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とあるほしのものがたりSHIT!!第13話

昨夜は非常に恐ろしいことと腹正しいことにあったが、次の日の朝にはいいこともあった。

彼は大層美しい美少女を見たのだ。(但し『むし』基準)

美しいをわざわざ2回重ねるくらい美しい美少女を見たのだ。(重ね重ねいうが『むし』基準)


そのお姫様のような清楚系のご令嬢の名は

デュカリス(Ducalis)

後の最強の雀蜂の大魔王となる

デュカリス(Ducalis)=スペルヴィア(Superbia)である。


シットは惚れ込んだ。その美しすぎる可憐な少女の姿に。

しかし、前世でも好きだった女の子に告白する勇気のなかったヘタレ野郎である。

シットは

『どうせ美人は性格が悪いんだ』

とか口ではよく言っちゃう奴である。

その対偶条件である

『性格が悪い奴は不細工じゃない』

というのはシットの前世自身がその存在を持って完全に否定しているが。

結局とった行動はストーカーのように遠くから覗きをしつつその巣を突き止めただけだった。




そうしていると自分と同じことをしているドブスゲキキモゴミクズストーカーと名付けたくなるようなフナムシ型モンスター

フニャムシ RANK E+  属性 大地 岩 水  弱点 光 斬撃

をシットは見つけた。

美少女に近寄るのは勇気がいるが、自分以下のものに近づくのには何の勇気もいらない。シットはそんなやつだった。

なんか誰でもよかったと言いながらも弱い奴を狙う通り魔や頭おかしい人みたいに

シットは自分より弱そうだったので殺して経験値にしようとすると、




「ひっひぃぃぃ、いったいぼ、ぼくに何の恨みがあるんだよぉっ」

喋った。しかも日本語で。その上なんか聞き覚えがある気がしないでもない弱そうな声だ。

「何で日本語喋ってるの?」

「えっ、君も喋れるのかい?ぼ、俺はロジャー・九鬼。」



『ロジャー・九鬼』それは知り合いがネトゲでよく使うH(ハンドル),N(ネーム)。もしかして――――――





「船武士?」

底辺コンビが世界を越えて再開した。

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