊張感は
出たはずだ。
そして、あんなマジな『ヒデ』の声のトーンは、きっと
『あやのちゃん』は初めてだったと思う。
お笑いだけのひょうきん者ではなく
少しは男らしい感じも有る所を見たと思う。
なんせ二人の大切な一大イベントなのだ。
あらとあらゆる事は、二人の為に
スパイスに変えてやるぞ!!! 食べ終わって一息ついてる。
『ヒデ』が思い立った見たいで・・・・・
「金属バットでどれだけ力を入れれば、窓ガラス割れるか知ってるって
これは、脅しの様で脅しではないのだ」
「♡♡♡そうだね~♡♡♡」「♡♡言葉だけだと、そうだよね~♡♡」
「・・・・」
「お祭りを誰の許可で来たかとの質問に、誰の許可がいるんだと質問で
返した。許可は必要ないとからかわれた」
「♡♡♡そうだね~♡♡♡」「♡♡言葉だけだと、そうだよね~♡♡」
「・・・・」
「PTA会長の『小川』の大切な母親に許可が必要かと思った。少し
揶揄はしてるが必要かと思った事を伝えた」
「♡♡♡そうだね~♡♡♡」「♡♡言葉だけだと、そうだよね~♡♡」
「・・・・」
「ここまでは、『かず』は相手の質問に答えてるだけなのだ。
疑問に感じた事は質問してるだけなのだ」
「♡♡♡そうだね~♡♡♡」
「♡♡言葉だけだと、そうだよね~♡♡」
「・・・・」
これは・・???もしかして『ヒデ』!!!【
もう一人の自分】降臨中だったか!
そうだよな⁈『あやのちゃん』の事で緊張しない様に、
ずっとそうだよな・・・
忘れていたよ俺・・・・
「『かず』は、ふざけていないのだ。むしろ正確に相手に応えてるのだ」
「♡♡♡そう思う~♡♡♡」
「♡♡言葉を並べると、そう思う♡♡」
「・・・・」
「ふざけてるのか?との質問に別にふざけてないと答えてる。そして、
『小川』が許可とったのかと聞いてきたから答えたと伝えた」
「♡♡♡そうだね~♡♡♡」
「♡♡言葉だけだと、そうだよね~♡♡」
「・・・・」
「『かず』が『ミキちゃん』といつも一緒にいるからって調子に乗るのは
良くない事と言って来た」
「♡♡♡そうだね~♡♡♡」「♡♡言葉だけだと、そうだよね~♡♡」
「・・・・」
「『かず』は急に出雲と言われて一瞬誰れか分からなくなり誰と質問した」
「♡♡♡そうだね~♡♡♡」「♡♡言葉だけだと、そうだよね~♡♡」
「・・・・」
「ここまでは、全ての話しは、『かず』が『小川』に対して正確に相手に
応えてる。でも、この先からの会話が理解出来ないのだ」
流石『ヒデ』だ!!!こう言う時の感は凄いな・・まったく
「♡♡『ヒデくん』凄いね!分析力が名探偵見たい♡♡」
「♡♡♡何か?誰かさん見たいだね~~~~『かずくん』♡キャハ♡♡♡」
「・・・!!!」
《これは種明かしは、しないと収まらに所まで来てしまったようだ・・が》
「俺さぁ~最近ね、
学校の図書室解放利用してるんだよ毎日!家に
茶の間しかエアコン無くて、
自分の部屋で宿題や勉強してると暑くて
無理でさ~午後からだけなんだけど・・・明日、みんな来ない?
学校の図書室に!そうすれば今の解答編が分かるかも」
「♡♡♡私も行ってるの♡『かずくん』に宿題見せて貰ってるの♡♡♡」
「そこは教えて貰ってるな⁈」
「♡♡私も行く‼算数分からない所、結構あるから教えて~♡♡」
「俺は・・・・全然終わってないのだ⤵⤵どうしよう?『かず』」
「♡♡ハハッ~ハハハ『ヒデくん』まずいね~後10日しかないよ~♡♡」
「♡♡♡ピンチだね!!!これは『かずくん』のを写すしかないね♡♡♡」
「そこは教えてあげてな⁈」
何とか明るい雰囲気に戻したぞ!!!ナイスアシスト『ミキちゃん』!
