00:Profile
■サヤカ・フュルギア
ヒトが寄り付かない僻地を生活拠点とする白髪に濃褐色の瞳を持つ少女。体格は中学生程度。
外見は人族に限りなく近いが人族とは似て非なる"異界人"という別の存在。本来の名を"飛鷹 彩華"といい、嘗て世間に名を明かさず世界を救った英雄"サヤカ・ヒダカ・シュヴァラ"その人。
過去に救った人々の一部から不穏分子として排斥されかけたことや夢にまで見た元の世界への帰還を諦めざるを得なかった影響から"他者との拘りは失望を招く"と悲観的な考えを持つ。
厭世的で誰彼構わず捻くれた態度をとる気難しい性格だが、生来は真逆の大人しめの真面目で優しい性格であるため、悪態を吐きつつも冷徹には成り切れない中途半端な一面を持つ。
また、現在では滅多に他者に気を許すことは無いが、一度気を許した相手には元々の気質を覗かせることもある。
■スティア・グーシャ
茶髪に金色の瞳を持ち、体毛が猫の様に特徴的な縞模様をしている猫系の獣人族。体格はサヤカの頭一つ分くらい小さめ、性格は明るく活発そのもの。
不定期にサヤカへ荷を運ぶ配達人を任されており、度々サヤカの下を訪ねているがその度に小さな騒動を起こしている。
何故かサヤカに対する盲目的な信頼を置く有難迷惑少女ではあるが、その行動原理に悪意とは無縁の好意である為にあまり無碍には出来ない困った存在。サヤカにとって嫌いではないが苦手な部類。
■リウィア
黒髪に濃褐色の瞳を持つ召喚人型精霊。主人はサヤカ。
性格は尊大そのもの。主人の意思を蔑ろにするように見えるが、当人としては己が主人を不当に扱っているとは思っていない。「不安は有ったけど、イザ付き合ってみれば主人を第一に行動する忠実っぷりだったかな。見掛けとは違って案外真面だと気付くけど、普段の言動で損をする残念な人種かな」とは主人が簡潔に纏めた従者評。
ネタバレ要素は極力抜きつつ、随時更新する予定です。