表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/13

妹と一狩行こうぜ!

妹と生活すること一ヶ月

バイトも軌道に乗り、順調な生活をしていた。


「お兄ちゃん!ゲームしよ!」

「ゲームかー、だがゲーム機持ってないぞ」

「っちっちっち!なんのためにこの天才少女がいると思ってるの?」

「お前にそんな肩書きがあったとは初耳なのだが」

「ではゲームの内容を発表します!」

「仕方ない、聞いてやろう」

「ゲームは・・・モンスターバンターです」

「それ、ゲーム機ないとできないやつじゃないか」

「まったく、お兄ちゃんは、想像力ってものが欠けてるんだから!」

「いや、お前の一言に難ありだと思うのだが」

「モンバンはこうするの、実際に外に出て、昆虫を取りに行きます!」

「え・・・いや・・・それ、どこもモンバン要素ないじゃん、ジャンルが似てるだけじゃん・・・」

「いいから行くよー夏なんだよ今は!」

「わかったよ、行こう」


正直朝のまだ8時で眠気と睡魔に襲われていて、これから狩りをするのは、少しというかかなり、体力的に無理があると思っていた。

しかし、妹の勢いに押し負け、玄関を出た。


「うーーーーいい風!」

「ほんとだな、少しは気が乗った」


そして近場の森へとついた。


「なー妹よ、俺らは虫取り網もなしにどうする気だ?」

「えっへん、そこはですね、この帽子を使うのです!」

「いや待て妹よ、そこまでして虫取りするのはなぜだ?」

「それはですね、生きてる内ににたくさん思い出作りたいなと思ってさ!」

「急にヘビーだな」

「ねーお兄ちゃんは考えないの?そういう終わりのこと」

「おまえまた、果てたい願望がでているぞ」

「もー違うよ、純粋に考えちゃんだ」

「どうしてだ、そんなの考えたって楽しくないだろ」

「いいなーお兄ちゃんは単純で」

「お前はどうだっていうんだ?」

「わたし?、私は苦しみとか悲しみとかそういう全てなの」

「俺にはそうは見えないぜ」

「優しんだから・・・お兄ちゃんは・・・・」


かつて妹にどんなことがあったのか、兄は知らない。

だから兄は思った、こうして思い出を作り、未来から始めようと。


「じゃ虫取りするぞ!!!」

「りょーかい!!!!」


そうして日はくれ、また明日が来るであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