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お父様の優しさを堪能しながら飴作りに着手しました。

お久しぶりです。ごめんなさい!m(_ _)mなかなか時間が取れなくて更新遅れてます。隙間な時間ができたので更新しました。リクエストもらって見直していたら、盛大に国名を間違えてましたー!すみません!電波の状態が悪いので、感想返信は遅くなるかもしれないです。ごめんなさい。

チャライル国から砂糖が仕入れられて来ました。飴を作る事が可能になりました。

念願の飴を作れます。異国の本で、知った事にして作ってもらいます。


ふふふ、甘味最高ですわ。優先的に我が家にはもらいましたよ。

お父様や、殿下の手腕が振るわれたのは勿論ですが、チャライル国から特別便に怒鳴り声が聴こえたそうです。2人がかりで殺(父親と母親から死ぬ程お叱りを受けた)られるとは運がないですね。


交渉?譲歩?脅しとも言う話が終わった後のチャラール国の 皆さんは魂が抜けた、抜け殻とあなっていたようです。チャラ王子達の姿が目に浮かぶ様ですわ。お父様の怒りの程がわかりますね〜。


お父様無敵伝説が、また1つ増えたそうです。周りに居た方の冷や汗が凄かった、とお父様付きの従者が笑ってました。

日頃見ない 、お父様の怒りの姿を見た方達は、2度と逆らわないのでは?といい笑顔で従者が言ってましたから。


おーほっほっほ!私に迷惑をかけるからですわ。はっ!思わず高笑いが出ました〜。誰も見てないですよね?右よ〜し、左よ〜し、車はこの世界 には無いけど、注意1秒怪我一生ですわ!

今から調理場に押し掛けて、飴を作ってもらうわよ〜。レシピは渡すけど失敗しない様に見なくては!決して最初の味見のため……じゃあなく皆のためよ。


「ネリー、料理長に作ってもらうのよ。このレシピ通りにお願いね」


侍女のネリーに頼み、料理長に作ってもらう事にしました。


「はい、お嬢様。かしこまりました」


その内に、フルーツ味の物を作ってもらうわ。小さな野望を胸にやるぞモードの私の部屋に、ノックの音が聞こえます。どうやら声の感じからお父様のようですわ。


「ルビィディア、大丈夫かい?不快な思いをさせてしまったね」


部屋に入って来て1番に私の事をねぎらう言葉を頂きました。凄く心配してくれるお父様がいます。

かっこいいです。理想の男性です。……私お嫁に行けるかしら?ハードルが、どんどん上がってる気がします。


「お父様が居てくださるから大丈夫です」


「……ディア」


小さく名前を呼ばれた後、抱きしめられました。かっこいいお父様の匂いを嗅げて、ちょっとドキドキします。流石たらしなお父様です。娘を陥落させるなんて!お父様恐い子!じゃなくて大人!



******************



チャライル国王城後日談、王視点


「馬鹿者!お前達は何て事をしてくれたのだ!!」


「知らなかったのです父上!あの令嬢が有名な伯爵のご息女だとは!」


「本当です!知らなかったです!」


「知らないで済むか!エディアルド殿下だけでも厄介だと言うのに、ガンバード伯爵を敵に回すとは!無事に済んだ者は居ないと言われる男なんだぞ!」


「そうです!貴方達のせいで、新しい布地で仕立てる筈のドレスをキャンセルされたのですよ!」


外交を任されている3人の子息達。伯爵の血を間違いなく、正しく引いている彼らに、王子達のした出来事をあちこちで、内緒だけれど妹が……と言っている様だ。その話を聞いた時は血の気が引いた。


後から、話を付けに来たエディアルド殿下と、伯爵の、コンボで交渉されてコテンパンにのされてしまった。私は、王子の教育に失敗した様だ。


「……ライカ、可哀想に。あれ程楽しみにしていたのに、お前達‼︎しばらく謹慎だ!勉学に、武術に励め!厳しい教師を山ほど付けてやる!遊ぶ時間など無い!舞踏会も、夜会にも、参加しなくていい!!」


「「そんな〜〜!!父上ー!」」


「喧しい!2人を連れて行け!」


王子達が、近衛に引きずられて行った。酷いわ〜!と泣く王妃に王の怒りが息子達に炸裂した。元々、ドレスは王妃の誕生日に、王がプレゼントする筈だったが、遠まわしにあの男の怒りの元に関わりたく無い、と断りの手紙が届いた時には呆然とした。


プレゼントする、と話した時の王妃の喜びに満ちた声を思い出す。


「まあ!ありがとうございます!約束を忘れないでいてくれたのですね。嬉しいですわ!」


人前では見せない様子と、弾んだ声をさせてお礼を言う王妃は、今でも可愛い。私が一目惚れで妃にしたのだ。くっ!彼奴らの所為で、泣かせてしまった。


別の、お詫びの品を添えてあったのだ。普通なら、王家が注文した物を断るとは考えられないが、彼が関わったのなら別だ、誰も文句を言う者が居ない。王である私でさえも、これ以上伯爵の怒りを買わない様に気をつけよう。何をされるかわからない。


これから、王子達が、泣こうが、喚こうが、教育が終わるまで他所には出さない。息子だからと許しはしない!愛する王妃を泣かせたのだから、悪いと自覚出来るまで!

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