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第22話 エルフの郷を出発

 兵器を受け取ってから、さらに半月ほど滞在した。そのためエルフの郷滞在した期間が2か月になった。結果レベルや習得スキルがすごいことになった。


 レベルは90台後半と、かなり高くなった。いや、高くなりすぎた。

 この世界ではレベル90はまずいない。いたとしても、レベル80が限界。それも冒険者を何年もやった人だけだ。それほど上がりにくい。ではなぜそこまで上がったのか。


 理由はドラゴンをゴブリン狩り感覚で倒したのが原因だろう。もちろん上級のドラゴンはそう簡単に倒せない。そのため低級のドラゴンを倒していた。

 だが低級のドラゴンでもかなり強い。しかし銃を使った狩りを行ったため簡単に狩ることが出来たのだ。


 ステータスに関しては、対物ライフルを立って撃てるぐらいになったが、問題ない。足を前後に開いて、きちんと衝撃に備えていたら、撃ったときの衝撃で体が動くことは無い。


 スキルに関しても、いろいろと得ることができた。ざっと表すと……


 暗視・先読・縮地・全属性耐性・物理耐性・身体強化<全身強化><部分強化>・手加減・剣術・体術・弓術・毒耐性・威圧・気配感知・鉱石干渉<精錬><形成><加工>・インベントリ・言語理解


 技能のうち、縮地を始めとした大半のものは問題ない。しかし、毒耐性はよっぽどの事がない限り普通は取ることができない。毒耐性は、毒を一定量食らうと体に耐性ができる。それが文字で出て来たのが毒耐性だ。

 命の危険に見舞われると、たまにだがスキルが増えたりする。それもスキル獲得に関係しているといわれた。


 ではなぜそれを取れたか。それはエルフどもが俺で遊んできたためだ。油断していると、食べ物や飲み物に毒を入れてくる。そのたびに激痛を味わい、それを見てエルフどもは周りで笑い転げまわっている。それの繰り返しで獲得した。


 威圧は、毒を食らいエルフにたいし怒っていると獲したようだ。獲得したことに気付かず発動してしまった。結果、近くにいたエルフが数人、ビクッとしたあと涙目で瞬間その場にしゃがみこんだ。どうなったかは言わないでおこう。

 ただ、女性エルフの涙目は絵になったが、男性エルフの涙目は吐き気がした。


 威圧は、相手とこちらの『差』で効果がかわる。差というのはレベルや気持ちの持ち方、体調などだ。あまり差がなければ効果は薄く、相手より強ければ効果が大きい。相手の方が圧倒的に強ければ威圧は一切かからない。


 毒耐性は毒耐性にある、見えないレベルと毒の強さでどの程度防ぐことができるかが決まる。


 ともかくかなり強くなったということだ。もちろんここまでしても勝てない相手はいることは忘れてはいけない。



 もちろん、変わらなかったこともある。

 それが、時々だが未だに、俺の殺した学校の奴らの顔が夢に出て気るのだ。


 血の匂いは思い出さなくなった。ただ、時々夢に出てくる。そのたびに夜中に起きて、手洗いに駆け込む。そしてその後は浅い眠りに着く。もちろんそんなことをしていると、活動中に眠たくなる。

 それが、エルフの郷に来た時は、大体4日に1回のペースで来ていた。


 今はマシになったといえばマシになったが、それでも1週間に1回のペースで来る。

 一度シュティアに見つかったが、何とか安心させることが出来た。




「すみません。零さんはいますか?」


 ドライフルーツ入りのクッキーを試しで作ったが、量を間違えてかなり多く作ってしまい、お皿から零れ落ちそうになっていた。

 多すぎたので減らそうと思ったので、椅子に座って食べていると、ヴェーヌとウーラが来た。最近よく来るな……


「ヴェーヌさん、ウーラさん。こんにちは」


 人形――カナは俺の太ももの上に座りながら、2人に挨拶をする。何も知らない人が見ると、幼女に手を出しているように見えるが、カナは人形だし、何より手を出していない。

 ヴィーヌとウーラの2人はカナに手を振り答える。


「どうした?」

「お願いがあってきました」

「それはクッキーね? 私も貰うわ」


 ヴェーヌが席についてお願いを伝えようとしてきた。その横でウーラが同じく座って、クッキーを食べ始める。ウーラが貰うと言う前に、クッキーを手に取っていたのは見逃してやろう。シュティアとメルクールは俺の横でウーラと同じようにクッキーを食べている。


