回復術士のテスラ
52. 名無しさん 2019/05/02 ID:T584hgd
>>>1 生きてるか?
53. 名無しさん(主) 2019/05/02 ID:123jfur5
>>>52 なんとか
ギルドに言って、彼女――名前はテスラと言うらしい。でも雷魔法は使えないらしい。ちなみにパーティーになると、パーティーメンバーのステータスも見ることができるようになるらしい。これが彼女のステータスだ。
テスラ 人間族 (非公開)才 ♀ レベル:12
ジョブ:回復術士
状態:健康
ステータス:
HP:19/20
MP:8/13
攻撃力:5
防御力:6
魔力:21
素早さ:3
精神力:19
スキル:回復魔法
称号:無し
ふむ。彼女は回復術士だったのか。つまりあのトレントとの戦いの時からだが軽くなったのは彼女のおかげだな。たぶん。|(年齢から目をそらしつつ)
「え?攻撃力が…百を上回っている?しかも転移魔法って?」
テスラは混乱しているようだ。まあ当たり前と言えば当たり前か。
「あー、俺のステータスは少し特別だから気にしないでくれ。」
「??はい…わかりました。」
まだ少し腑に落ちない顔をしているが、なんとなくわかってくれたのだろう。
「それにしてもこの名前と名字…もしかしてヤマト出身ですか?」
そんな場所があるのか。機会があったら行ってみよう。
「まあ…そんなところかな。」
「そうなんですか…でも何でオールドウォルズへ?何か理由があったりするんですか?」
「えっとー、そのーなんか変な魔方陣に触れたら転移しちゃって…」
「そんなものがあるんですか?詳しく聞かせてください!」
まずい。早くぼろが出る前に話を変えなくては。
「まあそのうちゆっくりね。それより君のことを聞かせてよ。」
とりあえずここは話を変えるに限る。
「そうでした、すみません。改めまして、私の名前はテスラです。回復術士のテスラ。よろしくお願いいたします。」
「テスラさ…テスラはどこ出身なの?」
思い切って呼び捨てにしてみる。いやがっているそぶりはない。
「私はここの生まれです。ここで生まれ、ここで育ちました。」
「そうなのか。実は俺はあんまりここのことについて知らないから教えてくれると助かる。」
「私にできることでしたら手伝います。」
ん?今何でもするって…言ってないね。
「まあ、これからよろしく。」
俺は何度目かわからない挨拶をするのであった。




