表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/123

【 I 1.2】推理RPGでストリートが進まないのは、出会っていない人が2人いる説

『かずくん』は、人を好きになる理由を見つけてますか?

『かずくん』は、人を好きになる意味を見つけてますか?

『かずくん』は、人を好きになる気持ちを見つけてますか?

『かずくん』が、人を好きになる大切さを見つけてますか?

キィッーーーー! 自転車の止まるブレーキ音・・・二人の前に

「♡あれ~~~!!『ミキちゃん』???」

「♡♡♡!!!『ななちゃん』♡アレ?どうして・・・・・・・・♡♡♡」

偶然!!!

『ミキちゃん』のお姉さん『ななちゃん』が多分、彼氏?と二人乗りで

目の前に現れた。

勿論、お姉ちゃんの『ななちゃん』が自転車の後ろに乗ってる

「♡え~~試合の後に、バッシュ買いに行った帰り~フフ♡」

「♡『ミキちゃん』は~~フフ♡」

『ミキちゃん』のお姉さんは『出雲 菜々子 いずも ななこ』中学3年生

家では『ななちゃん』と呼ばれてる見たいだ。

出雲家では名前で呼ぶカルチャーがあるのだろう。一樹が【出雲組】で

『ミキちゃん』の家で遊んでる時に『恵美ちゃん』との会話で、

『ななちゃん』と名前が出て来てるので、名前だけは知っている。

会うのは初めてだ・・・・・

「初めまして。」『ミキちゃん』のお姉さん『ミキちゃん』と

 同じクラスの、五十里いかり 一樹かずきです。

 よろしくお願いいたします。」

「♡♡♡『かずくん』で~~す♡♡♡」

2人が自転車を降りて、自転車を止めて・・・

「♡初めまして~フフ♡」「♡菜々子で~す♡」

「♡『ミキちゃん』の姉!で~すフフ♡」「♡よろしくね♡フフ♡」

「♡♡♡三浦先輩、お久しぶりです♡♡♡」

「久しぶり『ミキちゃん』」

どうやら?3人とも顔見知り見たいだ。

「♡♡♡三浦先輩、いつも『ななちゃん』がお世話になってます。♡♡♡」

いつもの『ミキちゃん』じゃない!!!大人な話し方だ。

礼儀正しい・しかも先輩って


「いかり君、初めまして。三浦です。三浦大輔!!よろしく!」

五十里いかり 一樹かずきです。よろしくお願いいたします。」


目線が上に行く‼すごく背が高い!!三浦先輩は男でも分かる・イケメンだ!!


「♡♡♡三浦先輩もバスケの試合ですか?」

「俺は・・応援の方」

「男子バスケの夏の大会は予選2回戦で負けちゃったからね~」

「♡♡♡それは残念でしたね♡♡♡」

「まぁ~しょうがないよ、ウチの男子バスケ弱いからな~」

「♡フフ♡」「♡その代わり女子バスケ部は今日勝って都大会進出!フフ♡」

「凄い!!!」

「♡♡♡すご~い『ななちゃん』♡♡♡」

「はい。はい。女子はすご過ぎですよ⤵⤵」

「♡だいちゃん~~♡男子の分まで頑張るね~~~フフ♡」

「はい・はい」

「あ~あ!もう部活は夏の大会が最後で、中3の夏で卒業だもんな~」

「♡フフ♡」「♡だいちゃんはこれで、受験勉強に専念だね~フフ♡」

「『なな』それは言わないでくれ!!!辛すぎる⤵⤵」「♡フフ♡」

一樹にはよく分からない単語もあるが、会話について行く‼

何かカッコイイな~三浦先輩!!しかも、

『菜々子ちゃん』じゃなく『なな』って

 呼び捨て‼しかも略してる!!!

《これは・・【アゴが三角にとがった族】のテンプレートに乗ったな!確実に》

「♡あっ!!!ちなみに~~~♡」

「♡だいちゃんは、私の~~彼氏で~~す♡フフ♡」

「えっ!!!そうだっけ⁈」

「♡だいちゃん~~♡意地悪は言わないの~フフ♡」

「いつ?なったっけ⁈」

「♡私に言わせるの~~?小学生には刺激が強いかも~~フフ♡」「!!」

何か⁈どっかで見た事ある展開の会話だな~~!!!

姉妹と言うは、こう言う事なのか?あの『恵美ちゃん』の娘・・・だもんなぁ

 「・・・・と言う分けでよろしく!」 どう言う分け??

