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第二章:登場人物一覧(十二話まで)

前章のデータから、二章にあわせた形で更新されてます。

”りゅーおーらんど”関係者・・・・・・・・・


★エース・フォー・バイナリー

 ”+,Ahsーuy,ukuForuK,〈〉”

 異世界からの転生者だが、あんまり転生した意味のなさそうな主人公。

 元人間で、異名は”黒の勇者”。

 税率がそんなに重くない農村出身で、現代日本の娯楽に飢えている。

 元が日本人なので、この世界の常識にすり合わせた結果、人間不信や躁鬱気味など若干病んでるが、まだ常識の範囲。わかりにくいレベルのツンデレ。

 不本意な流れで竜王を殺し、英雄とされ王都に帰還するも、一部のヒトビトの策謀により死去。その後、破壊神の加護で無理やり半精霊として蘇生させられる。

 魔力はともかく魔術が極端に苦手。聖剣なしではまともに魔術も行使できず、半精霊となった後もそれは相変わらず。

 ダンジョン作成能力を経た後、異世界テーマパーク”りゅーおーらんど”の設計にとりかかったりしている。人間側の状況については、とりあえず様子見中な模様。

 二章では色々と吹っ切れ気味らしく、錬金術師のオッチャンを味方に引き入れてから更なる暴走を続ける。


☆エミリー

 魔族側ヒロイン。拾われっ子で、竜王の娘。

 エミリーというのは偽名。

本名? ぜ っ た い に 呼 ば せ な い。

 フォースメラ大陸最強メイドと称される「十本指メイドサーバント」(選定者不明)の一人”メイドテレポーター”として数えられているが、本人は全く知らない。

 美少女であるが、普段は無表情。半変温動物。

 一人で広大な城の管理を完璧にこなし、上級魔術を片手間でバンバン打てる規格外。ただし竜王には遠く及ばない。

 ちょっとSっ気がある上、若干病んでる節がある。

 三半規管は空間魔術使いであるためか強い。でも未知への恐怖は普通? レベル。

 信条は、信賞必罰。そして従者、王佐としての矜持を持つ。

 エプロンドレスを嬉々として着込んでいたりするが、彼女に別に変な趣味はない。大体竜王のせい。

 彼女にとって竜王は、父親であり世界であり恩人であり神であり仇敵でもあった。

 二章ではエースの目的遂行のため、従者の心得王佐の嗜みを振るっている。


☆ケティ

 獣人族(ライカノイド)。ウサギの獣人少女。

 キュートでポップで、出るとこ出ていて頭にウサミミと、なんだか筆者の趣味が疑われかねない容姿をしているが、場を弁えることにかけては一番大人な人物。かつて賭博場で働いていた結果か、対セクハラ対いちゃもん対ヤクザにらみなどに対するメンタルは強い。

 魔力の高さもあいまって、エミリーからスカウトを受ける。魔法は苦手だが、エミリーに言わせれば「伸びしろがちゃんとある」とのこと。

 二章ではエミリーの弟子として頑張ってる。もっとも師匠が師匠なので、彼女に安寧の日々が訪れることはない。ただしメイド服は別。

 もう駄目だこの娘、手遅れだ・・・。洗脳されてる・・・。


★バルドスキー

 王国では非常に珍しい吸血鬼。かつての竜王四天王が一人”間断(かんだん)”。

 竜王の右腕で、主に内政(?)担当だった。調整能力と実行力にかけてはピカ1であり、珍しく竜王も信頼をおいていた。

 ただし竜王的に一番気に入っていたのは、若干ナルシーなその性格である。どこぞの踊り子同様、過去が明かされれば明かされるほど残念になるタイプのヒト。



黒の勇者パーティー・・・・・・・・・


★エース・フォー・バイナリー

 前述参照。


☆カノン

 ”+,Ihsnek,cigaM,usoroK,iguruTanataK,〈〈”

 人間側のヒロインで、女剣士。

 魔術師にとってはある種、天敵とも言える存在。額に傷があり、普段はそれを隠していたが、エースの前などではよほどの理由がない限りは隠さない。

 剣の腕は、良くも悪くも国で二番目くらいの強さ。実戦に基づいてくみ上げられた、邪道中の邪道な戦い方を主とする(普通の剣術も使えるには使える)。メイドテレポーターと互角に戦える、数少ない人間の一人。

