初めての異世界転生
はじめまして、小説書いてみたいなって思ったから、書いてみました。小説を書くのは初めてで文章が拙いところもありますが、よろしくお願いします。
コンビニのアルバイトから帰っている最中、俺 相田リクはため息をついた。
「マジで人生つまらないなぁ」
学校では空気のような存在、親は放任、家に帰っては日課のコンビニバイトに行き、廃棄弁当を食べる。
趣味は強いて言えばネットサーフィンだ、俺に短い時間で刺激を与えてくれる。
知らぬ間に、俺はスマホの画面にくぎ付けになっていた。
「これは...やりすぎでしょ」
視線を下に落としたまま、横断歩道に足を踏み入れる。
―プァァァァァァ!
鼓膜をつんざくクラクション。俺が顔を上げたときには、視界いっぱいにトラックのライトが迫っていた。
「あ」
ドォン!!!
浮遊感とともに、視界が暗転する。
相田リクの人生は17年をもって終了する
...はずだった。
「んぁ...」
目が覚める、浮遊感をまだ感じる。死んだまま意識って固定されるのか?
そんな疑問は一人の声によって消し去られた。
「―君!合格!すっごい才能あるよ!」
これってもしや、異世界転生とやらでは!?すごいスキルがもらえるのだろうと、俺は喜びを噛みしめながら、女性にわざとらしく聞く。
「え?才能ってなんすか?ていうか、あなたは誰なんですか?」
女性は慈愛に満ちた笑みでこう言った。
「私は、まあ女神みたいなものよ」
女神は長い髪をふわふわと揺らしながら、空中に浮かぶウィンドウのようなものを指さした。
「君 リク君はね、死んじゃったけど魂の形がすごく面白いんだ。だから特別に、私の管理する世界にご招待してあげる! もちろん、特典付きで!」
キタキタキタ! 内心ガッツポーズだ。
やはり俺は選ばれた人間だったんだ。トラックに轢かれた甲斐があったというものだ。
俺は湧き上がる興奮を必死に抑え、冷静を装って尋ねる。
「特典....ですか?具体的にはどんな感じなんですか?」
「まずはね...これ!スキル『無限魔力』と『全属性適性』!」
「む、無限!?」
女神はなんだか楽しそうに、こう言った。
「そう!無限。とっても強い魔法を何回でも撃てるの!後、無詠唱で撃てるように『魔術構造理解+』もつけておいたよ。君、才能あるから特別サービス!」
軽すぎる。 最強の力が、コンビニのポイントカードみたいなノリで付与された。
だが、これで俺の「勝ち組ライフ」は確定したようなものだ。
「ありがとうございます!これで異世界でも問題なく生きれそうです!」
「あ、あと、これもあげる、魔法だけだと接近戦は厳しいからね。」
と言い、何もない空間から取り出されたのは、白銀の美しい剣だった。
刀身には複雑な紋様が刻まれ、柄には大きな宝石が埋め込まれている。どう見ても国宝級だ。
「『聖剣デュランダル』! メンテナンスフリーで頑丈だし、切れ味抜群だよ。最悪、薪割りとかにも使えるから便利だよー」
「……聖剣で薪割りっすか」
「ま、君の魔法があれば剣なんて使う機会ないかもだけどね。ファッションアイテムとして腰に差しておきなよ。絶対モテるから!」
モテる...だと!?ついに華のなかった俺の人生に、春が訪れるというのか...!
「頂きます!」と食い気味に俺は言い、聖剣を受け取る。
「はーい、契約成立! それじゃ、新しい人生を楽しんできてねー!」
女神が指をパチンと鳴らすと、俺の足元の雲が抜け、俺は真っ逆さまに落下した。
「え、ちょ、移動方法が雑――うわあああああ!!」
「あはは! 頑張ってね、リク君!」
慈愛に満ちた女神の笑みを見ながら、俺の新しい人生が始まろうとしていた...
ご一読ありがとうございます。
次回、さっそくヒロインが登場します。 楽しい展開にしていくので、よろしくお願いします。
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