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【 I 1.4】推理RPGでストリートが進まないのは、出会っていない人が2人いる説

『かずくん』にとっての優しさとは何ですか?

『かずくん』には優しさは必要ですか?

『かずくん』は、親に何を望みますか?

『かずくん』には、親はどう見えますか?

早朝の荒川土手は清々しい。

少し都心から離れてるからなのか。

昨夜遅くにゲリラ的に雨が降った。

その影響か土手の上から、

荒川の河川全体を見ると靄がかかって、まるで雲海

土手の上を早朝ジョギングをしてる人が走ってる。

まだ、陽は高くない

  「朝は、涼しいな・・・・・まだ」

  「さて、行くか!!!秋ヶ瀬橋まで軽いライドだ!」


昨夜は夜10時前には、親戚のおばさんに家に着いた。

おばさんとおじさんがいた。

この家には子供はいない。出来なかったと聞いている。

そのせいもあって、一樹には『かーくん』と呼ばれ

小さい頃から、可愛がられていた。

おじさんとおばさんの家は、田んぼの

中の一軒家で、本当に周りは何もなく、夜は電灯も少なく暗い所だ。

勿論、農家である。今は、兼業見たいだ。農業の方は趣味みたいと、

おじさんが言っていた。  ピンポン~~~~奥から声が聞こえる・・・

  「!-----!!!」「どうしたの?こんなに遅く『かーくん』!!」

  「・・・・・・・」

  「・・・!」

一樹はおばさんの家に来たもの、何て説明していいか分からず・・・・

行けば何とかなるか⁈ぐらいの気持ちで来た、ものの何ともならず・・・

でも、一樹の目が腫れていて、涙で目が赤くなっていて・・・・

ただならぬ気配を、感じたおばさんが!!!


ただ・強く抱きしめてくれた・・・・


一体、どれくらいだろう?

人に抱きしめられるのは?記憶にない。

そりゃ赤ん坊の時などは、当然あるが、幼稚園の時すら親に抱きしめて

貰ってる記憶がない。

むしろ、幼稚園の先生にあったかどうかも?あいまいだ。

多分、本当は夏の夜だ。蒸し暑いはずだ・・・・・・でも

何て、温かいのだろう・・・

ただ、ホッとしてる。意識とは無関係に

一樹の頬を涙が流れる。声は出ていない・・・・・

そうだ、あの時と一緒だ!!!

一樹の記憶が鮮明によみがえる・・・・

あの、『ミキちゃん』との夏の日の・・・

バス停の待合室での出来事だ・・・・・

人の本当の優しさに触れると・・・・こうも心が癒されるのか?

安心するのか?なぜ?この感じを親からではなく、おばさんからなのか?

