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【H1.4#】推理RPGでストリートが進まないのは、出会っていない人がいる説

『かずくん』は、いつまで耐えられますか?

『かずくん』は、いつ爆発しますか?

『かずくん』は、守られていますか?

『かずくん』が、守るのは誰ですか?

家に入ると空気が重い・・・・・・・

『恵美ちゃん』と『ミキちゃん』が謝罪?言い合い?帰った後、

【クソばばぁ】は、まだ、玄関の中にいた。・・・・・・・・


 「一樹はそんなくだらない所にそんなに行きたいの?」

沈黙・・・無視は続いてるが・・・・・

 「・・・・・・・・」 

 「・・・・」

 「・・」

重い口を開く

 「行・き・た・い!!!!」

 「いつも、何でもお父さんやお母さんダメダメって」

 「包丁で刺されそうになってから、特に」

 「・・・・・!」

 「それは、あなたが悪い方に流されないようにと」

 「そう言う事は、自分で判断する!!!」

 「あなたは、まだ子供なのよ!!!判断できる訳がない」

 「いい加減にしろよ!!!」

 「もう、12歳だぞ!それぐらい出来る」

 「未成年のくせに!!!生意気よ」「口答えばかりして!!!」

 「親にそんな口の訊き方して・・・・・」

 「・・・・!」

 「親は子供を包丁で刺そうとしない!!!」

 「ーーーッ!!」

会話が成立しない

 「お母さん。、大抵の事は我慢したり、諦めたりして来たけど・・」

 「本当にやりたい事や本当に欲しい物は・・嫌なんだ」

 「言う事聞くの!!!」

 「ーーーッ!!」

 「一樹の事を思っての事なの」

 「は~~~~!!!自分達の為だろ~~お金が無いから!!!」

 「ーーーッ!!」 

一樹は、今までに理不尽な我慢や諦めに、

一度たりともお金の話はした事は無い。

一応は親に対しての遠慮からなのか、

口癖でいつもウチにはお金の余裕が

無いと言ってていた事もあるのだろう⁈

お金の話はしなかった。

いつも、やりたい事や欲しい物の事で言い返すと、

親に口答えばかりしてと、はぐらかされて来た。

最後は親の言う事が効けないのか!!!

で終わらされていた。今回は本当にしたい事だ!!!食い下がる・・・

「つまんないんだよ!!!この家にいるの!!!」 

「ーーーッ!!」 

「こんな!!!【く・だ・ら・な・い・家】にいるの!!!」

「ーーーッ!!」

「親にそう言う事、言うものじゃないわよ」

「他人の子供の親には、他人の子供の事をくだらない子って言ってる人に」

「・・・・・言われてもね~!!!」

「ーーーッ!!」

「普通の親は、子供を殺そうとはしない!!!」

「ーーーッ!!」

「その事・・・・他の人に言うよ?!!!」

「ーーーッ!!」

「もう知らない!好きにしなさい!」

「わかった!!!そうする」

一樹は初めて【クソばばぁ】から一つ勝ち取った。

相手に諦めさせたのだ!!

1週間の【無視】も、効いているのだろう・・・

本当にしたい事に食い下がった結果だ。

一樹は経験してる。あの

【無視】して【対処】しても、現状を変える事は出来ない事を。

【いかりや○○】と、いじられていた事の、

本当に嫌な事の現状打破の方法を。

相手に抗らう為の武器を知っていた。

【無視】して逃げてるだけでは何も変わらない事を。

相手の弱点を徹底的に攻撃する事で、突破出来る事を。・・・・・・

その全てを『ミキちゃん』から教わった。

!!!これは【対策】なのだ。

相手の弱点この場合、

【お母さん=クソばばぁ】と【お父さん=クソじじい】の

事だ。今までは、ただ怯えてる事しか出来なかったが、

【一樹の喉元に包丁を突き付けた事実】に尽きる。

顔を平手打ちで殴られる事は

【しつけ】だの【教育】で、ギリ世間一般逃げれる。

だが包丁はアウトだ。

これは、【クソばばぁ】は学校関係者や家の近所や勿論、

親戚に知られたくない

事実のはずだ!酒に酔っていたでは、

言い訳しきれない!!!ただのキチガイだ!!!


