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200文字小説集 vol.2

「寒くないですか?」(200文字小説)

作者: 日下部良介

「寒くないですか?」

突然かけられた声に彼女は怪訝な表情を浮かべた。

それもそうだ。

たまたま入ったカフェで、たまたま隣りに居た男に声をかけられたのだから。


「ここは暖かいですから」

そう言って彼女は苦笑する。


今の彼女は半袖のTシャツ姿。

椅子に掛けられた上着は流行りのダウンだった。


コーヒーを飲み終えた僕は店を出た。


「寒くないですか?」

先程の女性だった。

「着ぐるみを着てますから」

僕はお腹の贅肉をポンと叩いた。



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― 新着の感想 ―
[一言] 脂肪の上に着ぐるみwww 防寒対策完璧(*>ω<)b
[良い点] 「寒くないですか?」 コメディならソレだけを書き残して去りたくなりますね。面白かったです。
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