【 I 1.2】推理RPGでストリートが進まないのは、出会っていない人が2人いる説
『かずくん』は、人を好きになる理由を見つけてますか?
『かずくん』は、人を好きになる意味を見つけてますか?
『かずくん』は、人を好きになる気持ちを見つけてますか?
『かずくん』が、人を好きになる大切さを見つけてますか?
キィッーーーー! 自転車の止まるブレーキ音・・・二人の前に
「♡あれ~~~!!『ミキちゃん』???」
「♡♡♡!!!『ななちゃん』♡アレ?どうして・・・・・・・・♡♡♡」
偶然!!!
『ミキちゃん』のお姉さん『ななちゃん』が多分、彼氏?と二人乗りで
目の前に現れた。
勿論、お姉ちゃんの『ななちゃん』が自転車の後ろに乗ってる
「♡え~~試合の後に、バッシュ買いに行った帰り~フフ♡」
「♡『ミキちゃん』は~~フフ♡」
『ミキちゃん』のお姉さんは『出雲 菜々子 いずも ななこ』中学3年生
家では『ななちゃん』と呼ばれてる見たいだ。
出雲家では名前で呼ぶカルチャーがあるのだろう。一樹が【出雲組】で
『ミキちゃん』の家で遊んでる時に『恵美ちゃん』との会話で、
『ななちゃん』と名前が出て来てるので、名前だけは知っている。
会うのは初めてだ・・・・・
「初めまして。」『ミキちゃん』のお姉さん『ミキちゃん』と
同じクラスの、五十里 一樹です。
よろしくお願いいたします。」
「♡♡♡『かずくん』で~~す♡♡♡」
2人が自転車を降りて、自転車を止めて・・・
「♡初めまして~フフ♡」「♡菜々子で~す♡」
「♡『ミキちゃん』の姉!で~すフフ♡」「♡よろしくね♡フフ♡」
「♡♡♡三浦先輩、お久しぶりです♡♡♡」
「久しぶり『ミキちゃん』」
どうやら?3人とも顔見知り見たいだ。
「♡♡♡三浦先輩、いつも『ななちゃん』がお世話になってます。♡♡♡」
いつもの『ミキちゃん』じゃない!!!大人な話し方だ。
礼儀正しい・しかも先輩って
「いかり君、初めまして。三浦です。三浦大輔!!よろしく!」
「五十里 一樹です。よろしくお願いいたします。」
目線が上に行く‼すごく背が高い!!三浦先輩は男でも分かる・イケメンだ!!
「♡♡♡三浦先輩もバスケの試合ですか?」
「俺は・・応援の方」
「男子バスケの夏の大会は予選2回戦で負けちゃったからね~」
「♡♡♡それは残念でしたね♡♡♡」
「まぁ~しょうがないよ、ウチの男子バスケ弱いからな~」
「♡フフ♡」「♡その代わり女子バスケ部は今日勝って都大会進出!フフ♡」
「凄い!!!」
「♡♡♡すご~い『ななちゃん』♡♡♡」
「はい。はい。女子はすご過ぎですよ⤵⤵」
「♡だいちゃん~~♡男子の分まで頑張るね~~~フフ♡」
「はい・はい」
「あ~あ!もう部活は夏の大会が最後で、中3の夏で卒業だもんな~」
「♡フフ♡」「♡だいちゃんはこれで、受験勉強に専念だね~フフ♡」
「『なな』それは言わないでくれ!!!辛すぎる⤵⤵」「♡フフ♡」
一樹にはよく分からない単語もあるが、会話について行く‼
何かカッコイイな~三浦先輩!!しかも、
『菜々子ちゃん』じゃなく『なな』って
呼び捨て‼しかも略してる!!!
《これは・・【アゴが三角にとがった族】のテンプレートに乗ったな!確実に》
「♡あっ!!!ちなみに~~~♡」
「♡だいちゃんは、私の~~彼氏で~~す♡フフ♡」
「えっ!!!そうだっけ⁈」
「♡だいちゃん~~♡意地悪は言わないの~フフ♡」
「いつ?なったっけ⁈」
「♡私に言わせるの~~?小学生には刺激が強いかも~~フフ♡」「!!」
何か⁈どっかで見た事ある展開の会話だな~~!!!
姉妹と言うは、こう言う事なのか?あの『恵美ちゃん』の娘・・・だもんなぁ
「・・・・と言う分けでよろしく!」 どう言う分け??
