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とりあえず…魔力全振りで!  作者: まのr
第1章
2/11

王都フリーデン

さて、このモフモフなかなかどうして、きもちいな。

もふもふ・・・さてどうしようか。

何もないぞ。何も

とりあえず。ぺらぺら 指南書に何か載ってないかな・・


お、これは。

<冒険のアドバイス>

ようこそ。異世界ルルキアへ

まず、一番近い町に行ってみよう!

表紙にある マップボタンを押すと周辺地図が出るよ!

※注意 道中魔物に気を付けてね!

困ったら攻撃アドバイスをチェック!


ほうほう、表紙の・・・これかな?ポチ

押すと目の前に周辺と場所の名前が載っている地図が出てきた。


おお、何々・・・ここは幻惑の野道、近くの町は、

お、あった!王都フリーデンか 行ってみるしかないなこれは

とりあえず衣食住できるとこさがさないと


ぷるぷるぷるモフモフ・・・


「ど・・・どうした?モフ男震えてるけど」

モフ男の視線の先を見ると下半身は人のような

上半身は象 左手には大振りの斧を持ったやつがいた。


あー指南書に書いてあった魔物ってやつね。

完全に最初戦うやつじゃないですよね・・あれ。

うわあ・・斧振り回しながら こっち来てない?来てるよね!?


ぺらぺら えーっと

<攻撃アドバイス>

何々・・・魔法寄りの方は、上に手をかざして?


『操雷魔法!ミニサンダー!』


その瞬間、象男の真上から特大の雷の柱が

ズガァァァァァァン!!!


ぷすぷす・・・真っ黒焦げなった。象男のようなものは

塵になっていた。


「あれ?今の奴弱かったのか・・・図体だけのよくあるやつか」


さて、王都フリーデンに向かうとするか・・・。

ヒュオオオ!すごい風が吹いてきた・・


「あ、目にゴミ入った。目薬魔法とかないの・・」


ピピピ。魔物の撃破を確認。図鑑に記入します。


<魔象>

推定討伐レベル78以上


生息域 幻惑の野道 ボス


「うお!目薬魔法すげえええ!ゴミなくなった

てかさっきの戦いで左上に見える数字増えたなあ レベル上がったってことかな?」


現在のレベル 12


攻撃力 G-

防御力 G-

魔力  SS+

俊敏性 G-


「お、ステ振りできる。魔力、魔力っと。」


さて、この道歩いていけば王都か。

何にも見えないな・・・移動魔法とかないのか?

ぺらぺら・・・お、あった!

えーっと ジャンプしながら・・


『瞬発強化魔法!クイックル!』

ヒューン! あまりの速さに周りが止まって見えるぞこれ

すごいな瞬発強化魔法!


あ、城見えた。


「よっしゃ!付いたあああ!ここが王都フリーデンか!でかい!」


周りを高い白い城壁で囲まれ 一番最奥には大きな城が建っている

きれいな城下町だった。


さてと、まずは寝るとこだな!

お、宿屋って書いてあるお店発見!ここなら寝れるだろ

店に入るとカウンターに若い娘さんが出迎えた


「いらっしゃ~い」


「部屋開いてますか?」


「開いてますよ!!一泊100ギルンです!」


たしかポケットに一万円が・・・あった!

はい、これで!


「え・・・なにこれ。お客様、その紙幣は当店では扱っていませんので

申し訳ありません・・・。」


あ・・・そっか。ここ日本じゃないかあ。

え、やばいな。どうしよ。お金なくちゃ何にもできないじゃん。

モフ男を売るか・・・。 もふもふ


「今年も開催されるってな!王都闘技大会!優勝者には

今年は去年の数倍の褒美がでるらしい!なんと1千万ギル!参加者だけでも

1000ギルくれるってんだから、王も太っ腹な方だ がっはっはっは」

遠くで話してる。親父たちの言葉が耳にはいった。


え・・・何それやるしかないじゃん。


俺はその日、初めてベンチの上で一夜を明かした。

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