第2章の元ネタ辞典
第1節
①八幡の藪知らず
千葉県にある禁足地。神隠しの伝説が残る場所。
②丑三つ時
午前2時から午前2時30分までの間を指す。
③夜に現れる鳥居
燕三条市に伝わるとされる伝承。
昼間は見えないが夜になると現れるらしい。
第2節
①ゴエティア
グリモワールと呼ばれる魔術書の『レメゲトン』の第一の表題。レメゲトンはソロモンの小さな鍵とも呼ばれ、ソロモンの72柱について書かれている。
②丑の刻参り
夜中の丑の刻に神社に参って、呪いをかける行為。
③アンドラス
30の軍団を指揮する序列63番の大侯爵。人間に不和をもたらす悪魔。鳥の頭を持った姿で描かれている
④カイム
30の軍団を従える序列53番の大総裁。鳥のような姿をしている弁論の悪魔。
第3節
①火の玉(人魂)
現在ではリンによる発火現象とされているが人の魂とも言われていた。
②狐の嫁入り
昼間に雨が降ること。夜の山に火が見えた時にその場に行くと何もないため狐に化かされたという話と嫁入りには松明を持った人が花嫁を連れて行くことが合わさり、狐の嫁入りという名前がついた。
③迦具土神様
日本神話における伊邪那岐と伊邪那美の子ども。生まれる時に伊邪那美の産道を焼いてしまったことが原因で伊邪那美が死んだとされる。火の神。
④伊邪那岐と伊邪那美の呪い
除くなと言われたのに興味本位で除いてしまった伊邪那岐が伊邪那美に掛けられた呪い。『1日100人殺す』という言葉に対し『1日1000人産む』と返した。
第4節
①学校の怪談
学校に伝わる怪談。様々なものがあるが基本的には。7つ目を知ってはいけないとされている。
②八咫烏
日本神話に登場する三本足の烏で導きの神とされている。神武天皇の東征の際に熊野から大和まで道案内をした。
③アスクレピオスの杖
古代ギリシアの医学の神『アスクレピオス』が持っていたとされる杖。蛇が巻き付いた杖の形をしている。アスクレピオスは死後へびつかい座になったという話もある。
第5節
①空気神社
山形県にある神社。人々が空気の恩恵を忘れないために作られたらしい。ブナ林が設置された板に反射して幻想的。