「♡君が『かずくん』か~~~~~♡♡可愛い~ね♡フフ♡」
「オイオイ!」
「小学生をからかうなって!「可哀そうだろう~」
「♡だっ~て~~♡」
「♡かわいい~~~だもん♡フフ♡」
「せめて、カッコイイにしろよ~」
「な~~!いかり君」
「いえいえ~!!滅相もない⤵⤵」
「♡♡♡『ななちゃん』『三浦先輩』どっちも違うよ!!!♡♡♡」
まずい⁉こう言う時の『ミキちゃん』は!!!・・・・
「♡♡♡『かずくん』はカッコ良くて・・可愛い・・の!!!♡♡♡」
やっぱり・・・・そうなりますよね⤵⤵
・・・・ワッははは~!!は・はは~ハハハ♡フフ♡
『三浦先輩とななちゃん』に
「ご・ち・そ・う・さ・ま♡」って・・・・・された。
何か⁈いや!絶対どっかで見た事ある展開の会話だ~~!!!
姉妹と言うは、こう言う事なのか?
あの『ミキちゃん』の姉・・・だもんなぁ
「♡で?君たち・【♡ふたり♡】は、ここで【公園デート】中だった?♡」
「♡♡♡そう~なの!!♡♡♡」 始まりました?
「じゃなくて、【氷菓】にかき氷を食べにな!」
「♡フフ♡じゃ~【氷菓】で、デートした帰り?♡」
「♡♡♡そう~なの!!♡♡♡」 やっぱり⁈
「そうかもしれないが⁈・・・じゃない!!!」
「帰りの途中で休憩していて・・」
「♡二人きりでね~~【氷菓】♡フフ♡」 手強いぞ!
「♡♡♡そう~なの!!♡♡♡」 それしか言ってない!
「♡二人乗りでね~~♡」
「♡♡♡そう~なの!!♡♡♡」 本当の事だ!
「そうかもしれないが⁈・・・じゃない!!!」
「友達の事で相談していて~・・・・」
「それを一般的に・・・・・」
「【デート】って言うんだぜ!いかり君」 先輩その援護射撃は!!!
「♡♡♡作戦会議だったの!!♡♡♡」
「そこは、【デート】な!!!・・じゃない!!!」 こうなるんだ!
もう~この姉妹と三浦先輩の遠方攻撃だ。
キツイっす・太刀打ち出来ない!!!
そんな訳で~『コバっち』と『あやのちゃん』の事を細かく、
『ななちゃんと三浦先輩』に事情聴取された・・・・・
「♡今時の小学生って・・進んでるのね~♡」
「マジ!考えられないな」
「♡♡♡まったくおませよね⁈♡今時は!!♡♡♡」 あなたが言う!⁈
「♡だいちゃんは、どう?思う・・・フフ♡」
「そうだな~・・・」
「きっと、付き合えるとは・・・・思うよ」「でも~~・・・」
三浦先輩はしばらく・・・考えてると・・・
「♡だいちゃんは、何か気になる事があるの?フフ♡」
「・・・・・!」
「要は、【付き合い始める事は出来る】って事になんだよ」
「♡♡♡三浦先輩・どういう事ですか?それは?♡♡♡」
「『なな』も分かるだろう?そう言うのって・・・」
「♡雰囲気に流されてって事でしょう?フフ♡」
「そうなんだよ・・多分」
「周りからとかに、『お前の事好き見たいだぜ』なんて、
言われたらさぁ~気になるじゃん!その子の事。
でも、片方はすごく好きなんだけど・・・
思われてる側は、それから何となく意識しちゃって、その気になって、
好きかもって感じてさぁ~」
「♡やっぱり?雰囲気に流されてるって事?♡」
「♡♡♡好きだけじゃダメなの?♡♡♡」
「簡単なんだよ・・・付き合いだすのは!!」
「とりあえず付き合ってみるって感じのノリは俺、
好きじゃないんだよね」
「この場合はさぁ~彼女は好きなわけでしょう!
