ただの人形
どうも!ロクセです!
今回はオリジナル小説にチャレンジしました!
プロローグなんで文はかなり短めですがよろしくお願いします!
……………
グチャ………ペチャ………
……………
ビチャ………ゴチャ………
「…………愚かだな」
0節目~ただの人形~
時は15年前―――
ここはファルム王国。人々は毎日騒ぎ、歌い、見ず知らずの人でもすぐに飲む。
そんな理想的な王国。
それは、僕にとってもそうだった。
そうだった。あの日までは。
そこから1年。少年の4歳の誕生日。
いつもなら夜の6時には帰ってくる親が帰ってこない。
早く帰る、と言っていたはずの親が。
どうしたんだろう。仕事してるのかな?
少年は待ち続ける。
ドアが開いた。
帰ってきたんだ!
少年は飛び出す。
しかしそこにあったのは――――
「やめて!離してよ!」
4歳の少年にはあまりに厳しい現実。
目の前には捕まっている父と母。
少年は助けようと必死に駆け寄ろうとする。
しかし、捕まえている前進真っ黒な青年は少年を簡単に押さえ込む。
そして…………
「やだー!やめて!お父さんとお母さんを離して!」
剣が、親の首に落とされた。
4歳にはあまりに酷すぎる光景。
首がストンと落ち、その落ちたところからは血が溢れている。
少年はひたすら吐いた
そして黒服の男たちは死体を持って去っていった。
そして14年後。
過去の記憶を心の奥深くにしまいこんだ少年。
その時のことはなにも覚えていない。いや、自己的に思い出せないようにしている。
しいて覚えているとすれば、親達は宮殿に勤めていた、ということだけ。
それ以外は、親の顔、その時の家の場所。
自分の名前すら―――
その少年は、暗殺者として生きている。
真実を………暴くために。
これからどんどん投稿するのでよろしくお願いします!