流石俺の見込んだ???なんだ?多分、相棒なのかなぁ・・・それとも・・
『ミキちゃん』が何か指で数えてるぞ、
「♡♡♡『かずくん』私の事、4回『ミキ』って呼び捨てにしてたよね~
♡♡キャハ・・・ついに『かずくん』私の事・・・俺の・・・♡♡♡」
「じゃ~明日図書室に午後って事で!!!今度は屋台の輪投げやろうよ」
「♡♡♡『かずくん』また?スル~~~♡・・ホントにもう♡♡♡」
4人は小学生最後の夏休みを、お祭りを、
これでもか‼とぐらい楽しんでる。
『ミキちゃん』と『あやのちゃん』が輪投げで、二人とも
「♡♡♡あれ。可愛い~♡♡♡」「♡ホントだ♡かわいい~~♡♡」と
輪投げの景品を見てて、二人におねだりをされ・・・・
2回目でゲットした。
勿論、おのおの希望する欲しい可愛い人形の
リクエスト通りだ。その人形は,
一度目があったら、連れて帰りたくなる起き上がり小法師。
起き上がり人形だ。
転んでも起き上がり時々起き上がらない。
そんな場合は優しく手を添えてると
また、起き上がる。愛くるしい表情の動物と斬新なデザインで可愛い・・・
昔からある民芸品だ。
「♡♡♡キャハ♡何か~このトラの顔誰かに似てない『かずくん』?♡♡♡」
「♡♡『ヒデくん』このサルの顔、誰かににてるよね~?♡♡」
完全にいじられてる!!しかも似てるって言われれば、微妙に似ている・・・・
人形の顔は怖い顔ではなく、アニメキャラクターっぽいタッチで描かれてる。
「♡♡♡『かずくん』に取ってもらったこの人形、大切にするね・・・
この子の名前は・・・・・!『ミニかず』に決定♡キャハ♡♡♡」
「なんじゃ~それ⁈牛丼のサイズ見たいなネーミングは!!」
「♡♡♡え~だって、本当に小さくした『かずくん』見たいだもん♡♡♡」
「・・・・」
「♡♡♡それに、さっき『ミキ』って呼んだし・・・4回も♡♡♡」
「それは、関係あるんだ?何で?」
「♡♡♡いいの~『ミニかず』で♡♡♡」
「・・・・⤵⤵」
「♡♡ハハハ~『かずくん』は乙女心が分かってないな~♡♡」
「そう言う物なのか・・・『あやのちゃん』?」「♡♡うん♡♡」
「♡♡私は『ヒデくん』にもっらた人形は・・・小学生最後の夏休みの
思い出♡宝物として大切にするね『ヒデくん』!!・・・♡♡♡」
「♡♡この子の名前は・・・・『ミキちゃん』と被るけど『ミニヒデ』が
良い~♡この子、楽しそうに笑ってて、みんなを笑わせてる見たいで♡
それに、この子、倒れても起きるでしょう!!笑いで【すべって】も
何度でも笑わせるまでチャレンジしてる見たいでね♡♡」
「俺は【すべらない】のだ!!『あやのちゃん』!サルだけに!」
「ハハハ~~」「♡♡♡ハハハ~何それ~♡♡♡」
「♡♡ハハハ~上手い♡やっぱり『ヒデくん』と『ミニヒデ』だね♡♡」
4人共ゲラゲラだ。
流石だよ『ヒデ』!!
しかも自分で次の展開をスムーズに行く
様に流れを掴むのは!
お笑いを好きで研究してる『ヒデ』ならではだよ!!
2人のいい雰囲気は出来上がったよ・・・・
最後の仕上げだ『ヒデ』!!ラストシーンは今日の主役二人だ。
二人を引き立てる俺と『ミキちゃん』は舞台から捌けるよ!!
「『ミキちゃん』時間?そろそろじゃない?」
「♡♡♡うんそうだね♡♡♡」
作戦名【今すぐKiss Me】の合言葉。
俺か『ミキちゃん』どちらかが、
2人を見て【いい雰囲気】だなと判断したら、
『ミキちゃん』が家に帰らなければ
ならない事を話す段取りだ。
勿論、嘘だ。『あやのちゃん』に変なかんぐりを
感じさせない様に、
自然に俺と『ミキちゃん』が帰るシチュエーションにする
予定だ。
しかし、実はこれが一番難しい・・・はずっだた。けど今日は・・・
「♡♡え~~『ミキちゃん』帰っちゃうの?まだ一緒に遊ぼうよ♡♡」
「♡♡♡ん~~そうしたいんだけど、今日、夜におばあちゃんが来るの。
『恵美ちゃん』にあまり遅くならないようにって言われているの・・・
ごめんね♡『あやのちゃん』!!!♡♡♡」
「♡♡ん~~それじゃしょうがないね・・・寂しいけど♡♡」⤵⤵
「残念なのだ・・『ミキちゃん』」⤵⤵
「♡♡♡『かずくん』勿論、送ってくれるよね~♡こんな可愛い女の子を
まさか、一人で暗い夜道を帰さないよね♡『ミキ』の事・・・キャハ♡
それに・・『小川くん』や『小笠原さん』とかに、また会ったらね⁈
・・・・・どうしたら・・・いいか分からないし、怖いかな~♡♡♡」
「♡♡・・・!♡♡」「・・!」
「♡♡『かずくん』送って行って上げて!!
