面倒事が増えました。
短いですが更新しました。
面倒臭い男達にかこまれてうんざりしています。私より他の獲物を狙って欲しいですわ。
「お二方とも踊っていらしたら?私の事はかまいませんわよ」
鬱陶しくなった私は2人に進めます。側にいてもらっても暑苦しいだけです。お父様なら許せますけど、ー刺さる令嬢達の視線も嫌になって来ましたので、この辺で一息つきたいですわ。
「エディアルド殿下、私と踊って頂けませんか?」
ライバル子ちゃん良いタイミングです。待ってました!殿下好みのドレスとせり出す胸ほぼ完璧ですわ。プルンプルンの胸元を2人ともガン見してます。後押し後押し。
「令嬢にお願いしますわ。踊れない私に代わって殿下の相手して下さい」
ツンツンしながら頼む時は上から目線でお願いです。婚約者の私が貸してあげるのよ。と言う悪役令嬢らしい雰囲気は出しておきます。ふ、ふ、ふ、やったね!一人かたずいた。
「ルビィディアがそう言うなら踊ってこよう」
ライバル子ちゃんも嬉しそうですね。殿下、気付いていないと思ってる様ですけど口元が緩んでますよ。明らかに喜んでますね。男の人って胸しか見てないのかしら?人の趣味に文句は言わないけれど。無視されたチャラ男が残念そうにしています。
「殿下、どうぞ楽しんで来て下さい」
もう一人のチャラ男はどうしようかしら?殿下と似た趣味みたいなので、ライバル子ちゃん3号でも4号でもいいから来てくれないかしら?
「シャイナン様!私を置いて他の人と踊ろうとするなんて酷いですわ!」
チャラ男のパートナーの令嬢ですか?過激な性格の人ではないといいですが。
「1人で寂しそうだったので声をかけただけだよ」
うわー!嘘もいいとこだわ。やっぱりチャラ男は信用できないわね。
「あなた!どなたか知りませんが、シャイナン殿下に媚びるのはやめてくださいね私のパートナーですのよ」
睨まれた上言いがかりまで付けられました。隅にいただけなのに、どうしてこうなるのかしら?お父様〜!素敵な男の人はお父様以外に居ません。