問題ないよね。でも
彼の方はどうかな?今の所ファンと言うことしか、分からないよね?」
「何となく好きで付き合いだすと・・・」
「♡直ぐに・・・・・別れちゃうのよ⁈大体ね~フフ♡」
「・・・!!」「♡♡♡!!♡♡♡」
「三浦先輩!・相手を思う本当の気持ちですよね!」
「いいね~いかり君⁈」
「この場合は『あやのちゃん』だっけ? 彼女は恋愛対象での好きは
分かるけど・・・その『コバっち』だっけ?その子の気持ちを・・・・・
考えて上げる?もしくは、大切にしてあげる事が、・・いいかなぁ」
「♡空気読んで、付き合いだすって・・・・最悪だもんね~♡」
「結果的には互いに傷つく事になってしまうかな~~別れてね」
「♡だいちゃんは、私の事~空気読んだの~~フフ♡」
「もちろん!」「うそ・うそ」「・・・・・・・・」 ごっつあんです・・
「♡だいちゃん~~♡意地悪は言わないの~フフ♡」
『ななちゃんと三浦先輩』は『ななちゃん』が試合で勝ったご褒美で
【氷菓】にかき氷を食べに向かった。多分、
三浦先輩はおごらされる事は確定かと・・・・
2人がいなくなって・・・・静寂
「♡♡♡・・・私♡♡♡」
「♡♡♡『あやのちゃん』の方の・・・♡♡♡」
「♡♡♡気持ちだけで・・・『コバっち』の気持ちの方は・・・・♡♡♡」
「♡♡♡考えてなかったかも・・・♡♡♡」
「・・・・・・!」
「そんな、事はないよ‼『ミキちゃん』は・・・」
・・・・・・・・静寂
「♡♡♡私は、ただ二人を・・・・・【誘導】しただけ・・・♡♡♡」
「・・・!!!」
「♡♡♡上手く行くように整えただけ・・・・・♡♡♡」
「・・・!!!」
「でも、キッカケは絶対に必要なんだよ!!!・・だから」
・・・・・・・・静寂
この場合。何が正解?
『ミキちゃん』と俺は二人の事を想いあってる・・・
それは、分かってる。『ミキちゃん』は『あやのちゃん』を・・・・
俺は『コバっち』を・・・・・
なんだこの問題を解くカギは?何が足りない?
『あやのちゃん』は『コバっち』が好き・
『コバっち』は『あやのちゃん』の事?・・・・・ん?
そうかそうか~~
なんで、こんな簡単な事が!!肝心な事が・・・ 急に笑い出す
「♡♡♡どうしたの?『かずくん』???♡♡♡」
「いや~俺って!やっぱ馬鹿だ!」
「♡♡♡??????♡♡♡」
『全部、謎は解けた』」 ビシッーーと指さす!!! 「♡♡♡えっ♡♡♡」
「簡単な事なんだよ!」
「♡♡♡簡単?♡♡♡」
「そうなんだよ!」
「俺が、『コバっち』の本当の気持ちを聞けばいいんだよ!!」
「♡♡♡それじゃ~『コバっち』が、その気がなっかたら~~~♡♡♡」
「なっかたら~~?どうするの??」
「♡♡♡!!♡♡♡」
「そうなんだよ」
「分からないのに、悩んで、足踏みして、進めない」
「例え、告白が上手く行かなくて、振られたって・・・・・・」
「『あやのちゃん』の気持ちは変わらないんだよ」ビシッーーと指さす!!!
「♡♡♡『あやのちゃん』が振られる事を心配し過ぎって事?♡♡♡」
「それでは、何も変わらないし、進むわけないんだよ!二人の関係は」
「どう告白させるじゃなくて。大事なのは、・・・・・」
「『コバっち』が本当にどう想ってるか?だけなんだよ!!!」
「♡♡♡!!♡♡♡」
『好きな相手に関わるって事は、相手の心の中を触るって事なんだから!!!』
「自然には触れないよ」
「♡♡♡そうだよね~♡♡♡」
「♡♡♡・・・・・・・相手の心の中を触るって・・・♡♡♡」
「♡♡♡・・・やっぱり・・・『かずくん』ってエッチ♡♡♡」
「な・な・なんでそうなる?」
「♡♡♡いいの~♡♡♡」
「付き合うって、相手の心同士が触れ合う事だろう?と思ってる、今は」
「♡♡♡やっぱり・エッチ♡♡♡」
「触れば、壊れる物もあるでしょう?~~
『コバっち』の【気持ち】と【心】が、
『あやのちゃん』の【気持ち】と【心】を、
壊すか分かんないじゃん」
「♡♡♡!!♡♡♡」
「俺達二人が本当の『コバっち』の気持ちを知れれば、対策できるよ」
「♡♡♡!!♡♡♡」
「♡♡♡怖がっちゃダメなんだね。触れて見ないと分からないか・・♡♡♡」
そう一樹が忘れもしない夏
「俺はね・・・」
「♡♡♡何?『かずくん』♡♡♡」
「あの夏に『ミキちゃん』に触られて、壊れるどころか救われたんだよ・・」
・・・・・ひぐらしの声がせわしなく鳴き始めた・・・・・・・
((オジサンは、見守っています。今は・・・・・・・・・・・・・・・・))
『かずくん』は、後少しで覚醒です。
『かずくん』は、覚醒途中です。
『かずくん』は、当たり前だ。
『かずくん』は、当たり前だ。決まってます。




