表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

高坂美月 童話・児童文学集

少しだけ、今だけ

作者: 高坂 美月

3歳の女の子は、空に輝く星を見て「星を手に入れたい!」と思うようになった。


より近い場所で輝く星をずっと見ていたいから。


女の子は両親に「星を取って!」とお願いするも、


「あんな高い場所にあるし、パパとママでも取れないよ」


と言われてしまった。


いつか星を手に入れたい、そう思っていると……ーー。


クリスマスになり、女の子はツリーの下にプレゼントがあることに気づく。


中身を開けると、女の子が希望していたお人形さんが入っていた。


が、プレゼントはお人形さんだけではない。


「ツリーの上を見て!」


女の子のママが声をかける。


女の子が見上げると……ーー。


そこには星が輝いていた。女の子が取りたがっていたものだ。


「お星様を取りたくて、パパとママ頑張ったの」


女の子のママはそう言って笑っている。


このクリスマスは女の子にとって忘れられないクリスマスになった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