14/20
<13>
次の町ナルレールには、約五日程かかる。
その間は、野宿な訳だけど…。
僕は馴れてない。
フィナは、訓練で馴れているらしい。
ザルグさんも馴れている。
そんな訳で、野宿では二人に頼りまくっている。
ちょっと、情けないが僕は素人なので素直に二人に任せているのだ。
ちなみに、僕だって二人を手伝ったりしているので、何もしていない訳ではないからね。
「美味しい♪フィナは料理上手だったんだ!毎日食べたくなるほど美味しいな~♪」
思わず僕は満面の笑みでそう言ってしまう程、フィナの料理が気に入ってしまった。
ザルグさんも美味しそうに味わって食べている。
フィナは、何故か困惑している?…のかな?
「…それは…いえ…、ありがとうございます。」
何か言いかけて止めたような気がするが、それはおいといて…。
「お代わりしてもいい?」
そう、まだ残っているのだ!
これは見逃せない事である。
食い意地張ってる件は、見逃して欲しいけどね?
「はぁ…、はいどうぞ」
何故か溜め息吐かれたが、気にはしない。
僕はそれより食事を優先させたのであった。




