まず車内で
前回の続き。
結局、ともちゃん(智江)が先に出演することになったの。
私(香織)はその日仕事だったので、
ともちゃんから聞いた話を書くわね。
迎えのクルマは白いミニバンで、
先方の担当者が2人。
ドライバーのお兄さん(監督。吉田さん)と、「お世話係」のおばさん。
おばさんは中野さんと言って、かなりの美人。
見たところ30代後半。
吉田さんが、「中野と吉田で、なかよし。名コンビ!」
ともちゃんは若干コケたとか。
吉田さんは運転席で、ともちゃんと中野さんは後ろ、というか、
2列目の座席に。
ともちゃんは車内でかなり緊張。
出発の前にお家で飲んだお茶のためもあるのか、
発車して10分も経たないうちに、クルマの中で1回目のおむつ交換。
発車したときから少しずつ「ジョッ・・ジョッ・・」とおしっこをチビって、
5分後位に「ジョ~~~」・・
中野さんはともちゃんの表情からすぐに気づいたようで、
「おもらしした?おむつ替えようか?」
吉田さんに、「どこかで停まってもらえますか?」
コンビニの駐車場に入って、中野さんは車内で手際よくともちゃんのおむつ(テープタイプ)を交換。
よく見たら、座席に吸水シーツが敷かれていたらしいの。
替えのおむつ、ティッシュ、大きなポリ袋も用意されてた・・
吉田さんはコンビニで飲料やお菓子を買って来てくれて、
「もらしたら、いつでも言って。中野さんが替えてくれるから」
出版社に着くまでの約1時間に、おむつ替えが3回。
コンビニでお兄さんが買ったペットボトルのお茶とかを、
車内で飲んだらしいの。
出版社に着いて、立体駐車場から事務所に。
ともちゃんはクルマから降りたときにも、
おむつに「ジョ~ッ」
中野さんが、「大丈夫?会社まで歩ける?」
ともちゃんは泣きながら、「はい、なんとか」