白セーラーですピョン
「おはようございますピョン♪」
目が覚めると腕の中にチロルがいた。言葉遣いは敬語のままだが、何だか距離が縮まった気がする。物理的な話ではなく、精神的な話だ。
「身体の方は大丈夫ですか?」
「昨夜は優しくして頂いたので、平気なのですピョン。お気遣い頂きありがとうございますピョン♪」
「それに気持ち良かったですし・・・。」
チロルが少し照れている?
「これからもチロルを可愛がってくださいね♪」
チロルが凄く可愛い。
「いったん帰って着替えて来ますのピョン。」
チロルが恥ずかしそうにシーツの外へ肌を晒す。
そこで待ってましたとばかりにチロルの為に服を出す事にする。今回は白いセーラー服だ。腰を紐で縛るワンピースタイプにしたが、お臍の見えるセパレートも捨てがたい。パンツは勿論、穢れのない清楚な純白を用意する。
「これはお着替えですか? 凄く可愛いデザインなのですピョン!」
チロルの方がずっと可愛いよ?
「ハルさんはやっぱり貴族様でしたのピョン?」
「シャロンさんは気が付いていないようですが、高価な食材を気軽に出したり、当然のようにお風呂に入っていたり、香油のようなものも使っていますよね? そしてこの衣服ですピョン!」
チロルはまったく良く見ているなあ。
「ハルさんはあまり見ないで下さいピョン!」
パンツを履いているチロルをじっと見ていたら怒られた。小ぶりだけど綺麗なラインをしている。見事なヒップだ。清楚な白いパンツがとても良く似合っているよ?
白いセーラー服に包まれたチロルはそれはもう可愛いらしかった。あまり褒めすぎて、チロルが困っている姿がまた可愛らしかった。