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師匠がわたしのパンツに魔法を付与するので困っています。  作者: ぇーぁぃ
物質の支配者・転換篇
9/86

偏光板と○ーション 1

エッチな描写があります。

 数日後の事です。


 この日は師匠がアトリエの作業場に黒板を置いて、チョークで記号の羅列を書いています。

 今日は、師匠直々に化学の授業でした。

 内容は……良く分かりません。


「……で、最後に鹸化けんかして酢酸基を脱離させる。こんな具合でPVAは合成出来るんだ」


「…………ふにゃ……うにゃ……」

「エミリー……。エミリーっ」


「……ぅ……あ…、え? あぅ、しゅみましぇん師匠……」


「エミリー、次寝てたら起きるまでベロちゅーするからな。俺の故郷の伝承にもある由緒正しい起こし方だ」

「う……。それは嫌です。気持ち悪くて目が覚めました」


「いいか、説明した通りPVAを一から作るのは結構面倒だ。だからお前の魔法で作る。今回はそれ専用のパンツを用意したが、物質合成(シンセシス)の魔法はイメージが重要だ。お前自身が正しいイメージを持つ事が大事だ」


「パンツ魔法は嫌なんですが」

「そう言わずに。俺がやると疲れるんだ」

(わたしがやると恥ずかしいんですがっ!)


「そもそも何でその"ぴぃぶいえー"っていうものが必要なんですか?」

「まずは、ガラスの歪みを見る偏光板を作る為だ。他にもイロイロおもしろい使い方もある。まあ売り物になるんだよ。金には困ってないが、稼ぐ方法はイロイロあるに越した事はない」


「イロイロって何ですか?」

「イロイロはイロイロだ。洗濯糊とかな。まぁいつか教えてやるよ。……グフフ」

「…っ! いやらしい笑い。やっぱりいいです、知りたくありませんっ!」


「まぁ何にせよ、お前もウチの家計に協力してくれ」

(うっ……)


 協力してくれと言われると、断りづらいです。


「はぁ……。わかりました。師匠」


 何だか最近いつも流されてる気がします。もっとキッパリハッキリと断らないと、どんどん師匠の頼み事が過激になって来そうです。

 乙女として守らなければならない大切なものを、わたしは守っていけるのでしょうか……。先行きが不安

です。


「でだ、魔法を使えばエノール(・・・・)を酢酸で保護しする必要はないから、……

「すぴー……くかー…………」


「エミリー……仕方ない。ズキューーンとやるか」


「うにゃむにゃ……う? わっきゃぁっ!?」


 鼻先に息がかかるのを感じて目を開けると、師匠の顔が触れそうな距離にっ!


「いいいやぁああっ!」

--ドンッ!


 わたしは師匠の顔をつき飛ばしましたっ! ほんとギリギリでしたっ。


「あ痛たた。そんな全力で拒否られると、流石に寂しいなぁ……しくしく」


 あれ……? 師匠がちょっと凹んでしまったようです。ちょっと強く拒絶し過ぎてしまったでしょうか。


「あ、すっすみません。急に来られるとつい……」

「じゃあキスしようっ! すまないと思うならキスしようっ! さあっ!」

「うーわ、最悪ですよこの人っ!身体強化(リベレイト)っ!」


 わたしを抱きしめようする師匠を、顔を背けながらなんとか押しのけました。


「で、えーと……何の話でしたっけ?」

「エミリー……、やれやれだぜ。化学反応の事がよくわからなければ、とにかくトロトロっとしてヌルヌルっとしたものをイメージするんだ。あとはパンツに込めた魔法で何とかなるだろう」


「トロトロ……、ヌルヌル……」


 それをわたしのパンツで作るんですよね……。なんだか嫌な予感がするんですが。



「では、コレに穿き変えて、下はパンツ一枚になってくれ」


 師匠はそう言いながら、水色の水玉模様のパンツを差し出しました。


「うぅぅ、見ちゃダメですからねっ!」

「あぁ、分かってるよ」


「あーぁ、もし師匠が女の子だったら、こんなに恥ずかしい思いはしなくてすんだのに……」

「エミリー、今だけ俺を女の子だと思ってくれていい。さあ、早く着替えて始めよう!」


--ゲシッ! ゲシッ!!


