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隣の席の彼を見つめる

作者: 結月アオバ

pixivから自分が書いてたヤツを元にして書きました。

 腕を枕の代わりにしてすぅすぅと机で熟睡している彼を見つめる。高校に入っで2ヶ月の私のささやかなお楽しみタイムである。


「ふふっ………可愛い」


 彼とは2週間前に席替えしてから初めて喋った。男子にしては低い身長で、肌も普通の男子よりも白い。男の子ではあるが、どちらかと言うと顔は中性的。パッと見ではちょっと見分けつかないかもしれない。


 でも………意外と頼りがいはある。


「………ふふ」


 つん………つん……と彼の頬をつついてみる。こんなことしていて周りの目が気にならないかと不思議がるだろうが、席は一番後ろで端っこなので誰も見ようともしない。


 何故私が彼の寝顔を眺めているかと言うと、席替えの次の日になる。


 たまたま早起きしてしまった私はちょっと早めに学校へ行った。教室のドアを開けて、まだ数人しかいないクラスメイトに挨拶をして、席に座った。


 どうせだから序に挨拶しとくかと思って彼の席を向いたとたん……こう、彼の寝顔を見てなんか心がざわついた。


 それ以来、私は彼の寝顔をみて癒されるだけのために学校へ早く行っている。


「……………ねぇ、起きて」


 もっと見たかったが、既にホームルーム始まる五分前である。そろそろ起こさなければ担任の先生から心無い一撃を食らってしまう。


「ん………んん……」


 ゴソゴソと顔を上げて、1度大きな欠伸をする。なにそれ可愛い。


「ん………おはよう」


「うん、おはよう」

自分でも思ったけど短ぇ………

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― 新着の感想 ―
[一言] この作品の雰囲気好きです。 2ヶ月ずっと彼に合わせて早めに登校してるのも可愛いっ!
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