表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隠しステータスカンストさせた結果www  作者: 白毛和牛
第一章 オールドウォルズ編
3/14

一日足らずで借金を作る男

454.名無しさん 2019/04/15 03:34:05 ID:qhdgc64

借金作った…どうしよう…

456. 名無しさん 2019/04/15 03:38:48 ID:air5h3d

>>>454 いくらだ?場合によっては何か助けることができるかもしれない

457: 名無しさん 2019/04/15 03:39:52 ID:qhdgc64

>>>456 銅貨三枚

458 名無しさん  2019/04/15 03:51:00 ID:air5h3d

>>>457 もういいよ おまえに同情した俺が馬鹿だった

コスプレ女アシュレイの家を出た俺は地図を頼りに村を目指した。地図が何の問題もなく読めているのも能力の一つなのかもしれない。村は徒歩でかなりの距離を歩いたところにあった。時計がないので正確な時間などがわからないのが困ったところだ。

「そこで止まってくれ。」

村の入り口についたところで、憲兵みたいな人に呼び止められた。

「何でしょう。」

「すまないね。何か身分を証明できるようなものを持っているかい?

困った。転生したときに持っていたものは服だけで免許証などを持っていない。持っていたとしても意味ないだろうけど。

「これなんてどうですか?」

アシュレイの家から出るときに村に着いたら渡すよう言われていたものを手渡す。

「!これはアシュレイ様の…わかりました。ようこそ、オールドウォルズへ。」

なんかよくわからないけど納得してくれたみたいだ。ていうかなんだよ地名。オールド何ちゃらって。覚えられる気がしねえよ。まぁ何はともあれ村に入ることに成功した。

「なんか本当…田舎って感じだなあ。」

建物は高いものは1軒しかないしその辺には畑がたくさんあるしでとても盛んとはいえない。

テンプレとしてはギルドにいくのがいいんだろうけど…人に尋ねてそんなものがないと言われたら恥ずかしいじゃすまない。

「とりあえず…あのでっかい建物に行ってみるか。」

俺は少し先に見える建物に向かっていった。

-----------------------------------------------------------------------------「近くで見るとかなりでかいな…」

例のギルド(だと思う)を改めてみるとその大きさに圧倒される。周りの建物が小さいのでより大きく見えているだけかもしれないが。

「ふー。…入るか。」

俺はドアを開けて中に入っていった。

中に入った瞬間アルコールのにおいが花をかすめる。辺りを見回すと酒場らしきものが建物の中にあった。おそらくこのにおいはそこからしているものだろう。しかし今はそのことはどうでもいい。俺は目の前にあるカウンター(一番美人の受付嬢がいるところ)を目指した。

「こんにちは。こちらはオールドウォルズギルドです。本日はどのようなご用でしょうか?」

むぅ。受付嬢がケモ耳ではないとは…憤慨だな。まぁどうでもいいけど。

「あ、えっと、ギルドへと登録をしたいんですけど…」

「登録ですか?登録はあちらの一番カウンターですよ?」

ありゃ。よく見るとカウンターの上に看板があって、そこにカウンター番号とそこの役職が書いてある。受付嬢の顔ばかり注目していて気がつかなかったぞ。気を取り直して1番カウンターへと向かった。

「こんにちは。こち(以下登録の流れまで略)

「登録ですね。それではギルドカードを発行いたしますのでどうか3枚をいただきます。」

え?お金が必要なの?もちろん転生したばかりなのでお金など渡されていない。

「もしお金がないのでしたら後払いにさせていただきます。それでよろしいですか?」

「後払いですか?」

「はい。ギルドでは即金で払うことができない場合、利子をつけて後払いができます。利子は一ヶ月で五%です。

つまりはそれって借金だよね。しかし背に腹はかえられない。仕方なく後払いでギルドカードを発行する羽目になった。

「はい、それではこちらの水晶に触れてください。」

言われたとおりに水晶に触れると何かからだから抜けていくような感じが五秒間ほど続いた。

「はい、こちらがギルドカードになります。なくさないでくださいね。なくした場合再発行に銀貨三枚が必要ですから。」

「ありがとうございます。」

「はい。ギルドの基本的な情報について説明を受けますか?」

ラのべなどで出てくる説明とだいたい同じだとは思うが、万が一の時のために聞いておくことにした。

「ギルドでは能力や力ごとに8つのランクに分けられます。ランクは上から順にS,A,B,C,D,E,F,Gに分けられます。ランクが上がることで少し上級のクエストを受けることができたり、特定の防具を買うことができるようになります。ランクを上げる際に昇格試験を受ける必要があります。ほかにパーティですが、一グループに最大六名まではいることができます。パーティの誰かが経験値を手に入れた場合、パーティ全員に平均に経験値が入ります。そして最後に、ギルドは冒険者の負傷、死亡については一切の責任を負いません。

…以上で何か質問はありますか?

「あ、はい。なぜランクが上がらないと買えない防具があるのですか?」

そんなことはあまり多くのラノベでは見ない設定だった。少なくとも俺が読んでいたものの中では。

「はい。もちろん防具には重量があります。いくら初心者が強い防具を着ていても重すぎれば動くことができずになぶり殺しにされてしまうことがあります。そういうことを予防するためにこのルールがあります。」

確かに言っていることは筋が通っている。俺がいきなり五十キロもある鎧を着ても何もできないだろう。

「ありがとうございました。」

「いえ、仕事ですから。それでは十分お気をつけて。」

この後じっと待っていたが、ほかの冒険者に絡まれるテンプレイベントは起きなかった。今度はかわいい女の子の仲間を連れてこよう、アシュレイ以外の。

主は5chよりなんj派です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