おばさんから言葉はない・・・・・なのにこの感じなのだ。

「これが、心に触れる事なのかもしれない」・・・・おばさんが明るく


 「さぁ~『かーくん』上がって!疲れたでしょう~~」

おじさんが、風呂から出て来て、何事かと玄関に・・・・

 「一樹君、こんな夜遅くにどうした?しかも、自転車か!!!」

おじさんも一樹のただならぬ気配を感じて・・・・

 「さぁ~早く上がれ・上がれ」


おばさんとおじさんの家の風呂は広い。

足を伸ばしても全然反対側に着かない

風呂に入る前に、

【クソども】と今日に至るまでの全てを、自分に不利になる

様な事もおばさんとおじさんに話した。

何も聞き返す事無く聞いてくれた。

説明し終わったら、風呂に入ってこいと・・・・・

勿論、今日は家にここに来ている事は連絡しないで下さい念を押した。

本当は連絡しなくては、いけない事なのだろうが、

「まぁ~~一樹君が遅くに来たから電話は

 遠慮したって言えば大丈夫だろう!」

「そうね~実際11時だしね~」

「それに、【出て行け】と言われて出て来ただけだしな!!!」

「それわね~そうよ」と了解してくれた。

やっぱり・・・・正解だった。ここに来たのは!!!つい独り言が

 「♡♡♡『かずくん』ナイス♡♡最高~♡♡♡とでも言うのかな?」

 「グットジョブなのだとか『コバっち』なら言うな。絶対⁈」

 「『あやのちゃん』は・・・・・・・笑ってるだけかなぁ~」

また、・・・・・自然に涙が溢れる・・・・・・


農家の朝は早い・・・夜明け共にだ・・・

田植え時期と稲の収穫時期は忙しいが

夏は、水田の水の量や、雑草刈りがメインだそうだ。

おじさんが朝の一仕事を終えてからの朝食だ・・・・・・

 「いただきます・・」

 「・・!ごはんが美味しい~いつもなんだけど」

 「『かーくん』これも食べて!」

 「はい。ありがとうございます」

 「ところで、一樹君。。。。今日もウチに泊まりなさい!」

 「えっ!・・・」

 「どうして?また」

 「いいのよ~『かーくん』」

 「相談したんだが、このまま一樹君をあの家に帰すのは危険と思ってな」

 「・・・・・・」

 「危険?」

 「毎回毎回、口で言えば分かる事を、殴らないと伝えられない親の所には

  このままと言う訳にはいかん。大人として」

 「・・・・・・」

 「それに、子供を包丁で脅す様な奴は・・・

  ごめんそれでもお父さんだよな」

 「・・・・いえ、本当の事なんで・・」

 「今日、電話して明日、誠一君と朋子さんにここに来てもらう」

 「えっ!・・・」

 「そして、話し合いをする。

  勿論、一樹君はその場にいない。大人の話だ」

 「おじさんとおばさんと4人で話す」

 「『かーくん』は何も心配しなくていいの」

 「おばさん達に任せて」

 「・・・・ダメです!!!」

 「・・!」

 「えっ!・・・」「どうしてだい?」

 「話し合いにはいます!!!」

 「自分の事を話せれていて、嫌です」

 「でもな~嫌な話になるんだぞ!」

 「子供に聞かせられないわ」

 「分かってるつもりです。

 でも、あった事が無かった事になるのは、嫌です」

 「・・・・そう言う人達です」「今までも、そうでした」

 「・・・・・・・・」「・・・・・・・」

 「来年は、もう中学生になります。お願いします」


ペダリングは少し重い!!!でも風は追い風だ。。。気持ちいい。。。

【荒川サイクリングロード】はストレートだ。

河川敷だけに、向い風はキツイ

河川敷のゴルフコースの横を走ってる道だ。

ロードバイクはよく走ってる練習?

トレーニングかは分からないが・・・・

今日の『コバっち』との待ち合わせ場所の

秋ヶ瀬橋の下まで、1時間少々だ。

おばさんには、昨日の今日で疲れてるから家にいなさいと言われたが、

どうしても、友達に会わないといけないので、無理言って出してもっらた。

おじさんは、そう言う約束は大事だからいいと言ってくれた。

秋ヶ瀬橋だから許してもらったと思う。

そんなに遠くはない。車なら20分位だ。

夕方4時には帰る約束はして来た。

時計は持ってないので、おじさんが貸して?

