魔族について
●魔族全般について
魔族は、魔角と呼ばれる結晶体のような角を持ち、人間より高いレベルの魔法を扱う種族。生物学的な定義で言えば亜人種といえる。
彼らの中で一般的な話としては、破壊神に選ばれ闇属性魔法を与えられた種族であり、只の人間にはない武勇と誇り高さこそが魔角の現れにつながるとされている。
歴史的経緯からみて、信仰について最も信奉者が多いものは「破壊神」。
上位の魔族は元素の操作能力がよりあがるため、自身の魔角を隠したりすることもできる。
・竜族:部族長→「竜王」
最も魔獣に近い性質を持つ魔族であり、古の時代に邪悪なる竜へと対抗するために作り出されたといわれる強大な種族。扱う元素により鱗の色が変化する。
角は二本、位置は通常の姿が眼の上あたり、変化した場合がこめかみ辺り。銅、銀、金、白という風にレベル分けがされている。ちなみに金以上は、通常破壊神の加護なしでなることは出来ない。
・力鬼族:部族長→「雷帝」
古の時代に鬼族より別たれた戦闘民族。高身長に高い筋肉の活動量をほこる小さな巨人。角の位置は額に一本。原理上は四属性あつかえる角を持つ。その中でも、雷属性と親和性の高い部族長が多かったため、「雷帝」という名称がついた。
・鬼族:部族長→「鬼長」
最も多くの魔族がこれに該当する。額から小さい角が生えているヒトガタ種族。一本につき扱いやすい属性が一つで、最大で三本。もっともあくまで扱いやすいなので、訓練次第ではその限りではない。
全ての魔族の祖とされる種族だが、確かではない。
ちなみにゴブリンのハーフは、年をとっても結構長く若い。
・空族:部族長→「空族長」
鳥人間のような、というか鬼族と獣人族との派生種族。鼻が全体的に高く顔が赤め。角は額から鼻を覆うように生えており、「飛行」などのの魔法を使うと嘴のように変化し、鳥人間のようになる(これがロングノースの由来)。ただ飛行の魔法は使える種族が圧倒的に少ない。
・半魚族:部族長→「深海王」
時に半漁人、時に人魚。しかしどちらも本来の姿といえば本来の姿。主に水の中にいる時は人魚で、地上に上がる際に魚人になることが多かった。こちらも獣人族と鬼族からの派生の一つ。文化的に人間との交配も可能だが、基本的に乗り越える壁が多い。ちなみに半漁人形態は、感覚としては鎧に近い。
●角なし
魔角の代わりに別な器官を儲けることでその作業を代用するもの。また、これらの種族はゴブリンからの派生でない可能性もある。
・獣人族:部族長→獣王
名前の通り、獣と人との合体したような種族。始祖は狼男と言われている。性格やら何やらによって、獣要素が強いかヒト要素が強いかが異なる。魔角はないが、魔角と同等の結晶「魔角紋」が顔に浮かんでおり、隈取は動物の種類によって違う。
鬼種についで最も人数の多い種族でもある。
・亜人族部族長→森姫/森御子
森に愛された種族で、エルフ、ドワーフ、スプリガンなど多種多様。オルバニアにおいてはドワーフが圧倒的に多い。
作中で何度か出てくる「妖精剣」は、彼らが作ったもの。人間的には「妖精の加護を得たものたち」が作り出した剣、という意味で妖精剣。
内部種族によっては、精霊に近い種のものもいる(エルフの場合は妖精の導きで精霊と契約しこうなれることもある)。また多くは、角がないかわりに耳がとがっていたり長かったりする。魔角晶と呼ばれる水晶が耳たぶとかについている。
・妖精族:部族長→妖精王
精霊種の一つ(精霊種は、精霊の加護を得ている種族)。小人サイズで、半透明な虫羽を使った飛行が可能。人間との交配はできない。
角がないかわりに、背中に魔角と同じ性質のある羽根を持つ。また羽根という形状の特性か、周囲の魔力の流れを強く感知できる。
妖精剣より記述頻度の高い「精霊剣」などは彼らの作品。「精霊の加護を得たものたち」が作り出した剣、という意味で精霊剣。
・半霊族:部族長→幽汽官
肉体が半分精霊になっている種族。女神に嫌われたのかは分からないが周囲の元素を取り入れることがかなわず、何かに憑依したり、接触したりして元素を取り込む。憑依された対象は、顔面を覆う仮面のような魔角紋が現れる。ちなみに普段の彼らは、瞳の下に固有の魔角紋。