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隠しステータスカンストさせた結果www  作者: 白毛和牛
第一章 オールドウォルズ編
8/14

昇格試験と運の力

474.名無しさん 2019/04/20 20:51:32 ID:9iyhe7b

何で盗賊も何も出てこないのさ!

475.名無しさん 2019/04/20 20:54:00 ID:gkrr0e3

>>>474 とりあえず病院行こうか

何日も何日もゴブリンを狩っていると奴らの行動パターンもわかってきた。奴らはNPCのようなもので、決められた行動しかしない。奴らは何秒か一回に右か左に約九十度回る。逆に言えば、真後ろにいれば正面から迎撃されることはないのだ。話は変わるがこの森の中にはゴブリン以外の魔物も多く生息しているようだ。森の入り口付近にはゴブリンしかいないが、少し奥に行ってみるとでかい蝶か蛾みたいな虫や、小さめの(高さ的には腰の高さぐらい)オオカミなどが出てきた。もちろんどちらもぶっ飛ばしたが。そんなこんなで何日か(最初の頃は印を付けて何日目かを数えていたが、もうめんどくさいのでやめた。)がたったときのステータスがこれだ。


リョウヘイ・クリダ 人間族 十八歳 ♂ レベル32

ジョブ:剣士

状態:健康

スキルポイント:121

ステータス:

HP:107/107

MP:21/21

攻撃力:107

防御力:25

魔力:16

素早さ:24

精神力:13

運:+10

魅力:+0

CRI率:+0

HP回復速度:+0

MP回復速度:+0

スキル:転移魔法

称号:運び屋、冒険初心者


やっぱおかしいよな。前スキルポイントをすべて攻撃力につぎ込んだって言うのにもうスキルポイントの量が増えてるもん。しかし…まえ運を十あげただけでドロップ率があんなに変わったからな…このスキルポイントを運にすべてつぎ込んだらどうなるんだ?というわけですべてのスキルポイントを運に突っ込んで狩りに出かけた。結果は…うん。五十体倒したところで、変な石とは別に内臓みたいなのが七個、目玉が十四個、爪が三十枚出た。すべて売り払ったら今までの努力がなんだって言う程度のお金が集まった。流石にあの量のドロップアイテムを売ったら受付嬢も顔が引きつってたしな。



「ありがとうございやしたー。」

かなりクエストで貨幣が貯まっていたため、消費がてらに新しい防具として鉄の剣、鉄のブーツと鉄のチェストプレートで身を固めた後に、一番安いポーションを五個買っておいた。

「よし…行くか。」

今日はギルドでの昇格試験がある。試験に合格してFランクになれば新しいクエストを受けられるようになるらしい。ギルドの昇格試験会場はその村にはないため、馬車で一時間程度揺られて会場に着いた。ぐおぉぉぉ。尻が痛いのと吐き気がするので試験前からめちゃくちゃ気力を削られた。

「ではこれよりギルドのFランク昇格試験を開始いたします。」

そうやって試験官みたいな人が号令をかける。

「Fランク昇格のために必要なことはそう多くありません。試験は一つ。三時間以内にゴブリンを十体倒してきなさい。」

そうやって試験官がいうと周りがざわざわし始めた。なんだ?そんなに難しいことなのか?それともこの地方のゴブリンは強いとか?とりあえず気を引き締めてかからなければな。

……

………

はい。めちゃくちゃ簡単でした。今知ったんだけどゴブリンって初心者にとっては強敵なのね。その後日無事ランクが昇格されたことをギルドから聞いた。Fランクになるとクエストの種類が増えるほかにパーティも組めるようになるらしい。思えば異世界テンプレの仲間集めもやってないなぁ…というか異世界テンプレ何もできてないじゃん、俺。ほかの冒険者に絡まれることもなく、盗賊に襲われることもなく、強敵とも出会わず…自分で言ってて悲しくなってきた。他の人にこんなこと言ったら絶対ドMだと勘違いされる…

仲間登場させるタイミングが無い…こうなったら無理矢理にでも…

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