 実は豆腐メンタルだが、気合で強がってなんとか相殺している。普段はまともであるが、エースには病的な執着を見せている。もっともその理由もエース本人が原因なので、筆者から特に彼を擁護することはしない。

 エース死亡後、黒騎士ではないが何人もの人々に殺されかける。余裕をもって撃退したものの、その後、エース死亡を信じていない彼女は彼の足跡探しをしている(もっともイマイチ効果は上がっていないが)。


★ニアリー・コール

 ”+,Uhsikegos,sworrAcigaM,〈〈”

 弓兵。”魔弾の狙撃手”の異名を持つ。弓兵なのに狙撃手と呼ばれる所以は、彼の武器がボーガンだから。

 元大規模ギルドの長。竜王に壊滅させられ、エースたちと協力関係を組む。彼の格闘の師匠。

 乾いた彼の復習劇に、勇者たちとの交流は温かみのある何かを残した。

 現在は王国南西部の砂漠地帯にて、弔いのため戦死者の遺品探しに明け暮れている。お酒大好きな彼が、そんな過酷なアルコール摂取不能地帯に赴くという時点で、どれだけ本気かうかがい知れる。

 ちなみに貴族でもないのに苗字があるのは、一応名誉国民扱いだから。ちなみに妻子持ち。

 実は”吟遊詩人の日記帳”に異名の由来たる”魔弾”を奪われてるが、そのことに果たしていつ気付くかは定かではない。


☆セイラ

 ”+,Ihsustujam,regnisenniM,〈〈〈”

 天才魔術師のロリっ子。”吟遊詩人”の異名を持つ。

 音楽と魔術研究と技術向上にあくなき探究心と冒険スピリッツを燃やす年齢一桁。そしてパーティーの参謀。この段階で色々とおかしい。

 間違いなくこの世界の産業革新は、彼女なくして起こりえない。

 しかし、生きた姿で登場する間もなく黒騎士により殺される。筆者的に彼女に恨みがあったわけでは断じてないのだが、どうしてこうなったし・・・。

 本作の登場人物たちの中でも、屈指の突っ込み役だった。

 彼女の製作した”吟遊詩人の日記帳”こそが、このお話の根幹に関わるキーアイテム。二章でその出番があるかは知らない。


☆ツナナギ

 故人。パーティーのタンク役。詳細割愛。

 彼女が現在、パーティーの一員としてカウントされていないのにはちょっと特殊な理由があるが、たぶん番外編でさらっと流す可能性が高い。

 その意志と願いは、確かにカノンに受け継がれている。



王国関係者・・・・・・・・・


★セラスト・オルバニア

 国王。実は婿養子で、エースに負けず劣らず読書大好き。

 娘がさらわれたり、奥さんが外交で国外に行って国内の仕事のまかなう範囲が増えたりして、心労がたまりにたまって現在ミイラ人間一歩手前。

 実年齢は今の見た目よりも若い。むしろ、何故ここまでガリガリになったしという世界の話である。娘、よく卒倒しなかった。

 エースとは彼が村を追い出された後に、「王子珍道中」37巻写本を一緒に購入したことが出会い。騎士団長にこってり絞られたりもしたが、結果として勇者選出に一役買ったので、結果オーライ!

 国内情勢の安定と並行して、マグノリアと共に経済封鎖解除のため奔走しているが、ぶっちゃけそれは本筋に関わりが薄いので丸まるカットされている。


☆マグノリア・オルバニア

 王妃。見た目は普通のヒトだけど、血縁上はハーフエルフ。セラストよりも思い切りがよく、仕事の折半は6:4くらいの割合で行っていた。

 竜王が動いたせいで他国から攻められそうになるのを、上手にかわすナイスマダム。また国王よりも心臓に毛が生えているためか、見た目はそんなに変化なし。

 実は王国内で最強クラスの人物の一人。普段はセラストを尻に敷いているが、本当のところはそうでもない。夫に対しては、負い目と愛情がせめぎ合っている。

 現在は、勇者消滅を回避しつつ経済封鎖を解くため、諸外国を東奔西走している。


☆エリザベート・オルバニア

 王女。可憐なハーフエルフ(王族の血統には亜人の血が流れている)。

 吊橋効果抜きでエースに惚れているが、いまいちその気持ちは伝わっていない。残念ながら、エースは年が近くないと恋愛対象として見てくれないようだ。

 猪突猛進なくせに周囲に気を配れるという、奇跡のような詐欺のような性格を持つ。

 周囲の状況を慮り計算できるので、参謀や指揮官向き。使用する魔術もそれに応じて遠距離、超遠距離系のものが多い。

 アスターに対する感情は友人と好意であるが、その感情がエースを失ったことから派生しているのは本人も自覚済み。もっとも、アスターもそれを受け入れてくれるので、甘えさせてもらっている形。