「お願いってなんだ?」

「私も旅に連れて行ってください」

「なぜ?」


 ヴェーヌが俺に付いてきたいと言ってきたので理由を聞く。その間も俺は静かに座ってクッキーを食べる。カナは静かに太ももの上に座ったままだ。そこまで重たくはないので、座られていても問題ない。


 ちなみに、ヴェーヌに最初会った時は武器を落としたらしく何も持っていなかったが、ここに来てから武器を貰っていた。時間のある時に見たのだが、使用していたのは槍だった。槍は中衛か前衛だ。


「行く当てがないのです」

「部族を追い出されたのか?」

「そんなところです」


 その時のことを思い出したらしく、涙が頬を伝っていた。

 俺はジュースをヴェーヌの前に出す。ヴェーヌがジュースを飲むと、どうやら落ち着いたみいだ。


「それより、1つだけ尋ねていいですか?」

「突然だな。なんだ?」

「零さんは、異世界の人ですよね?」

「なぜそう思う」


 話を変えて質問してきたので逆に聞き返す。実際、ばれそうなことをしてきたが、あえて尋ねる。


「まず初めに、銃を使っていたことです。この世界にも銃はありますが、零さんが持っているほど高性能ではありません」


 ヴェーヌはそう答えた後、さらに理由を話した。名前が日本人の物だったため。サンドイッチを作っていたこと。クッキーを作っていたこと。サンドイッチとクッキーはこの世界でも同じようなものはあるが、あまりおいしくないらしい。半分は食べ物で判断したのかよと心の中で突っ込んでおく。


「なぜそれが付いてくることに関係するのだ?」

「実は私も元日本人でした。死んでこの世界で蜥蜴人として生まれました」


 その後、説明を始めた。前世の名前は、山本愛奈。高校2年生の時に重い病気を患って治らなかった。死ぬ直前、もっと生きたかったと願っていると、気が付いたら赤ちゃんに戻っていたそうだ。最初は人だと思っていたが、自分にしっぽが付いていることが分かった。その後いろいろあり今に至ると言い、締めくくった。


「そうか。わかった。で、なぜそれが付いてくることにつながるのだ?」

「そりゃ、日本人と一緒に居たいからです!」

「そうか。……断る」

「なぜですか!?」

「理由は言う必要がない。どうしても知りたいならシュティアにでも聞いてくれ」

「ついています! 絶対ついていきます!」


 絶対ついていくと言い張るヴェーヌ。その後言い争ったが、ついていくと言ってきたので、折れた。抜けたいときは勝手に抜けろとは言った。しかし……


「絶対抜けません! 何が何でも抜けませんからね!」


 だそうだ。

 コップがカラになったのでジュースを入れ直す。これでようやく落ち着いてクッキーにありつける。クッキーはだいぶ減っていた。シュティアとメルクール、ウーラの3人がすごい勢いで食べていたからだ。


「あ、そうそう。私もついていくから忘れないでね?」


 食べようとしたところで、クッキーを食べていたウーラが突然言ってきた。

 怒っていいですか? そういうことは始めに言って欲しい。しかもついていくと来た。もはや決定事項らしい。


「なぜ?」


 半分イラつきながら訪ねる。ウーラはその間もひたすらクッキーを食べている。気に入ってくれたのは、作った側としてもうれしいが、せめて付いてくる理由は教えて欲しい。


「長老会のメンバーたちがついていきなさいって、おっしゃったからよ」

「あ。はい。どうぞ」


 無理だ。長老会のメンバーが言ったのなら、俺は了承するしかない。

 シュティア、メルクール、ヴェーヌが驚いた顔をしているが、長老会のメンバーを知らんからそんな顔するのだろう。ハイエルフは怖い。雰囲気が怖い。とにかく怖い。



 その後、今後の予定を話し雑談をして午前を過ごす。午後からは最終テストがある。兵器を受け取る時点で合格は出ているが、どれほど強くなったのかを確かめる最終テストだ。


 昼食はチャーハンもどきにした。米がなかったため似たものを使った。具は肉をスライスして小さくした物と野菜を入れた。味は良かった。俺はクッキーを途中で食べるのをやめたが、クッキーを食べつづけおなか一杯になった女性4人(?)は、昼食を食べることができなかった。


 人形であるカナは、食事を必要としない。ただ魔力がいるので魔石を砕いたものを時々食べる。空気中にある魔力を取り込むことでも大丈夫だが、足らない時があるそうだ。




 片付けはシュティアがしてくれるそうなので、訓練所に向かう。そこにいたのはここ2か月間、毎日教えてくれた獣人の男性だ。そして近くにはエルフの男性が控えている。エルフの男性は、万が一けがをした時に治療をした時のためにいる。