多分くれた。同じ大人でも心配するアプローチがまったく違う。

特に、【クソども】とは!!!!  気づけば、後少しで着く・・・・・・


前に来た秋ヶ瀬橋の下にもう『コバっち』は着いていた。

しかも、その隣に

「♡♡♡『かずくん』~~~!!!」

「えっ・・・!」「なんで??」

「・・・・『コバっち』?これはどういう事?」

「非常に大変なのだ」

「・・・『かずっち』は今、行方不明者なのだ」

「・・・!」「マジ?」

「それで?何で『ミキちゃん』がここに?」「♡♡♡心配で来たの!♡♡♡」

「・・・『ミキちゃん』怒ってる?」

「♡♡♡怒ってない!心配だったの!♡♡♡」

「・・・・ごめん」

「『かずっち』は昨日何処にいたのだ?」

「親戚のおばさんの家、川越の」

「♡♡♡・・・・!♡♡♡」「♡♡♡・・・・⤵⤵♡♡♡」

「♡♡♡『かずくん』のバカ~~~♡♡♡」

「・・・・・・・」

「しかたないのだ。心配で心配だったのだ?『ミキっち』は・・・」


もう・・・・『ミキちゃん』はシクシクと泣いてる・・・・・

でも?一樹はまだ?何が何だか?理解出来てない・・・・・

涙が落ち着いた頃


「俺も昨日の事をちゃんと話すから、先ずは行方不明者の話から・・」

「♡♡♡クラスの連絡網で夜に回ってきたの・・・『かずくん』が・・・

 夜10時を回っても、家に帰って来ないって・・・♡♡♡」

「勿論、ウチにもなのだ」

「でも?男の約束は・・・守ったのだ」

「すまん!!!『コバっち』・・・」

「いいのだ」「親友なのだ」

「♡♡♡クラスだけじゃなく・・各学年学校中の連絡網で行方不明者って

 回ってるの・・・・♡♡♡」

「えっ!・・・」「どうして?」

「『かずっち』の親が警察に行って、それで・・・捜索願いを出したのだ」

「警察に捜索願い?」

「出て行け~って言った人達が?」

「♡♡♡・・どういう事?♡♡♡」

「後で・・話すね『ミキちゃん』♡」

「♡♡♡うん♡♡♡」

「『かずっち』は、ある意味、前科者なのだ」

「先月、補導されてるのだ」

「・・・!」「だよな~やっぱり」

「♡♡♡『かずくん』だよな~じゃないでしょう!!!♡♡♡」

「ごめん・・・!」

「警察から学校に連絡が来て、緊急連絡と言う事なのだ」

「自分もかなり親に心当たりないのか?と聞かれたのだ・・・でも」

「『かずっち』の家で、何か?またあって飛び出したのかと思って・・・」

「電話で・・・話せたから・・・・」

「安否確認は出来てるので『かずっち』なら大丈夫って思っていたのだ」

「本当にすまん!!!『コバっち』・・・」

「俺はいいのだ!・・でも・・」

「女の子を泣かすのは、絶対ダメなのだ!!『かずっち』!!!」

「・・・・・ごめん」

「謝る相手が違うのだ『かずっち』!!!」

「♡♡♡・・・♡♡♡」

「『ミキちゃん』本当にごめん!・・・・」

「♡♡♡『かずくん』許さないよ♡ホント・・ばか♡♡♡」


・・・『ミキちゃん』は額を・・・一樹の胸元にあずけた・・・


『ミキちゃん』の肩を優しく離して・・・


「で?どうして『ミキちゃん』はここに?いるの?」

「♡♡♡・・・・・♡♡♡」

「♡♡♡朝早く『コバっち』から電話で『かずくん』の話聞いて・・♡♡♡」

「♡♡♡『かずくん』に会いたくて・・来ちゃった♡キャハ♡♡♡」

                          営業再開ですか?

「♡♡♡『かずくん』寂しがってないかな~って♡キャハ♡♡♡」

                          通常営業ですか?

「♡♡♡『かずくん』が私に会いたいかな~って♡キャハ♡♡♡」

                         完全営業ですよね?

「『あやのちゃん』にも連絡したのだ」「出雲組の団結力は凄いのだ」 

「♡♡♡『あやのちゃん』は私が止めたの!あまり大人数で動くのは・・

 よくないと思ってね!それに・・・警察に追われてる人と会うのは

 ちょとね・・・しかも、遠いしさぁ~内緒の行動が大人数はね♡♡♡」 

《そうだ、警察に捜索願い出されてるって事は・・・・追われる立場》

「・・・・俺、逃亡してる犯人?」

「そうなのだ!」

「♡♡♡『かずくん』は【私のハート】を盗んだドロボーさんキャハ♡♡♡」

「はい・はい」⤵⤵

「一応まだ誰も親には言ってないのだ!でどうするのだ?これから?」


一樹は昨日の全ての事と・・・

今まで言えなかった家の事を包み隠さず二人に

話した。勿論。自分の都合の悪い事も全部だ。

でないと、繋がらないし

想いが伝わらないと思ったからだ。

今日もおじさんの家に泊まる事も・・・

明日、親が来て話し合いの事も、全部

・・・・話を聞き終わった二人は、驚いている・・・・・・・・


「多分、今頃おじさんが家に連絡してると思う・・・・」

「だから、・・・・とりあえず追われるドロボーにはならないかなぁ」

「捜索はされてますが・・・・」

「♡♡♡・・・・!♡♡♡」

「♡♡♡『かずくん』は盗んでくれないの?【私のハート】キャハ♡♡♡」

「はい・はい」⤵⤵


でも・・・これは想像を超えて大変な事になったぞ!!!