その日、会社から帰って来た、【クソじじい】に・・・・久しぶりに


「夏休みに・・・・」

「俺、学校の友達と南武園遊園地のプールに行くよ」

「・・・・そんな勝手な事は許さん!!!」

「ダメだって言ったろ!!!」「我慢しろ!!!」

「お母さんは、好きにしろって言ったよ!!!」

「・・・なんだ、その口の訊き方は!!!」

「親に口答えするのか!!!!」 【クソじじい】の右手が振りあがる


あ~~~~出た・出た・出た!!!!

しつけと言う理不尽な教育的暴力!!

でも、【クソじじい】は今日、酒臭くない⁈食い下がる!!!


「・・・・なんだ?また殴るのか?」【クソじじい】の右手が止まる

「殴られても・・・行くよ!!!」  バッシーーーン!バッシーーーン!

「・・・痛って!気が済んだかよ」

「なんだ!その口の訊き方は!!!」 バッシーーーン!バッシーーーン!

「・・・・・ッ!!!」

「親の言う事、聞いてればいい!!!」バッシーーーン!バッシーーーン!


『恵美ちゃん』と『ミキちゃん』が、

あそこまで・・・してくれたのだ!!

もう、【クソじじい】に殴られる事は慣れてる。6発だ。凄い痛みだ!!!

でも、ここで折れてしまい、期待に応えられない方がもっと痛い!!!

更に食い下がる!!!

   

「・・・・なんだ?今度は包丁か?」【クソじじい】の右手が止まる

「お前~~~!!!親にそう言う事、言うのか!!!」

「お前の為に、新しい水着買ってやったろ!!!」「それで我慢しろ!!!」

「望みを叶えてやった親に、その言いぐさはなんだ!!!」


今日の一樹は絶対に諦めず、食い下がる!!!


「は~~~!!!プールに行けないのに、〔海パン〕って・・・」

「そんなの貰っても嬉しくない!!!」

「何の嫌がらせだよ!!!」

「喜ぶとでも思った~⁈」「頭?おかしいんじゃない!!!」

「この・この・貴様~~~!!!」初めてのグーパン バッシーーーン!


一樹は吹き飛ぶ!!!テーブルに身体がぶつかる!!!ドッーーーン!!!口から血が!!!

こんな状態でも、【クソばばぁ】は腕組みして見てる。

一樹に先程、論破された事が悔しいのか⁈いい気味とでも思ってるのか?

「これで、分かったでしょう」とでも言いたげだ。でも


今日の一樹は絶対・絶対に諦めず、食い下がる!!! 7発殴られても!!!


「絶対に!行くよ!!!」

「もう、好きにしろ!!!  家から!お前出て行け!!!」

「わかった!!!そうする」


一樹は【クソじじい】初めてから一つ勝ち取った。

相手に諦めさせたのだ!!

これで、みんなと一緒に行ける!!!!良かった・・・・・

でも、今日の一樹はこれで終わらない!!!

いつも年二回の【酒臭いただの暴力】を受けたり見たりして、前から

思ってる事がある。今日はそれを実行に移す。条件は揃った・・・・

   【好きにしろ】【家から出て行け】

が発動条件だった・・・・・・・・・・・・

一樹が家を出て行く為、玄関で靴を履いてる・・・・・・

持ち物は右手に金属バットと自転車の鍵だ。

一樹の家の茶の間のガラスが、バッリーーーンと激しく割れる!!!!

そう、一樹が家の外から金属バットでガラスを割ったのだ!!!!