 敷地内にある模擬専用の場所に移動する。公表はしていないため人はいない。


「これより最終試験を行う。全力で来い!」

「はい!」


 当たり前だが今は銃を使わない。俺が使うのは刃をつぶした模擬戦用の剣だ。と言っても、鉄でできているので重いうえに当たると痛い。銃を使わないのは、いざというときに銃が使えなければ、対応できないことになることを防ぐためだ。


 相手は剣を構えず、楽な姿勢でいる。もちろんこれは罠だ。前に模擬戦をした時、罠にはまって突っ込んだところ剣が腹部に見事に入った。すぐに治療魔法を使ってもらったのにもかかわらず、痛みは残ったのを覚えている。



 ここは相手の出方を見る。相手は俺より経験が豊かな獣人だ。だから俺の罠なんてかからない。それにある程度強くなると、最初に攻撃するより後で攻撃する方が有利になってくる。


「こないのか? ではこちらから行くぞ!」


 そういうとエルフは、縮地で一気に距離を詰めてくる。


 先読みでほんの少しだが分かっているので、剣を体の前に、地面と垂直に持ってくる。その瞬間に金属がぶつかり合う音がする。初めて模擬戦をしたときと同じ攻撃をしてくる。


「同じ手は食らいませんよ」


 俺はそういうと、相手を押し返す。さすがの獣人の男性でも、レベルが高いうえに身体強化を使っている俺の押しにはかなわないので、力に従って後ろへ飛ぶ。もちろんこの機会は逃がさない。相手の着地と同時にこちらの剣が届くように近づき、剣を振る。

 もちろんそれは簡単に防がれる。カウンターを受けないように、すぐさま5メートル後方へ飛んで回避を行う。身体強化を行ったジャンプはかなり楽だ。


「だいぶ上達したな。簡単な技なら防げるようになった」

「あなたにはかないませんよ」


 相手が全然疲れるそぶりを見せないので、ややがっかりする。――が、慣れているのですぐに気持ちを切り替えて次に備える。


 相手が再び上段に構え、縮地で迫ってくる。こちらも少し前に進み、すれ違いざまに胴を決めようかと思い、体を動かしそうになった。


 今相手をしてくれている獣人の男性に教えてもらったことだが、縮地を使えば狙った距離を進むまで止まれない。そのため少しだけ前に行けば、すれ違いざまに腹部に剣を叩きこめるという寸法だ。

 ちなみに、縮地は練習すれば距離が延びる。これも見えない数値が影響しているのだろう。


 もちろん獣人の男性がそれを許すはずがない。何かしら仕掛けてくるはずだ。そのため、その場で攻撃を防ぐことにした。


 相手が縮地を使う瞬間に、やや笑ったがそれはどういう意味かは気になる。しかし今は模擬戦中。そのうえ相手は強いから、余計なことを考える暇はない。隙さえ見せればあっという間に負ける。そんな相手だ。