特に今日は向うのグループの人達多くて・・・・
何か嫌な感じがするし・・・お願い『かずくん』♡♡」
「・・・『かず』!今日はヤバイのだ。送って行くのだ!!!」
ここまでカモフラージュすれば、大丈夫だな。
『小川』すら使ってやる!!!後は、『ヒデ』と決めていた合言葉だ。
「・・・分かった。じゃ~『ヒデ』と『あやのちゃん』は、あの境内から
毎年観れる【花火】でも見物していってね!じゃ~明日図書室で・・・」
合言葉は【花火の見物】だ。ガンバレ!!!
しかし、今日の一樹はこれだけでは終わらない!!!
なぜならば、【あの約束】を
果たすのだ・・・・・・・
「♡♡♡『かずくん』これって・・・どこに向かってるの?♡♡♡」
自転車を予め氷川神社そばの公園に置いておいたのだ。
みんなで待ち合わせして
歩きでお祭りに来たので自転車では来ていない。
先に自転車で氷川神社のそばの
公園に来て、待ち合わせ場所まで一旦戻ってから、
みんなで歩いてお祭りに来た。
何でそんな回りくどい事をと思うが・・・・
サプライズはバレてしまったら、
サプライズにならないのだ!!そう!
今日もう一つのサプライズだ・・・・・・・
・・・・・夜道に二人乗りしてる自転車・・・・・
急がなければ・・・・始まってしまう!!・・・・・・
何とか暗い夜のままで・・・・・目的地に着いた!!! 階段を登る・・・
「『ミキちゃん』こっち!こっち!」
「♡♡♡・・・?ここは?♡♡♡」
「『ミキちゃん』早く!早く!」
「♡♡♡待って~『かずくん』♡♡♡」
2人とも・・・急いで登った階段の上・・・登りきった先は・・・
辺り一帯・・・真っ暗なマンションの屋上・・・・・・
2人とも息が上がってる! 少し落ち着いた頃に・・・・・
ヒュ~~~~~~!!!ドーン⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂パチパチパチパチ
ヒュ~~ヒュ~~~~!!!ドーン⁂⁂⁂⁂⁂⁂ドーン⁂⁂⁂⁂⁂パチパチ
ヒュ~~ヒュヒュ~~ヒュ!!!ドーン⁂⁂⁂ドーン⁂⁂⁂ドーン⁂⁂⁂⁂⁂
真っ暗な屋上が花火の眩い光で白く照らされた行く・・・
真っ暗な屋上が大きな打ち上げ花火で閃光の中に包まれていく・・・
真っ暗な屋上のコンクリートが花火の艶やかな色、赤や緑に染まって行く・・・
ヒュ~~~~~~!!!ドーン⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂パチパチパチパチ
ヒュ~~ヒュヒュ~~ヒュ!!!ドーン⁂⁂⁂ドーン⁂⁂⁂ドーン⁂⁂⁂⁂⁂
ヒュ~~ヒュ~~~~!!!ドーン⁂⁂⁂⁂⁂⁂
マンションの屋上から見上げる夏の夜空は・・・
満点の星空・・・そこに花火が打ち上がる!・・・
まるで・・・
どこまでも続く広い夜空で星と
花火がダンスをしてる様な・・・情景・・・
ヒュ~~~~~~!!!ドーン⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂パチパチパチパチ
ヒュ~~ヒュ~~~~!!!ドーン⁂⁂⁂⁂⁂⁂
辺り一帯が艶やかな色に照らされて・・・横顔のプリマドンナは・・・
その大きな瞳に・・・赤や青の光が映っている・・・
頬は・・・コンクリートに反射した眩い光の粒で・・・
綺麗に輝やいてる・・・
ヒュ~~~~~~!!!ドーン⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂パチパチパチパチ
ヒュ~~ヒュヒュ~~ヒュ!!!ドーン⁂⁂⁂ドーン⁂⁂⁂ドーン⁂⁂⁂⁂⁂
ヒュ~~ヒュ~~~~!!!ドーン⁂⁂⁂⁂⁂⁂
光っては・・・散って・・・光っては・・・散って・・・
花火で暗転が繰り返される。その度、浮かんでは消える姿は・・・
ステージでちょっと気取って微笑んでる・・・プリマドンナだ・・・
2人は花火とその情景を見上げてる・・・そして演目は終わって・・・
辺りは、また真っ暗な屋上に戻る・・・・・
夏の夜空には先程ダンスの情景は・・・もうなく、星空だけで寂しい・・・
でも・・・温かい・・・なぜ?
真っ暗の中・・・・・
『2人の手と手は互いに優しく包み合っている』から・・・・
ヒュ~~ヒュ~~~~!!!ドーン⁂⁂⁂⁂⁂⁂