★アーレス・リックス

 教育大臣。メタボが心配。

 貴族の中でも典型的な平民嫌いにして純血主義。しかしそんな彼も元平民である。よく考えれば発言は色々ブーメランなこともあるのだが、彼なりの理屈付けが一応存在する。

 一見駄目駄目な貴族のように見えるが、大臣に任命されるだけあって、公衆衛生や健康保全、環境保護など案外その功績は馬鹿にならない。

 エースや一般的な平民に対する刺々しさとことなり、領民や家族にとっては良い父、良い領主・・・なのかもしれない。

 黒の勇者暗殺に加担した八人のうちの一人。貴族主義とエースの人格を嫌っていたことが主な理由。

 実は八人の中でも、アスターが勇者になったことで立場が微妙になっているのだが、本人はそれに気付いて居ない。


★ハボック・ハボックIV世

 法務大臣。好々爺な見た目に反して、割と溜め込む性格。

 法関係の仕事だけでなく、国王が何かやらかしたりした時、後始末を仕切ったりするのがこの人。その手腕と人柄から、国王からの信頼は厚い。

 名前が変なのは、代々王家に使えるハボックの男は、そう名乗るべしという先祖の遺言。なので本名は別にある。

 黒の勇者暗殺に加担した八人のうちの一人。エース自体にはむしろ好印象を抱いていたものの、封建社会ベースにおけるエースのラテラルモダン思想が、国王に悪影響を与える前に殺そうと考えた。

 立ち居知的には黒幕・・・?



新たなる勇者パーティー・・・・・・・・・


★アスター・リックス

 新たなる勇者。二代目勇者と呼ばれることもあるが、歴史的にみてフォースメラ大陸には何人も勇者が居るので、正しくは「王国における」という注釈がつく。

 また、厳密には勇者とは呼べない。本人もその自覚がある。

 教育大臣、アーレス・リックスの長男。父親を反面教師にしたわけでもないだろうが、酷く倹約家でお人よし。そして優柔不断で日和見主義だが、エース曰く「良い日和見主義」とのこと。そんなエースとカノンに剣技を習っていた。

 その縁もあってか、新たなる勇者選出時に呼ばれ試練を受けた。

 一年ほど前、エリザベートに告白したがあっさり振られている。

 半年の時間経過により、精霊剣の能力をだいぶ扱えるようになっている。

 ちなみに筆者的には、彼と父親の名前をよく一緒に打ち間違えるので大変。


★レオウル

 剣闘士グラディエイターの大男。超時空の覇者のごとく、濃い。

 闘技場で数々の功績と数々の問題行動と数々の武勇伝を打ちたて、良くも悪くも伝説的な人物。

 そして、髪型が何故か女性的。一応それなりに理由らしきものはあるのだが、言ったところで詮のない話なので割愛させてもらう(ちなみに容姿から何故か誤解されるが、あっち♂系ではない)。

