「コスパ思考」の末路――目的を見つけてから効率化しよう!
筆者:
今回は「コスパ」「タイパ」について個人的な考えを述べていこうと思います。
質問者:
でも、筆者さんだってコスパやタイパ重視じゃないんですか?
私、知ってますよ。2倍速で経済のYOUTUBE聞きながら小説書いて、2倍速でアニメ見ながらゲームしている話だったじゃないですか?
筆者:
よく覚えておられましたね(笑)。
人間の人生の時間と言うのは限られていますからね。
人生を最大効率化させたいという気持ちは誰しもあると思うんです。
それについては大きく同意したいですし、僕も毎日脳をフル稼働させて寝落ちしている感じですからね。
僕が問題提起したいのはコスパ・タイパを重視して作った時間でやっていることがSNSを見たり、ショート動画を見たりするなど「消費」に大きく偏っているという点です。
消費することで勿論得られることってあると思うんです。ですが、SNSやショート動画って「切り取り」であり、非常に時間が短くその背景などが分からないためにそこから得られるものが極端に少ないんです。
質問者:
逆にどうして若い方の多くはSNSやショート動画に大きく時間を割いているんですか?
筆者:
SNSやショート動画が「コスパ・タイパが良い」と感じられてしまう最大の理由は、脳がお金や物理的移動、リスクを一切払わずに、最小の努力で手軽にドーパミンを分泌できるからです。
やはり世界の技術と天才が集まって「依存させる」ためにワザと仕向けていますからね。
簡単に承認欲求や娯楽的快楽を得ることが出来るのであればハマってしまう方がいても不思議では無いのかなと思います。
ただ短期的な快楽を得たとしても長期的な人生にとってはほとんどプラスにはならないと思います。果たしてそのようなことで人生を潰していくことがこの世の貴重な時間を消費する価値があるのか? と問い直していただければと思います。
◇カットして良いプロセスといけないプロセスの違い
質問者:
では、どのようなプロセスをカットして良いものでカットしてはいけないプロセスは何か教えてもらえますか?
筆者:
失敗した時に時間が無駄と言う考えがコスパ思考にあると思うんです。
失敗を恐れて行動できなかったり悲しいことを回避したい――そう言う気持ちが極端に行き過ぎてしまうと何もできなくなります。
一番最悪なことは苦しみや悲しみを経験したくが無いため自殺に至ってしまう方がいるという事です。
しかし、そう言った挫折して苦しんだ人の気持ちがわかる人が皆から受け入れられる小説を書ける可能性が高いように思えるんです。
人生に無駄なことは無いのでそう言った苦しい過程を恐れずにプロセスをある程度愉しむ姿勢が大事だと思っています。
質問者:
よくそういう風な話になると思うんですけど、効率化すべきこととプロセスを楽しむことってどのような違いがあるんですか?
筆者:
実は「非効率」には種類があると思っています。
最も効率化すべきことは「経験を積めば誰がやっても同じ結果」になりがちな事です。
例えば事務作業や誰でもできるながらも重労働であることなどです。
これはやっている最中での感想や経験は最早意味をなさないからです。
次に、広く情報を取ってその中から欲しい情報が限られているときです。
僕が政治経済の情報を倍速で聞きながら作業をしているのは、その中で僕がピンとくる情報と言うのが少ないからです。
ほとんどの情報は聞き流して構わないと思えるので、作業をしながらでも問題が無いという事です。
逆に経験する必要があることとしては、例えば山登りをする際の自然の厳しさや麗しさ空気のおいしさなどです。
コスパ・タイパを重視してヘリで山頂に連れてかれることや、上った人が撮った映像や写真を見るのが一番コスパ・タイパが良いですが、実際の「空気感」みたいなものは体験してみなければ分かりません。
受験などでも失敗したら努力が無駄になるという事で努力そのものを拒否する方も多いと聞きますが、本気で挑戦して失敗した際に次に失敗しないための経験として活きると思いますからね。
失敗を恐れて挑戦しなければ永遠に挑戦することが出来なくなりますからね。挑戦無くして上のステップに進むことは極めて難しいと思います。
◇「得た時間」でやるべきこと
質問者:
確かに誰がやっても同じような事って省略された方が良いですけど、省略したら本末転倒みたいなこともありますからね……。
でも、具体的にAIやロボットなどによって得た時間は何に使ったら良いんでしょうか?
筆者:
AI時代に一番必要な能力は「AIに質問する力」や「AIの嘘を見抜く能力」だと思っています。
しかし、その能力に関して「これだ」と言えるものは無く、地道な積み重ねが必要なんです。
それこそ自然を散策して五感を鍛えたり、日頃から情報収集してAIの嘘を見抜くための防波堤を築くと言った客観的に見たら何の能力を上げているのか分からない活動だと思います。
また、「消費する側」になるだけでなく「作る側」「発信する側」になることも大事だと思います。
質問者:
でも、SNSが何でも悪みたいな風潮も良くないんじゃないでしょうか?
筆者:
SNSやショート動画はアルゴリズムによる「滞在時間の最大化」を最大の目的にしています。断片的・感情的・極論がインプレッションが多くつく場合が多くそれらは情報としては採用することは危険です。
また、SNSはアルゴリズムが「見たいものだけ」を見せることから偏った情報になりハルシネーションが起きやすくなります。
両論を見聞きした上でジャッジしなければそれこそAIのいう事を丸呑みしかねない状況になりますので、非常に危険であると僕は考えます。
僕のSNS活用法はトレンドを調べてエッセイの題材にすることぐらいですかね。
勿論、両論を考えた上で自分の意見に合致した意見を拡散することは非常に優良なものだと思います。巡り巡れば社会に影響力を与えることが出来ますからね。
質問者:
なるほど……。結局は時間もSNSも「使い方次第」と言う感じになるんですね。
筆者:
ただ単に「快楽」のために消費するという事は「誰かのコンテンツに支配されている」ことを意味しますからね。
そう言った時間も必要だとは思いますけど、「それのみ」になってしまっては生きているのか死んでいるのか分からなくなります。
あくまでも「ツールの一つ」として考えることが大事だという事です。
自らが操縦する側に回り自らのステップを進めていく足場に換えることが大事なのです。
◇「目的がないからSNSをしている人」はどうしたら良いのか?
質問者:
でも一つ気になるのは何かしら人生の目的がないからSNSなどで時間を消費したり、短期的な快楽を求める方もいらっしゃると思うんです。
そう言った方は次のステップとか言われても困ると思うんですけど、どうしたら良いんでしょうか?
筆者:
人生の目的が見つからない方たちに「大きな夢を持て!」「目的を探せ!」と助言をしても、プレッシャーになるか思考停止することになるかなと思うんです
人の個性について考えてみますと何かこれまで好きな事を思い出すことが大事です。
また、「やりたくないことを回避するため」にステップアップしようというモチベーションになることがあります。
例えば満員電車を回避したいから起業をしようといった考えでも良いです。
何かしらSNSによる短期的な快楽以外の別の行動を伴うことになるからです。
質問者:
なるほど、一見ネガティブに見える内容でも行動理由としては有効という事ですか……。
筆者:
「人生の目的意識」などと言うと壮大で遠大な感じがしますけど、
少し身近な問題の解決をしていくことが大事なのかなと思います。
問題を解決のためにどうしたら良いのか?
それこそが「コスパ」で得た時間を最大限活かすことが出来るのかなと思います。
という事で今後も社会的な事象について個人的な解説をしていきますのでよろしければご覧ください。