 「♡君が『かずくん』か~~~~~♡♡可愛い~ね♡フフ♡」

 「オイオイ!」

 「小学生をからかうなって!「可哀そうだろう~」

 「♡だっ~て~~♡」

 「♡かわいい~~~だもん♡フフ♡」

 「せめて、カッコイイにしろよ~」

 「な~~!いかり君」

 「いえいえ~!!滅相もない⤵⤵」

 「♡♡♡『ななちゃん』『三浦先輩』どっちも違うよ!!!♡♡♡」

まずい⁉こう言う時の『ミキちゃん』は!!!・・・・

 「♡♡♡『かずくん』はカッコ良くて・・可愛い・・の!!!♡♡♡」

やっぱり・・・・そうなりますよね⤵⤵

・・・・ワッははは~!!は・はは~ハハハ♡フフ♡

『三浦先輩とななちゃん』に

 「ご・ち・そ・う・さ・ま♡」って・・・・・された。

何か⁈いや!絶対どっかで見た事ある展開の会話だ~~!!!

姉妹と言うは、こう言う事なのか?

あの『ミキちゃん』の姉・・・だもんなぁ


「♡で?君たち・【♡ふたり♡】は、ここで【公園デート】中だった?♡」

「♡♡♡そう~なの!!♡♡♡」          始まりました?

「じゃなくて、【氷菓】にかき氷を食べにな!」

「♡フフ♡じゃ~【氷菓】で、デートした帰り?♡」

「♡♡♡そう~なの!!♡♡♡」          やっぱり⁈

「そうかもしれないが⁈・・・じゃない!!!」

「帰りの途中で休憩していて・・」 

「♡二人きりでね~~【氷菓】♡フフ♡」    手強いぞ!

「♡♡♡そう~なの!!♡♡♡」          それしか言ってない!

「♡二人乗りでね~~♡」

「♡♡♡そう~なの!!♡♡♡」 本当の事だ!

「そうかもしれないが⁈・・・じゃない!!!」

「友達の事で相談していて~・・・・」

「それを一般的に・・・・・」

「【デート】って言うんだぜ!いかり君」  先輩その援護射撃は!!!

「♡♡♡作戦会議だったの!!♡♡♡」

「そこは、【デート】な!!!・・じゃない!!!」    こうなるんだ!

もう~この姉妹と三浦先輩の遠方攻撃だ。

キツイっす・太刀打ち出来ない!!!

そんな訳で~『コバっち』と『あやのちゃん』の事を細かく、

『ななちゃんと三浦先輩』に事情聴取された・・・・・

 

「♡今時の小学生って・・進んでるのね~♡」

「マジ!考えられないな」

「♡♡♡まったくおませよね⁈♡今時は!!♡♡♡」   あなたが言う!⁈

「♡だいちゃんは、どう?思う・・・フフ♡」

「そうだな~・・・」

「きっと、付き合えるとは・・・・思うよ」「でも~~・・・」


三浦先輩はしばらく・・・考えてると・・・


「♡だいちゃんは、何か気になる事があるの?フフ♡」

「・・・・・!」

「要は、【付き合い始める事は出来る】って事になんだよ」

「♡♡♡三浦先輩・どういう事ですか?それは?♡♡♡」 

「『なな』も分かるだろう?そう言うのって・・・」

「♡雰囲気に流されてって事でしょう?フフ♡」

「そうなんだよ・・多分」

「周りからとかに、『お前の事好き見たいだぜ』なんて、

 言われたらさぁ~気になるじゃん!その子の事。

 でも、片方はすごく好きなんだけど・・・

 思われてる側は、それから何となく意識しちゃって、その気になって、

 好きかもって感じてさぁ~」

「♡やっぱり?雰囲気に流されてるって事?♡」

「♡♡♡好きだけじゃダメなの?♡♡♡」


「簡単なんだよ・・・付き合いだすのは!!」


「とりあえず付き合ってみるって感じのノリは俺、

 好きじゃないんだよね」  

「この場合はさぁ~彼女は好きなわけでしょう!

