魔法について
本編ではあまり活躍の場がない魔法関連です。
●属性魔法につていて(基本編)
本作における魔法の大半は属性魔法である。属性魔法は、広い定義で言えば具象魔法の一種だが、以下は属性魔法で通す。
属性魔法は使い手の魔力を使い元素を操作して、物理法則などに干渉する技術のこと。
元素とは実態を持つ法則であり、すなわち火――動態、土――固態、水――液態、風――気態というものを扱う。主に後者の部分は研究者など一部専門職における用語なので、一般人は火、土、水、風と呼ぶことが多い(ちなみに火などの方の由来は、それぞれの元素を集めて球体などにすると該当する物理現象を引き起こしたり、物体を発生(転送or生成)させたりするため)。
これらの元素というものがいつごろ出現したかについては、大陸の創生期より少し後、神話の時代には既に「あった」と言うほかない。
これらの四大元素は、物体に集中させると動、固、液、気といった反応を示す。例えば熱を持つ料理に対して土の元素を集めると、その熱量をある程度の時間維持し、臭いも飛ばないようにすることが出来る。エントロピーどこいった。
一般には、主にこれらの四大元素をベースとした魔法を駆使する。が、専門職ともなるとこれらの要素を足し合わせて術に使うものも居る。そういった技術を段階合成と呼び、通常の一元素使用の魔法のことを第一段階合成と呼ぶことも有る。
●属性魔法につていて(応用編1)
それぞれの元素、動態、固態、液態、気態 (以下火土水風)は、単体で四つの現象を引き起こすことができる。しかし現実にはそれ以上の属性ともいうべきものを引き出す魔法使いもおり、聖女エスメラはその詳細をさらに細かく分析し、一つの回答を得た。
元素は単体でも何らかの効果を引き出すことが出来るが、複合して使うことでより複雑な現象を起すことが出来る。ごの作業を合成と言い、二種類の元素を使う場合は「第二段階合成」と呼ぶ。
それぞれの合成は、火+土=金属、土+水=自然、水+風=氷蒸、風+火=電気となっている。合成属性も通常の単一属性と同様に、それぞれ異なる性質を持つ。金属ならば純化や洗練、氷蒸ならば停止、固定、拡大といった具合である。
相反する位置にある属性、火と水、土と風といったものは、基本的に合成は不可能である。が、特定の種族に限りこれを実現する存在がいないわけでもない。
一般的にこの第二段階合成まで使えれば、騎士団の魔法使いでも結構なポジションに入れるくらいである。それくらいには合成は難しい。しかし世の中には、この第二段階合成二つを使って更に合成を起すヒトも居るわけである。伝承上、「最初の勇者」はこれら全てを扱うことが扱うことが出来たとされており、聖女エスメラも「発案者が出来なかったら問題あるでしょうがッ!」(現代語直訳)という理由から、空間魔法を除き全ての合成が使えたとされている。
実際のところ本作の世界観において存在する魔法は、具象魔法、認識魔法、概念魔法の三つなのですが、おそらく具象魔法の説明が大半になると思われます・・・。