うちに泊まっていくと良いのがぉ
無事に宮殿までたどり着いたのでいったん港町に報告に戻る。チロルのお店も久しぶりだ。
新鮮な魚介を使った料理を久々に楽しみながら近況報告、情報収集、メアリーへの伝言を済ませる。今夜は明日からの新天地探索に備えて森の家で疲れた身体を休ませる積もりだったのだが、チロルの寂しそうな表情に負けて添い寝をする事にした。チロルを抱き枕にして熟睡している間にシャロンも紛れ込んでいたようだ。久しぶりのおっぱいなので此方も忘れないようにしっかりと揉んでおこう。
起床後に港町の市場で朝食と買い出しを簡単に済ませてから、いよいよエイブ宮殿へと跳ぶ。
宮殿と言っても中はかなり広くて、城塞の中には住宅、官庁、軍隊、厩舎、モスク、学校、浴場、墓地、庭園といった様々な施設を備えている。
城下町にあるバザールを偵察がてらに散策する。置いてあるものが独特だ。工芸品を始めに、香料・織物・塩・金などを交換する商店が軒を連ねている。人種も多用で蜥蜴人、獅子人、スナネコ人、フェネック人・・・・初めて見る人種もいっぱい居た。
「旅人がぉ? こんな所迄来るとは珍しいがぉ!」
スフィアは獅子女だ。ただし見た目はエジプトのスフィンクスとは違い可愛らしいケモミミ娘だ。茶褐色の肌に黒い瞳が神秘的だが、ネコ人とは尻尾が長い事位しか違いがわからない。
「こんなに小さいのに偉いがぉ! 街にいる間はうちに泊まっていくと良いのがぉ!」
男衆は宮殿の警備をしていて、あまり家には帰って来ないらしい。普段は母親のシェラ、妹のスフーと合わせて三人しかいない為、部屋は余っているそうだ。
熱帯のせいか衣服も独特だ。日差しが強いので日が出ているうちは白いゆったりとした布を身体全体にに巻いているようだ。意外なのは水が豊富な事だ。長大な水道橋は街の自慢らしい。
日が落ちると急激に温度が下がった。それでも南国のためか寒いという程ではない。スフィア達が羽織を取ると、中からはチューブトップの乳袋が現れた。布から溢れ出たおっぱいの下乳が覗いていて目を奪われる。うん、うん、健康的で素晴らしい♪
夕御飯をご馳走になる。香辛料をたっぷりと使った羊肉はこの街に似合った刺激的な味だ。目の前でプルンプルン、ポヨンポヨン、プリンプリンしているおっぱい達も刺激的だ!
夜は寂しいだろうと、スフィアが添い寝をしてくれた。甘酸っぱいカシスのいい匂いがする・・・。その豊かな胸に顔を埋め、明日の事を考えながら眠りにつく。夢の中でおっぱいを揉んでいた気がするが、スフィアに何も言われなかったから多分気のせいなんだろう。