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次々厄介そうな人に出会いました。

時間ができたので更新しました。

今日の舞踏会は付いていません。チャラ男は出てくるし因縁は付けられる散々な日になりました。


「ルビィディア様、エディアルド殿下を放って置くとは酷いと思いますわ」


またですか?ライバル子ちゃんそれ使いまわしのセリフですね。酷いと言うより喜んでますが。断言できます。殿下の好みの女性を選んでますから大丈夫。


「ふふ、貴女がエディアルド殿下を私の替わりに慰めてくださるかしら?」


上から目線で頼んでみます。貴女も噂を聞いてドレスを作ったようですので踊ってもらえますわよ。殿下は今日はご機嫌ですから。


「…私は別に」


怯んでますね。殿下が好きでない私は分かりませんが好きなら頑張ってください。後押しくらいはお情けでしてあげますわ。


「おーほっほっほーっ!ラーラ様、お暇なら殿下と踊って来なさい。私の替わりを務めるといいわ。できないとは言わないでしょうね」


悪役令嬢らしくあくまで替わりよ。扇をバシッと手で音を出し、突き付けて上から目線と強い口調で言ってみました。


「わ、わかりました。立派にルビィディア様の替わり努めて来ますわ」


殿下には好みの新しい人と踊れるので機嫌がいいままです。私から頼まれたと言えば次に踊れるはずです。先程、殿下の視線をもらいましたので頷いておきました。


「ルビィディア嬢、私と踊りませんか?」


チャラ男と似てますが別人ですわ。双子かしら?


「私、殿下としか踊りませんわ。諦めてください」


近寄らないで!気持ち悪い。どっちにしてもチャラ男の血縁だわ。


「先程会ったではありませんか?チャライル国王子チャーリーです」


2人で偽り令嬢を騙している可能性ありですね。先程とは別人ですわ。どっちも私の趣味ではないです。軽い男は好みのではありません。だからと言ってエディアルド殿下は残念臭がする様ですし。


「初めてまして、ルビィディア・ガンバードです。チャーリー殿下とは初めて会いますわ」


いくら似ているからと人を騙すのは感心できませんわ。


「いいえ、先程あ「別人ですわ」……」


驚いている様ですね。似ていてたとしても私には別にしか見えません。


「参ったな。初めてだ、見破られたのは」


こんな事しても余計立ち場が悪くなるだけです。


「悪戯をして良いのは5歳児までですわ。大人なのですから自分を大事にしないと損をしますわよ」


そう言うと、呆然としてますわね。子供だけですわ。笑って許されるのは、最低の評価になっていると気付かないと馬鹿だとおもわれますわよ。



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