 予想通り、俺の手前1メートルほどで止まった。もし少し進んでいたら、俺は剣をからぶった上に、相手に叩かれていたのだ。それを思うと背筋に汗が流れた。

 すぐさま獣人の男性は俺の攻撃を食らわないように、後ろに跳んで距離を開けた。


「まさか勘付かれるとはな」

「引っかかりそうになりましたけどね……」


 エルフは笑顔でほめてくれたが、正直喜べない。


 その後、攻防が続く。ほとんど俺は防ぐことしかできなかった。時々、蹴りを放つなどの攻撃をしているが、効いている様子が全くない。


 1時間ほど連続で戦っているので、体が悲鳴を上げているが、気合で抑え込む。今ここで隙を見せるとあっという間にやられてしまう。


 すると獣人の男性が動いた。縮地で一気に攻めてきた。どうやら終わらせるつもりのようだ。


 先読みで確認すると、近づくと同時に真上から垂直に剣を振り下ろしてくることが分かった。今は防ぐだけで精一杯の為、ギリギリのところで防ぐしかなかった。しかし――


 先読みしていたにもかかわらず、腹部に攻撃を受けた。激痛に悶える。ちかくに控えていたエルフの男性が魔法で治療するが、すぐには治らない。


 少しすると痛みが徐々に引いたので、壁際に備え付けられているイスに座り、インベントリから冷えた飲み物を3人分出す。そして獣人の男性から評価を貰う。


「最初よりは上達した」

「ありがとうございます」

「だが、最後は残念だったな」

「最後は先読みしたにもかかわらず、攻撃を受けたのですが、なぜですか?」


 評価は良かった。せっかくなので、気になったことを尋ねてみる。


「それは、先読みというスキルの特性をきちんと理解していないからだ」

「え?」


 意味が分からなかった。先読みは言葉の通り、相手の次の手を見るもののはずだ。


「先読みは簡単に言うと、相手の体……重心・腕・足・目などから次にどのような動きをするかを見定めるスキルだ」

「……といいますと?」

「つまり、相手に本当の攻撃を行う前に、別の攻撃の動作を入れていれば、先読みを使われたとしても相手に攻撃を当てることができる」


 ここでまさか先読みの弱点を言われるとは思ってもいなかった。これを使えば先読みが使える人を相手にもできる。

 しかし、先読みをされないようにするには、かなりの技術が必要になるということだ。本当の攻撃を相手に悟られないように体を動かそうとすると、怪しい動きになる。かといってギリギリの所まで違う動きを行うと、どうしてもタイミングを間違えるという問題が出てくる。



 その後もいろいろとアドバイスをされて終了した。最後に結果を聞いたら、問題はないそうだ。かといって、どのような相手でも油断はしないようにと言われた。


 仮の家に帰るとシャワーを浴びる。明日にはここを出ていくのでシュティアとメルクールと共に、家の掃除を行った。


 掃除が終わったら、すでに夕食を食べる時間だった。しかし夕食は作るのが面倒だったし、最後ぐらいおいしいものを食べたかったので、近くにある店に行く。テラス席のある綺麗な店だった。料理は肉を中心としたものを食べた。やはり外で食べる料理はおいしかった。その後、散歩を含めて少し遠回りをして帰宅。家につくと風呂に入って、寝る準備を行い早く就寝した。


 次の日、起床後朝食を食べてから家を出る。朝食にはサンドイッチを選んだ。早く食べることが出来るからだ。


 食べ終わると片づけを行い、忘れ物と施錠の最終確認をして家を出る。鍵は道中に家を貸してくれたエルフがいたので返しておいた。その時にまた遊びに来るよう言われたので、また機会があれば来たいと思う。



 本当はそのまま魔法陣の所まで行こうかと考えたが、さすがによくないと思ったので、長老会に顔を出して感謝の言葉とここを出ていくことを伝える。


 長老会の人たちは、もう少しいてもいいと言ったが、ハイエルフのもう少しは、人で言うと20年ぐらいだそうだ。さすがにそんなにいると、元の世界に戻る機会を失いそうだ。

 いつか、また来ることを約束し、転移装置のある洞窟に向かう。


 向かう途中、いろいろなエルフからお別れの挨拶を言われた。どうやら広まっているようだ。

 1人1人に手を振りながら洞窟に向かった。途中、エルフの郷のお菓子などを貰った。その際、今度来るときはお菓子をたくさん作ってきてと言われた。エルフたちにクッキーやケーキをあげたのは、間違いだったのだろうか。そんなこんなで、予想していたよりかなりの時間がかかって転移装置のある洞窟にきた。


 洞窟の中につくと、2か月前ここに来た時と同じメンバーがいた。全員と挨拶をかわす。


「まさか、お前がここまで強くなるとはな……レイ」

「結局、全敗でしたけどね」

「獣人やエルフと比べるな。人間ならその領域は1握りだ」

「その1握りの人にも負けたらいけないっていうのでしょ?」


 俺に戦い方を教えてくれた獣人と軽く話し、握手する。最初と比べたらかなりいい関係になった。シュティア達も、エルフたちとそれぞれ挨拶と握手をする。


「じゃあ、行ってきます。」

「ハハハッ! 行ってきますか。悪くねえ!」



 魔法陣に入り最後の挨拶をする。自分でもなぜ「行ってきます」を言ったのか分からないが、またいつか戻ってくることはなぜかわかった。

 それが、どのタイミングかは分からないが……


 魔法陣を起動すると、周りを光の柱が覆う。光で視界が埋まるまで見送りに来てくれたエルフたちに手を振る。光が収まると周囲にはきれいに装飾された洞窟も、個性豊かなエルフもいなく、2か月前の洞窟についた。


「もどってきたな」

「……うん」

「もどってきたか」

「とても楽しかったです」

「私にとっては帰省だったわ」


 地面に沈むようにして消えていく魔法陣を見ながらそれぞれが思ったことを言う。とても長く大変だったが、どこか楽しかったエルフの郷での訓練を思いだしながら、洞窟の出口を目指して歩いて行った。

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