慌てて【クソじじい】と【クソばばぁ】が玄関から出てくる!!!

 「貴様!何してるんだ!!!」「一樹止めなさい!!!」

 「ん?何って!好きにさせてもらったんだよ!!!」

 「・・・・・・」  二人とも固まってる。想像を超えたのだろう!

 「じゃ~~ね!さようなら!!!」 

一樹は金属バットと一緒に自転車で走り去った・・・・・・・・・




流れるプールの水面が、

水の流れが速いのか、

水が重なる様に唸ってる。

真夏の太陽が傾いて来て、

自身の今日の仕事を終える様な日差しになって来てる。

水面はまだらに、オレンジ色に反射している。少し風が出てきた。

朝の爽やかな感じではなく、少しぬるい・・・・・

後ろから、不意に 

  「♡♡♡『か~~ずくん♡』♡♡♡」

誰か?すぐに分かった。振り返り見上げると、


逆光で眩しい。自然と目が細くなる・・・・・

夕日近くなのか、

橙色に実ったミカン色の背景に、白色のワンピースの水着を

着た女の子が浮き上がって見える。

水彩画の優しいタッチで、

『プールサイドの夏の夕日』と『白色のワンピースの水着』が

描かれている様だ。淡いグラデーションだ。

今まで流れるプールで泳いでいたから、何も羽織ってなく、素足でいる。

下から見上げてるから、

脚は腰にかけてのラインが長く見え、瑞々しい肢体。

日焼けして赤くなってる脚と白色のワンピース水着のコラボは、

健康的に見えて、

無駄な脂肪が付いていない脚はすらりとしなやかそう。

少し腰をひねっているからか、

腰まわりに女性特有のくびれが強調され、

ウエストラインは美しい。小学6年生にしては大人っぽい。

白色の水着の胸は、

真ん中に寄せられていて、ふんわりとした感じ。

年齢の割には胸が少し発育がいいのか?

胸の谷間ができ、前に胸が出てる。

将来、女性的にやわらかな乳房を引き立たせるだろう鎖骨も美しい。

全体的に既に女性的な曲線が出てる感じ。

顔は、逆光でシルエットにしかならない・・・・表情は見えない。

プールから上がったばかりで、まだ髪は濡れているので、

ポニーテールはしっぽのようにそっぽを向いている・・・・・・


《オジサン!!!メインデッシュだ♡》

((待ってました♡♡♡!アッザーーーㇲ!))


暫く逆光で眩しいのもあって、見いいってしまい・・・・・・思わず

「可愛い♡」と小さく呟いてしまった・・・・

「♡♡♡えっ?なになに??もう1回言って!♡♡♡」

「何でもないよ!!!」

「♡♡♡え~~気になる⤴♡♡♡」

「何でもないって!!!」

一樹と一緒の恰好で、

すぐ隣に座って水面に脚を入れてる。ボートは時間に

なって、返却しに『恵美ちゃん』と『あの2人』で 行ってる見たいだ・・・

「♡♡♡『かずくん♡』って、最近・・・何か・・・♡♡♡」

「♡♡♡エッチだね?♡♡♡」

「・・・・なんで?~~#$%&%&$#%」

「♡♡♡最近『かずくん♡』、時々、思いにふけていて・・・♡♡♡」

「♡♡♡遠くを見つめていてさぁ~~~~その、雰囲気がね~♡♡♡」

「♡♡♡何か!エッチなの!!!♡♡♡」

「よく・・・・分からん!!!」

「♡♡♡いいの♡別に!!!♡♡♡」

「♡♡♡私が、勝手に思ってる事だから・・・⤴⤴♡♡♡」


《通称『別マ』は、

思いにふけていてる=エッチの描写は多いのか???》


((オジサンは知ってます。

 一樹は【アゴが三角にとがった族】ではないよ))


