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My Diary  作者: キキ
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始まりの日のこと

2010年8月27日


私は2年前までどこにでもいる普通の高校生だった。

(あっ、その時の名前は杏よ。アンって読むの。)

この'普通'っていうのは、みんなが知ってる現実しか知らない人間だったということ。

性格は、普通だったかなんて自分では分からないわ。


あれは私が高校2年生の時だった。

授業中急に具合悪くなって早退することになったの。

先生に、迎えに来るように親に電話しようかって言われたけれど、仕事中だろうから断った。

でも一人で帰ることはめったにないし、人通りが少ない道を帰らなきゃだから内心不安だったわ。

それになんだか嫌な予感もしてた。

分かる?何か起こりそうな感じ。

そしていつもなら予感で終わって何も起こらないんだけれどその日は違ったの。


帰る準備をして学校をでたところに、あまり見たことがない形の車が止まってたの。

濃い緑色をしていて細長い形。

少し興味が湧いたから横を通りながら少し車の中を見てみたわ。

でも外からは見れないようにしてあったから残念だと思いながら通り過ぎたの。

そしたらね、中から2mはあると思われる男の人が出てきたの。

私が中を見たことに怒って出てきたのかもしれないと思ってもう本当に怖かった。

私が後ずさっているとその男は私に小さな袋を渡しながら、

「君はふさわしい。これは絶対なくすな。このことは絶対誰にもいうな。」

って言って、車の中に戻り去って行ったの。

もう頭の中は恐怖とクエスチョンマークでいっぱいだった。

とにかく早く家に帰たくて具合悪いことも忘れ急ぎ足で帰ったわ。

家について自分の部屋に戻ると荷物を床においてベットに倒れこんだ。

袋を開けて見たかったけどまだなんだか開ける気分にはならなかった。

色んなことを考えているうちに眠りにおちてたわ。



今日はここで終わり。これじゃ日記じゃないわね。

でも成り行き書かなきゃ日記の内容が謎だらけになるからそれまでよろしく

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