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偽善者の願い

 サナダは、平和を願っていた。


 彼は闘争の愚かさを幾度となく書き記した。

「平和主義を掲げている日本が、自衛隊を持つのはおかしい。」として、自衛隊解散を目的としたデモを起こしたりもした。

核廃絶のため、北の将軍様に直訴状を出しに行こうとしたのもこの男である。

警備員に取り押さえられ、渡すことができなかったのは言うまでもなかろう。


 人々は彼の事を尊敬の意を込めて「平和の使者」と呼んだ。

一方、一部の専門家は軽蔑の意を込めて、彼を「史上最高の偽善者」と呼んだ。



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