 所謂「魅せる」戦い方が得意であり、正攻法相手にはめっぽう強いが、搦め手が来るとちょっと弱体化。

 二章では髪ちょっと切った。しかし威圧感は全く減らない。


☆セノ

 邪神の踊り子の少女・・・少女? まあ少女。踊り子らしく露出度の高いあでやかな装い。

 エルフの希少種「ハイエルフ」であるが、そんな威厳なんぞ地球一周旅行中。とにかくきゅん☆ きゅん☆ と五月蝿い。

 かつてエースのパーティーに誘われていたこともあったが、上記の理由からエースにやんわり断られて居たりするかもしれない。

 詳細を書けば書くほど残念な人物になるので、今はこのくらいで勘弁。

 あまりにも酷いキャラのくせに、実は結構長寿。痛々しさなんて目じゃないきゅん☆



魔族関連



★オーガスト&リック&イナ&バイツ&ドライ

 魔族の冒険者パーティー「オーガタンク」。

 クエストダンジョンと採集が主な収入源で、全体的に賭博と酒が大好き。メンバー構成は狼の獣人一人、ハーフトロール一人、ゴブリン三人。

 ”りゅーおーらんど”ジェットコースター最初の犠牲者たち。後日、エミリーから酔い止め用ポーションが送られたかは定かではない。

 二章ではエミリーの小間使いのごとく扱われているが、彼らにも日の目を見る機会がきっとくる・・・? はず。ちなみに報酬は結構悪くなかったりする。

 没個性気味なイナ、バイツ、ドライの三人が個性を得られるかは、今後のオーガタンクの人気次第。


☆リリアン

 獣人族の少女。綺麗な毛並みに猫のような台詞回しをする少女。

 ジェットコースターとの親和性が高かったのか、集められたヒトビトの中で唯一といっていいほど全く恐怖心を味わっていなかった。

 言動からは小さい娘のように見えるかもしれないが、これでもきっちり十代後半。だというのにこの自由奔放なテンション。おい、親は誰だよ。

 ”りゅーおーらんど”への雇用決定について、本人より一言。

「シハイニンさん、にゃんだかどこかで見た覚えがある気がしますねぇ」


★イニ

 鬼族ゴブリンの剣士。ちょっと口は悪いが、決して馬鹿ではない。

 得物は選ばず、切れれば良し。かつてナードに決闘を挑まれて以降、彼と親交を結び共に旅をしている。このあたりで、彼もまたバトルジャンキーであることに違いはない。もっともナードの方があんまりにもあんまりなので、自重している模様。

 ”りゅーおーらんど”への雇用決定について、本人より一言。

「とりあえず、俺以外に馬鹿のお守する奴を増やしてくだせぇ」


★ナード

 空族ロングノースの魔法剣士。いろいろあって、魔族の中ではちょっとした有名人。

 残念ないけめそ。詳細が明かさるまでもなく、見事なまでの脳筋。ただしイニとは反対に育ちが良いため、物腰だけは柔らか。別名、ぽんこつ。

 かつては「狂犬」と言われるほど喧嘩っ早かったが、イニと共に旅するうちに多少なりとも処世術と自重を覚える。

 ”りゅーおーらんど”への雇用決定について、本人より一言。

「一番いいモンスターを頼む」


★セィーブ

 竜王四天王が一人「隕牙」テオブラムの配下の一人であり、軍隊行動時の指揮官補佐を任されていた。現在は竜王軍の残党を率いて、新に義勇軍を募ろうとしている。

 ハーフトロールの空族という、一体お前はどこの鴉天狗だ? みたいなビジュアル。軍服も竜王の服装センスが和風であったためか、なおのこと山伏チック。


★ミカツラ

 セィーブの部下の中で一番目立ってたから、幸運にも登場人物紹介にて拾い上げ。

 ちょいと前にエースとエミリーが居座る竜王城の様子見に出かけ、彼女の逆鱗にふれあえなく返り討ちにあった男。抗魔術力もそこそこで、ディスペル(術妨害)の術も使えたが、エミリーによってかけられた「剣の封印」により、使用術が一部制限されることに。


部族長・・・


★獣王

 白虎の獣人族ライカノイド。エースいわく「脳筋」。話は分かるだけマシだが、ステータスとしてはやっぱり色々とアレ。

 ハーフトロールで体躯が大きい。物理的な攻撃力だけなら、時に竜王に匹敵する数値をたたき出すかもしれない男。

 新たなる勇者ことアスターと交戦するが・・・?


神秘・・・・・・・・・



★りゅーおーくん

 ”りゅーおーらんど”のマスコットキグルミ。竜王と同種の気配を放つずんぐりむっくり。口からフリップボードを出すとき、明らかに空間操作魔術を使っているくさい。

 詳細不明。知るのは、今のところ創造者であるエースのみ。

 これだけで正体推察できそうな気もするが、一応まだ隠しておく。

 エースのダンジョンスイッチを改良しているようだが・・・?


登場人物紹介がアレなのは、別に・・で、デスクリが好きだからじゃないんだからねっ!

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