一樹が女子にそんな風に言われたのは初めてなのだ・・・・・

「♡♡♡『かずくん』やっぱり・・・あの事、だよね⤵⤵⤵⤵♡♡♡」

「・・・うん!!!でも、もう大丈夫だよ。『ミキちゃん』」⤴⤴

「ありがとう!」「本当に・・」

「今日、ここに来れたのは、『ミキちゃん』のおかげだよ」

「あっ!勿論、『ミキちゃん』のお母さんも」

「♡♡♡うん・うん⤵⤵それは、『かずくん』が頑張ったからだよ♡♡♡」

「そんな事ないよ!!!あの時、ウチに来てくれたからなんだよ!!!」

「それが、キッカケでね!!!」

「♡♡♡でも、ビックリだよ!!!♡♡♡」

「♡♡♡金属バットで家のガラス割っちゃうなて!!!大胆♡♡♡」

「アハハハ⤵⤵⤵⤵・・・・」

「♡♡♡もう~~テレビドラマじゃん!!!それも、主人公クラスだよ♡♡♡」

「・・・そんな?カッコイイもんじゃないよ!!!」

「カッコイイって言うなら!『ミキちゃん』のお母さんだよ」

「マジに、スゲ~~よ!!!」

「ウチのお母さん!『あの人は強い人だわ』ってブツブツ言ってたし!!!」

「それに、オチが警察に補導されるんじゃ~主役にはなれないよ」

「♡♡♡ハハハ♡♡♡」

「トホホホ・・・・」

「♡♡♡いいの!『かずくん』は、『わ・た・し』だけの、主人公で♡♡♡」

「ハイ!ハイ!」⤵⤵⤵⤵

ちなみに【コバっち】はその、出来事を

『・・・『一樹の乱』・・・支配からの卒業 』と

命名したのである。

近所では、かなりの噂になってる。

学校では有名人になってる。ヤバイ奴でね!!!

《もうサブタイトルは誰かの楽曲の歌詞じゃん!!!でも、上手い座布団1枚!》


夏の夕方だが、まだ暑い。

流れるプールに浸かってる脚が気持ちいい・・・

何故か、『ミキちゃん』と話していると・・・・

嫌な事を忘れて行くような

感覚になる。

それに、この流れるプールに嫌な事で汚れた一樹の一部を・・・

一緒に洗い流してるような・・・・心が穏やかになる・・・

「そう言えば・・・俺、やっぱり〘に・ぶ・い〙や!!!」

「♡♡♡ん?♡♡♡」

「このプールにみんなで遊びに来る事に、どんだけの数の伏線があるんだか

 本当に流石だよ・・・『ミキちゃん』!!!」

 「♡♡♡ん?♡♡♡」

 「とぼけてもだめだよ!!」

 『全部、謎は解けた』のだから」 ビシッーーと指さす!!!

 「♡♡♡ん?♡♡♡」


とぼけ切る見たいだ‼『ミキちゃん』に・・・・・

【尊敬】と【敬意】そして【感謝】を込めて謎解きをする事にする!!!!


「そこまで、とぼけるなら、解説しよう」

「反論があるなら都度言ってくれたまえ!」   ビシッーーと指さす!!!

