表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

『鏡ノ裏に棲むもの』

掲載日:2025/11/07

『嘘』というものは、何なのだろう…と考えた時に書いた詩です。


第一章:映らぬもの



わたしは 夜の鏡を ただ見つめていた

そこに映るはずの わたしは いない

ただ 一片の嘘が

忘れられた夢のように

鏡の底で 息づいている


─わたしが わたしを見つける場所は いつも 映らないところだった─



第二章:裏側の言葉



真実は いつも

裏に貼られた

剥がれかけた皮膜

剥がせば 裂け

残せば 読めない


─真実は 読まれることを拒む 沈黙の紙片─



第三章:影の演技



街灯の下で 誰かが わたしの声を使って 笑う

その声は わたしの声に似ていて

けれど わたしでは ない

嘘は── 

影が わたしをなぞる その一瞬の ずれ


夜が深まるたびに

鏡は いよいよ透明になり

わたしは いよいよ 嘘になる


─わたしの声で 誰かが笑うとき わたしは もう わたしではない─



読んでくださった方々、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