 わたしは無言で師匠を外へ蹴り出しました。



「エミリー、着替えたら原料と道具を準備するから、一度中へ入れてくれ」


 うぅ……。

 わたしは、白いブラウスに水玉の紐パン。下半身を隠すために今はリネンを巻いています。


「どうぞ……」


「じゃぁ、この金ダライの中に立ってくれ」

「はい……」


「原料はこれ、エタノール水溶液だな。あとは空気中の酸素をつかう。この瓶の中の液体をパンツにかけながら魔法を発動するんだ」


 師匠は、お酒が入っていそうな大きな瓶をわたしに手渡しました。


 つまりこういうことです。

 わたしのパンツにお酒をかけて魔法を使うと、パンツからトロトロヌルヌルしたものが滴りおちて、それをこの金ダライで受ける……と。

 これ、何かの法律とかで禁止にできないでしょうか。


「わかりました。師匠、出ていてください」

「見ちゃ駄目か?」

「駄目に決まってますっ!」


「しかたない。今回は爆発とかはしないが、何かあったらすぐに呼べよ?」

「わかりましたから、早くでてってっ!」


 わたしは再度、師匠を外へ追い出し、心の準備をします。


(嫌な事はさっさと終わらせよう。今回は師匠が見ていないだけマシですっ)


 わたしはブラウスを汚さないようにたくし上げて口にくわえました。

 そして、酒瓶を両手に持ち、おなかの方から少しづつ液体を滴らせました。アルコール独特のにおいが漂います。


 液体が少しずつパンツにしみこみました。濡れたところが肌に張り付いて、少し透けてきてます。


(うぅ……、これは絶対に見せられないです……)


 自分の姿が、とても恥ずかしい状態である事に気付いて、羞恥心で体が火照ってきました。同時に、わたしは自分の大事な処に違和感を感じました。


(いやだっ……、わたしったら、じんじんして来ちゃったょぅ……)


 早く、終わらせなくちゃ。

 わたしは液体をちょろちょろっと、お腹から流しかけるようにしながら、魔法を発動しました。


「トロトロ……、ヌルヌル……、物質合成シンセシス!」


 パンツが淡い光につつまれ、魔法が発動しました。

 パンツにしみこんだ液体が徐々に粘性を増して、ぐっしょりとしてきました。


 そして、


ーーポターンッ……ポターンッ……ポターンッ


 金ダライに雫が落ちる音が響きました。

 わたしの股間、パンツのクロッチのところからトロッとした液体が滴り落ちています。


(いや……、こんなエッチな魔法いやだよぅ…)


 ヌルヌルの液体が、わたしの内腿をつたわり、流れ落ちていきます。

 パンツも、脚も、液体でベトベトに濡れて、テラテラと光っていました。

 金ダライの中に、だんだんトロトロの液体が溜まって来ました。


 もうすぐ終わりです。



「……はぁ、……はぁ」


 あれ? なぜか息苦しさを感じます……



「……はぁ、……はぁ…………なんだか……、からだが……、あつい……」


 身体だけじゃ……ない、……変だな



 わたしのあそこが……、さっきから……あつくて……じんじんして…………おかしいよ……



 こんなに……じんじんするの…………はじめて……



 こんなの……やだ………………ダメなの…………


 

 じんじん…………はぁ……しちゃ…………らめなのぉ…………



 わたし……の……からら…………はぁっ……じんじん……じんじんしゅるの、





 じんじん……あついの……ヒリヒリすりゅの…………ヒリヒリしりゅ………… 




 ヒリヒリ…………なんか……

 

 ……痛い。


 

 あれ? 

 

 なんでヒリヒリ痛いの?


 わたしは片手でパンツに手を入れて、じぶんのあそこに触れようとして………


「ひぅッ!! あぁっ!!」


 電気が走ったように、からだがのけぞりましたっ。

(なんでっ!? 刺激つよすぎるっ!?)



--カランカラーン


 落とした酒瓶が床を転がります。あれ? あれ? あーーーーっ!



−−ツルッ

「わぁああああっきゃぁっ!」 --ドテッ! ガランカラン……


 わたしはバランスを崩し、ヌルヌルで足を滑らせて、

 金ダライの上であお向けにひっくり返りました。


(あ、ぱんつ……きえちゃう……)



「エミリーっ!? 大丈夫か!? ……て、うわっ」

-- ツルッ


 飛び込んできた師匠は、床にこぼれたヌルヌルで脚を滑らせて……。


(やだっ、師匠が!っこっち? うわわわわあ)


-- ドサッ

 師匠の顔が!

 わたしの、おまたに!

 

-- むぎゅっ

「ひうぅ!?」


「もがぅ!? すばむ(すまん)べびびー(エミリー)だじじょぶぶば(だいじょうぶか)!?」

「あぁっ! ぃやっ! あっ」

(しゃべらないで! しゃべらないで!)


びばどくからばいまどくからな

「ひぅっ! あっ!」


-- ヅルッ

-- むぎゅう

ぼっぼぶまぶおっとすまん



「んっーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」




 わたしの意識は途切れました。







「なにをしてるんですか、あなた方は……」


 女の人の声が聞こえた気がしました。




 




※アルコールの粘膜摂取は危険です。

 真似をしないで下さい。

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