「♡♡♡ん?♡♡♡」

「♡♡♡聞くだけ聞くね⁉フフフ♡♡♡」

「先ずは、無理やり俺の左腕を取ってウォータースライダ―に並んだ事」

「これは、・・・」

「♡♡♡私が『かずくん』と乗りたかったから‼♡♡♡」

「ッッッ!それは、そうだったのかもしれないが⁈」    何か赤面

「俺と『ミキちゃん』がペアになると・・・」

「♡♡♡私は嬉しい♡♡♡」              何かやりずらい   

「ッッッ!それは、そうだったのかもしれないが⁈」    更に赤面

「残された2人は?そう自然にペアになってしまう!!!」

「♡♡♡ん?♡♡♡」

「♡♡♡それで・それで♡♡♡」

「二人の距離は急激に接近する。しかも水着だ。スキンシップに、

 これ以上はない!!!」

「♡♡♡私と『かずくん』が急接近♡しかも水着!・・・何かエッチ♡♡♡」

「♡♡♡『かずくん』さっきから、私・の、ど・こ・見・て・る・の♡♡♡」

「・・・・!!」

「急接近は『コバっち』と『あやのちゃん』な⁈」

「♡♡♡私と『かずくん』じゃないの??そんな嫌だ♡♡♡」

「ハイ!ハイ!」⤵⤵

「俺と『ミキちゃん』はもともと近い?じゃなくて・・」  益々赤面

「♡♡♡私と『かずくん』は、も・と・も・と・ネ♡」  何かやりずらい 

「とにかく、俺とペアになる事で、『コバっち』と『あやのちゃん』が

 ペアになる様に【誘導】した」       ビシッーーと指さす!!!     

「♡♡♡『かずくん』本物の探偵見たい!!キャハ!♡♡♡」

「そこは、名探偵な!!」「♡♡♡ん?♡♡♡」

「次に、ウォータースライダ―から『あやのちゃん』がトイレに行きたいと

 言った時、『コバっち』もトイレに行く事に乗っかった」

「間違いないね!『ミキちゃん』!」「♡♡♡ん?♡♡♡」

「俺もトイレに行きたかったが、最後にもう一回と俺にお願いしたね?」

「間違いないね!『ミキちゃん』!」「♡♡♡ん?そうだったかな~♡♡♡」

「それは、二人きりに・・・」

「♡♡♡私が『かずくん』と二人きりに、なりたかったから~♡♡♡」

「そうかもしれないが⁈」

「♡♡♡私と二人きりは?・・・・イ・ヤ『かずくん』?♡♡♡」 完全赤面

「『コバっち』と『あやのちゃん』の二人な!!」

「最後にもう一回やると、『コバっち』と『あやのちゃん』がトイレに

 行く時間とプールサイドシートに行く時間が二人きりになる。

 しかも、結構な距離だ。時間もかかる」

「♡♡♡私が『かずくん』と二人きりになる時間倍増!キャハ!♡♡♡」

「そうとも言う・・・じゃない~⁈」

「とにかく、『コバっち』と『あやのちゃん』だけを

 先にトイレに行かす事で

 二人きりになる時間が多くなる様に【誘導】した」 ビシッーーと指さす!!!

「次に、これは想像と憶測が少し入るが・・・」

「♡♡♡『かずくん』まだあるの?何だか推理小説見たい。キャハ!♡♡♡」

「♡♡♡推理小説の探偵さんだね!♡♡♡」

「そこも、名探偵な!!」「♡♡♡ん?♡♡♡」

「昼ごはんを食べてる時、『あやのちゃん』が沢山『コバっち』をフォロー

 していた様に感じる。『お茶のおかわり』『お手拭き』や『取り皿』

 を渡したり『コバっち』の世話をメインでね」

「♡♡♡私は『かずくん』のハイ♡あ~~~~ん♡の食べさせ係♡♡♡」

「そうかもしれないが⁈・・・じゃない!!!」         究極赤面 

「極めつけは、アイスだ。『コバっち』が、頼んだアイスを

『あやのちゃん』が持って帰って来て『コバっち』に渡すのが不自然だ」

「♡♡♡ん?♡♡♡」

「大人が一緒に行っていて、子供に2個持たす事は普通しない!」

「4個一つにまとめて持って帰るはずだ。4個をまとめる箱がある」

「しかもアイスだ。落としたら一巻の終わりだからだ!」

「♡♡♡私のアイス『かずくん』一緒に食べてくれないんだもん⤵⤵♡♡♡」

「それは・・・<たこさんウィンナーを残さない様にとは言えない〉」

「♡♡♡もしかして・・・間接○○♡・・意識しちゃた?・・エッチ♡♡♡」

「・・・・・・・&$&#$%&!!!」        顔は究極赤面沸騰

「ここからは、想像だが『ミキちゃん』が二人が会話するキッカケを

 多く出来る様に、『コバっち』のアイスを『あやのちゃん』が持って

 帰る様に【誘導】した。会計の時に、お母さんに先に持って行くね!