少しヤバイかなぁ~

しかし、今日の本当の目的は別だ・・・・

「所で・・『ミキちゃん』喉、渇かない?」

「俺は渇いたのだ」

「『ミキちゃん』そこの直ぐ先にコンビニあるから買って来てくれる?」

「勿論・俺のおごりでね」

「俺が買ってくるのだ」

「♡♡♡『コバっち』私が行ってくる!トイレも行きたいし♡♡♡」

「分かったのだ」

「後、好きなおにぎりも何個か買ってきていいよ!」

「腹も減ったのだ」

「揚げたて唐揚げも食べたいのだ」

「ハハハ♡♡♡『コバっち』・食いしん坊♡♡♡」

「いいのだ!!どうせ『かずっち』のおごりなのだ!!」ビシッーーと指さす!!!

「心配かけた罰なのだ!!!『ミキっち』を泣かせた罰なのだ!!!」 

「後、揚げたてコロッケもなのだ」

「う~‼・・・・⤵⤵」

「ハハハ♡♡♡『コバっち』・やっぱり食いしん坊♡♡♡」


《流石だ!!!こう言う時の『ミキちゃん』は感がいい!!!

 俺の誘導はどうですか?》

((オジサンは知ってます。

一樹はおばさんにみんなでお昼でも食べなさいと

日本最高金額のお札を貰ってるのを・・・・

・・・・おばさんは最高だ))

  


「『コバっち』本当にありがとうな」「・・・改まってどうしたのだ?」

「実は・・『ミキちゃん』が今いなくて丁度いいから聞くな?」

「なんなのだ?」「『コバっち』さぁ~・・・・・・」

「なんなのだ?」「『あやのちゃん』の事・・・・・」

「なんなのだ?」「実際のところ・・・・・・・・・」

「なんなのだ?」「どれくら好きなんだ?・・・・・」

「・・・・・!」「ただのファンとして好きなのか?」

「・・・・・!」「それとも・・・・・・・・・・・」

「なんなのだ?」「女の子として好きなのか?付き合いたいと・・・」

「・・・・・!」「異性として好きなのか?・・・・」

「どうして?そんな事聞くのだ?」「それは~~~~」

「最近凄く仲がいいし!雰囲気もいい感じに見えたからさ~」

「・・・・・!」「プール行った時もいい感じだったじゃん」

「・・・・・!」「親友としては、応援したいんだよ!!!」


「実は『かずっち』がこんな大変な事になってなければ、今日、

【荒川サイクリングロード】に来た時に・・・・・・

 相談しようと思っていたのだ・・・・『あやのちゃん』の事!!!」


流石親友だ!!!以心伝心なのか?

タイミングは悪いが!タイミングは一緒だ!!!


「・・・・でどうなんだ?」「よく分からない・・・のだ」

「何が?」「こんな事・・・・初めてなのだ・・なんか?」

「何が?」「ずっと一緒に・・・いたいと思う様になった事なのだ」

「・・!」「一緒いると楽しいし、何かワクワクと言うか・・」

「・・?」「・・・これが?『あやのちゃん』の事が・・・」

「・・!」「・・・好きって事なのか・・分からない・・・のだ」

「・・・」「・・・・・・・・・・・・・」

一樹は・・ここは・・・あえてこう言う!!!