 問題ないよね。でも

 彼の方はどうかな?今の所ファンと言うことしか、分からないよね?」

「何となく好きで付き合いだすと・・・」

「♡直ぐに・・・・・別れちゃうのよ⁈大体ね~フフ♡」

「・・・!!」「♡♡♡!!♡♡♡」  


「三浦先輩!・相手を思う本当の気持ちですよね!」

「いいね~いかり君⁈」



「この場合は『あやのちゃん』だっけ? 彼女は恋愛対象での好きは

 分かるけど・・・その『コバっち』だっけ?その子の気持ちを・・・・・

 考えて上げる?もしくは、大切にしてあげる事が、・・いいかなぁ」

「♡空気読んで、付き合いだすって・・・・最悪だもんね~♡」

「結果的には互いに傷つく事になってしまうかな~~別れてね」

「♡だいちゃんは、私の事~空気読んだの~~フフ♡」

「もちろん!」「うそ・うそ」「・・・・・・・・」 ごっつあんです・・

「♡だいちゃん~~♡意地悪は言わないの~フフ♡」


『ななちゃんと三浦先輩』は『ななちゃん』が試合で勝ったご褒美で

【氷菓】にかき氷を食べに向かった。多分、

         三浦先輩はおごらされる事は確定かと・・・・

2人がいなくなって・・・・静寂


「♡♡♡・・・私♡♡♡」

「♡♡♡『あやのちゃん』の方の・・・♡♡♡」

「♡♡♡気持ちだけで・・・『コバっち』の気持ちの方は・・・・♡♡♡」

「♡♡♡考えてなかったかも・・・♡♡♡」

「・・・・・・!」

「そんな、事はないよ‼『ミキちゃん』は・・・」

・・・・・・・・静寂

「♡♡♡私は、ただ二人を・・・・・【誘導】しただけ・・・♡♡♡」

「・・・!!!」

「♡♡♡上手く行くように整えただけ・・・・・♡♡♡」

「・・・!!!」

「でも、キッカケは絶対に必要なんだよ!!!・・だから」

・・・・・・・・静寂

この場合。何が正解?

『ミキちゃん』と俺は二人の事を想いあってる・・・

それは、分かってる。『ミキちゃん』は『あやのちゃん』を・・・・

俺は『コバっち』を・・・・・

なんだこの問題を解くカギは?何が足りない?

『あやのちゃん』は『コバっち』が好き・

『コバっち』は『あやのちゃん』の事?・・・・・ん?

そうかそうか~~

なんで、こんな簡単な事が!!肝心な事が・・・  急に笑い出す

「♡♡♡どうしたの?『かずくん』???♡♡♡」

「いや~俺って!やっぱ馬鹿だ!」

「♡♡♡??????♡♡♡」

『全部、謎は解けた』」 ビシッーーと指さす!!! 「♡♡♡えっ♡♡♡」

「簡単な事なんだよ!」

「♡♡♡簡単?♡♡♡」

「そうなんだよ!」

「俺が、『コバっち』の本当の気持ちを聞けばいいんだよ!!」

「♡♡♡それじゃ~『コバっち』が、その気がなっかたら~~~♡♡♡」

「なっかたら~~?どうするの??」

「♡♡♡!!♡♡♡」

「そうなんだよ」

「分からないのに、悩んで、足踏みして、進めない」

「例え、告白が上手く行かなくて、振られたって・・・・・・」

「『あやのちゃん』の気持ちは変わらないんだよ」ビシッーーと指さす!!! 

「♡♡♡『あやのちゃん』が振られる事を心配し過ぎって事?♡♡♡」

「それでは、何も変わらないし、進むわけないんだよ!二人の関係は」

「どう告白させるじゃなくて。大事なのは、・・・・・」

「『コバっち』が本当にどう想ってるか?だけなんだよ!!!」

「♡♡♡!!♡♡♡」

『好きな相手に関わるって事は、相手の心の中を触るって事なんだから!!!』

「自然には触れないよ」

「♡♡♡そうだよね~♡♡♡」

「♡♡♡・・・・・・・相手の心の中を触るって・・・♡♡♡」

「♡♡♡・・・やっぱり・・・『かずくん』ってエッチ♡♡♡」

「な・な・なんでそうなる?」

「♡♡♡いいの~♡♡♡」

「付き合うって、相手の心同士が触れ合う事だろう?と思ってる、今は」

「♡♡♡やっぱり・エッチ♡♡♡」

「触れば、壊れる物もあるでしょう?~~

   『コバっち』の【気持ち】と【心】が、

       『あやのちゃん』の【気持ち】と【心】を、

                   壊すか分かんないじゃん」

 「♡♡♡!!♡♡♡」

 「俺達二人が本当の『コバっち』の気持ちを知れれば、対策できるよ」

 「♡♡♡!!♡♡♡」

 「♡♡♡怖がっちゃダメなんだね。触れて見ないと分からないか・・♡♡♡」


そう一樹が忘れもしない夏


 「俺はね・・・」


 「♡♡♡何?『かずくん』♡♡♡」


 「あの夏に『ミキちゃん』に触られて、壊れるどころか救われたんだよ・・」


・・・・・ひぐらしの声がせわしなく鳴き始めた・・・・・・・



((オジサンは、見守っています。今は・・・・・・・・・・・・・・・・))

『かずくん』は、後少しで覚醒です。

『かずくん』は、覚醒途中です。

『かずくん』は、当たり前だ。

『かずくん』は、当たり前だ。決まってます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