 とでも言って、カップアイスを2個づつに分けた。

 食べ終わった時の、持ち帰り用の袋は2袋だったのは確認してる」

「♡♡♡ん?♡♡♡」

「『あやのちゃん』が持って帰って来たアイスの袋の中身は・・・・

  パインとメロン!!!」  ビシッーーと指さす!!! 

「♡♡♡見過ぎ~~『かずくん』って・・・・やっぱり・・エッチ♡♡♡」

「・・・・・・・&$&#$%&!!!」       顔は溶解してる


真夏のプールとは言え、長い時間2人共、

脚を入れていたので、少し冷えて来た。

『ミキちゃん』があそこに座ろうと・・・・

日よけの無いプールサイドの

ペア用の小さいハート型のベンチに移動した。

2人の距離は、プールサイドに腰かけてる時より、

更に近くなった・・・

多分、高校生以上の女子二人、

もしくは男女カップルがいわゆる【映え写真】を

インスタグラムに載せても問題ないレベルのものだ。

レンタルボートを返しに行った『恵美ちゃん』は何やらお土産を買いに、

プール施設内のショッピングモールに行った見たいだ。

『コバっち』と『あやのちゃん』は

最後にもう一度とウォータースライダ―に

2人で向かった。多分、

これも『ミキちゃん』の何かしらの【誘導】が

あったと、今では容易に想像できる。

 「♡♡♡・・・・『かずくん』♡何か⁈・・・近いね♡♡♡」

2人が小さいハート型のベンチに収まると・・・・・

肩はパーソナルスペースがギリ保てる40㎝位だが、腰から下は・・・

「密接距離」0cmだ!!! 

ベンチがハート型なので、先の方は細くなって行く。

脚の片方が重なり合わないと収まらない。

それが、小学生でもだ!!!


「♡♡♡・・・・『かずくん』♡何か⁈・・ドキドキするね♡♡♡」

「あっ・・・・・&$&#$%&!!!」     全身緊張!筋肉膠着!

「・・・・・・さて、気を取り直して!!!」

「♡♡♡私は・♡ドキドキ♡のままでも・いいよ~♡♡♡」 何かやりずらい

「本題だ!!!」

「♡♡♡3個もの話が、前振りなの~♡♡♡」

「今日、はじめて『ミキちゃん』から『あやのちゃん』が・・・」

「『コバっち』の事が好きなんだよと教えてもらった!!!と言うよりは⁈」

「俺が気づけなかったが正しい⤵⤵」

「♡♡♡『かずくん』は男と女の事には・・本当に〘にぶい〙もん♡♡♡」⤵

「「♡♡♡『かずくん』私が、「お・し・え・て・あ・げ・る」♡♡♡」⤴


《もう、『何かやりずらい!!!』より『ただやりずらい!!!』

『やらしてくれ』頼む》


「その『あやのちゃん』の気持ちは、前から知っていた・・・と思う」

「♡♡♡ん?♡♡♡」

「そうなんだ!!!『ミキちゃん』が知っていたとすると・・・・・」

「全部!!!スッキリと説明出来るんだ!!!」      ビシッーーと指さす!!!