「じゃ~」「・・『ヒデ』は『あやのちゃん』にどうしたい?」「・・!」

「急に呼び方を変えたのだな」「何が企みなのだ?・・・・・」

「こう考えて見てくれ!!!『ヒデ』なら『コバっち』はどうしたいと

 思ってると思う?・・・国語の文章問題見たいに・・・」

「・・・・!」「『コバっち』が『コバっち』を考えるから・・・・

 ・・・・ややこしい事になると思うんだ⁈」」「色々な矛盾でさ」

「・・!」「要は、・・・」

「『もう一人の自分』で見て考えるって事か?」

「流石!『ヒデ』は感がいい!まぁ~そんな感じだよ」

「なんか初めて感覚なのだ」「でも、そう考えると考えやすいのだ」


『ヒデ』は今『コバっち』の事を考えてる・・・・・・


「改めて聞くな?『ヒデ』に!!」

「『ヒデ』には『コバっち』が『あやのちゃん』にどうしたいと思ってる様に

  見える?」

「『ヒデ』には・・『コバっち』が『あやのちゃん』といつも一緒にいたいと

  思ってる様に見えるのだ」


「なんで?『ヒデ』にはそう見える?」

「『ヒデ』には・・・『コバっち』が楽しそうに見えるからなのだ」


「なんで?『ヒデ』にはそう見える?」

「『ヒデ』には・・・『コバっち』は『あやのちゃん』が笑ってると

 楽しいと思ってる様に見えるのだ」

「『ヒデ』には・・・『コバっち』は『あやのちゃん』に笑ってくれると・・」

「嬉しいと思ってるのだ」


「なんで?『ヒデ』には『コバっち』が嬉しいと思う?」

「『ヒデ』には・・・『コバっち』は『あやのちゃん』を笑わして、・・・

 笑って欲しいのだ。・・・

 笑って貰えると嬉しいのだ・・・」


「なんで?『ヒデ』には『コバっち』は笑わせたいと思う?

「『ヒデ』には・・・『コバっち』が【好きな女の子】を笑わせ・・・・!」

「そう言う事なのか?・・・・・・なのだ」


「相手に何か・してあげたい気持ちがある時点で【好き】なんだよ!」

「・・・・・」


深く考え込む『ヒデ』・・・・・・

「『ヒデ』の大好きな【笑い】で、『あやのちゃん』を喜ばせたいって事が

  凄く大事な事なんだよ!!・・・・」

「・・・・・そうなのか?・・・なのだ」

「例えば、好きな料理で好きな人に作った物で美味しいと喜んでもらうとか」

「・・・・!」

「好きな笑いで、好きな人に・・・・・」「笑ってもらいたいのだ!!」

更に深く考え込む『ヒデ』・・・・・・

「『ヒデ』には『コバっち』は誰を一番笑わせたい様に見える?」

「・・・・『あやのちゃん』・・・なのだ」

更に更に深く深く考え込む『ヒデ』・・・・・・

「俺が『あやのちゃん』を凄く好きなのは、分かったよ『かず』」

「でも・・・どうすればいいのか?、分からないのだ」

一樹は、『ヒデ』が本当に『あやのちゃん』の事が好きなのが分かった。

相手を想う本当の気持ちが、【笑わせたい】=【好き】になったと感じた。


「・・・『ヒデ』!!『あやのちゃん』に告白するしかないな!」

「・・!」「・・・出来るかな?~~なのだ・・・」

「大丈夫だよ!今、告白その物は否定しなかっただろう?」「・・!」

「その・・否定せずに、前に進みたい気持ちがあれば出来る!!!」

「俺に少し考えがあるから・・・任せておけ・・・『ヒデ』!!」


自転車の前のかごに、炭酸飲料のペットボトルを3本入れて・・・

『ミキちゃん』がコンビニから帰って来た・・・・


「『ミキっち』遅かったのだ!!『かず』と二人、喉がカラカラなのだ!」

「♡♡♡・・・!♡♡♡」

「『ヒデ』がずっと、遅い遅いと心配してたんだよ。道に迷ったとか⁈」

「♡♡♡・・・!♡♡♡」

「♡♡♡『かずくん』と『コバっち』呼び方が、変わって?ない?♡♡♡」

「・・・・」「・・・・」

「・・『ヒデ』と『かず』は更に友情を深めたのだ」ビシッーーと指さす!!!


不思議そうにしてた『ミキちゃん』だが・・・・

買ってきた炭酸飲料のペットボトルを二人に渡す・・・・すると一樹のだけ


ブシュッーーーと炭酸が噴き出す!! これは、やったな!!!


「『ミキちゃん』!振ったでしょ!!!」まだ炭酸が吹いてるニヤニヤしてる

「♡♡♡『かずくん』これで、許して♡あ・げ・る♡♡♡」


ちなみに【コバっち】はこの出来事を

『・・・『コバっち』の覚醒・・・誕生もう一人の自分 』と命名した。

これは『かず』にしか言ってない・・・



((オジサンは知ってます。小林くんの名前を!

  オジサンは知ってます。名前の一文字が一樹と同じ事を!

  オジサンは知ってます。小林くんの名前は『英樹』という言う事を!))

『かずくん』は、相手を想いやる事こそが優しさと思ってます。

『かずくん』は、もう、優されたいしくされたいです。

『かずくん』は、向き合って寄り添って欲しいと・・・

『かずくん』は、自分でけの事しか・・・・

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