「♡♡♡『かずくん』もう~名探偵だね♡♡♡」

「そこは、名探偵・・・なんだ」

「♡♡♡でも?どうして?♡♡♡」

「『あやのちゃん』を仲間はずれにした○○子、いたでしょう?」

「♡♡♡うん⤵⤵♡♡♡」

「それで、あのグループにいられなくなっちゃったよね⁈」

「♡♡♡うん⤵⤵♡♡♡」

「それで、『あやのちゃん』が一人ぼっちになっちゃっうから、【出雲組】に

 入れていい?って、俺達二人に聞いて来たよね?」

「♡♡♡うん⤵⤵みんな優しいから、すぐOKしてくれた⤴♡♡♡」

「その時にすでに始まっていたんだよ・・・・・」「♡♡♡!!!♡♡♡」

「『コバっち』と『あやのちゃん』を仲良くさせて、付き合わす作戦が!!!」

「♡♡♡!!!♡♡♡」  そうそう!!!そう言う顔が見たかったんだ!!!

「まずは、俺達二人に・・・・・・

 ○○○○をされた・○○○○にされてる・○○○○○○って言われてる、と

 聞きたくない話を具体的に言って、仲間はずれにされた【可哀そうな子】と

 思わせる様に【誘導】した。実際に・・・・しょうがないんだけど⁈」

「♡♡♡!!!♡♡♡」  もっとそう言う顔して!!!

「俺がそう言った【いじられる事】の経験者だから、効果抜群だよ!!!」

「勿論、『コバっち』も!!!  なんせ一番の男友達だからね」

「・・・『ミキちゃん』が悪気の全然ない・・・・のは、分かってるよ♡」

「♡♡♡!!!♡♡♡」   

「次に、俺達二人に・・・・・・

『あやのちゃん』の『コバっち』に対する気持ちを隠す必要があったんだ。

 と言うより『コバっち』にだ。

相手に好きって気持ちが伝わってしまうと

 どっちも意識しちゃって、恥ずかしいじゃん。」

「♡♡♡ん?♡♡♡」「♡♡♡私は大丈夫♡ね~『か・ず・くん』♡♡♡」

「そうかもしれないが⁈・・・じゃない!!!」    ヤバイ復活か

「クラスでもそうじゃん!!!付き合い出す、前と後は・・・・・」

「なんか~こう~恥ずかしがってるじゃん!!!」

「♡♡♡『かずくん』は・・どうなるの♡キャハ♡♡♡」 ヤバイペースが

急に『ミキちゃん』が一樹の脇腹を突っつく!!!

「わっ!!!・・・・」悶える 

「♡♡♡『かずくん』・可愛い♡♡♡」完全にペースが

「とにかく、『コバっち』に『あやのちゃん』の気持ちがバレない様に

『コバっち』に仲間はずれにされた【可哀そうな子】がいると言う事

 だけを印象付けた。いや、【誘導】したが正しい」

「♡♡♡!!!♡♡♡」 ペースは渡さない!!!

「勿論、『あやのちゃん』には内緒で自然に【出雲組】に入れる様に 

 盛り上げようって、プールに来た事は大きい!!!

 しかも、『コバっち』に『あやのちゃん』を意識させ過ぎにならない様にと

 おまけ付きだ」   ビシッーーーーーーと指さす!!!

「♡♡♡!!!♡♡♡」  

「ここからは、憶測だけど・・・・・・・・・・!」

「最初から、『ミキちゃん』と『あやのちゃん』は、知っていた・・・」

「そして、この計画は、多分、かなり前から・・・・・!!!」

「仲間はずれになる事すら、計画に入っていた!!!」

「用意周到の恋愛ゲームって事なのかなぁ・・・・・・」


静かにひぐらしが鳴き始めた・・・・・・・


「♡♡♡『かずくん』って〔にぶい〕のか〔するどい〕のか・・・♡♡♡」

「♡♡♡よく♡分かんな~い⁉♡♡♡」

「・・・多分〔にぶい〕です!!!」⤵⤵

「でも、『ミキちゃん』は全部『あやのちゃん』の事を・・・・」

「想いあってのことでしょう?」「本当に凄いよ・・・」

「♡♡♡ん?♡♡♡」 ハニかんでる♡   今回は俺の勝ち♡

「♡♡♡『かずくん』?それで、私は今回の事件でどうなるの?♡♡♡」

「♡♡♡もしかして・・・・・・!!!♡♡♡」

「♡♡♡『かずくん』に【♡逮♡捕♡】されちゃうの!!!キャハ♡♡♡」⤴⤴

また急に『ミキちゃん』が一樹の脇腹を突っつく!!!  

「わっ!!!・・・・」悶える

「♡♡♡キャハ♡本当に『かずくん』・可愛い♡♡♡」

「勘弁してください⤵⤵」

「♡♡♡『かずくん』って、本当に頭いいよね!!!・・・・・・・♡♡♡」

「♡♡♡でも・・・・・・やっぱり♡♡エッチ♡♡♡」

「な・な・なんでそうなる?」

「♡♡♡『かずくん』に、私の裸、全部見られてる感じがして・・・♡♡♡」

『白色のワンピースの水着』の胸元に手を当て、上から中を見ようと指で・・・

「♡♡♡『かずくん』見過ぎ~私・の、ど・こ・見・て・る・の♡♡♡」

「・・・・!!」

「違うよ!!!逆だよ!!! 俺が『ミキちゃん』に、見られてるんだよ♡」

「♡♡♡えっ!!!私が『かずくん』の♡裸♡全部見てるの?♡♡♡」

「ん!」

「♡♡♡えっ!!!私・まだ『かずくん』の海パンの下見たことないよ!♡♡♡」

「ん!!」

「♡♡♡えっ!!!私に・見・せ・て・く・れ・る・の!!!♡♡♡」

「ん!!!」

「♡♡♡・やっぱり♡♡エッチ♡♡♡」

「ん!!!!」

「そうかもしれないが⁈・・・じゃない!!!」「なんでそうなる?」

「そうじゃなくて・・・・・・・・」

「正しくは・・・【『ミキちゃん』に、見守られていた】が正解」

「♡♡♡えっ♡えっ♡えっ♡えっ・・・♡♡♡」  急速沸騰

「間違えた!!!可愛い【『ミキちゃん』に、見守られていた】」

「♡♡♡えっ♡えっ♡えっ♡えっ・・・♡♡♡」 いつものお返しだ⁉

「もとい!!!可愛くて素敵な【『ミキちゃん』に、見守られていた】」

「♡♡♡えっ♡えっ♡えっ♡えっ・・・♡♡♡」  止めだ!!!!


⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂眩い閃光が走る⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂しばらくお待ちください


 「♡♡♡『かずくん』って、私の事・・・・・・・・♡♡♡」

 「♡♡♡・・好きなの?・・♡♡♡」    カウンターパンチ炸裂!!!

 「・・・・・!!!」               完全に負けた♡


目の前に、

【黒のビキニ姿とパープルのビキニ姿のOL風の女性】がこちらを見て


 「♡エ~~~【超かわいい】んですけど♡」

 「♡♡本当だ♡マジ【超かわいい】~~~♡」

 「♡もしかして・・・小学生~?かわいい♡」

 「♡♡映える~~♡♡」「♡♡映える~~♡♡」

 「♡♡♡♡そこの可愛い彼氏♡可愛い彼女♡大切にしなよ~♡♡♡♡」


『かずくん』&『ミキちゃん』は超・超~~~~~真っ赤に!!!  

2人とも完敗


《オジサン!!!デセールとコーヒーだ♡》

((アッザーーーㇲ!))


  「『ミキちゃん』実はさ~~『コバっち』はね・・・・・・・・・・・・」


(( オジサンは大満足しています。メインデッシュに!

       オジサンは大満足しています。デザートとコーヒーに!

                    オジサンは美味しく頂きました!))


『かずくん』は、耐えるのをやめました。

『かずくん』は、見事12歳の夏に。

『かずくん』は、友達以上恋人未満の・・・

『かずくん』は、友達以上恋人未満の・・・

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