可愛いから特別なんだピョン
村に跳び、スピカとライカ達に新鮮な魚介類をお裾分けする。調理が心配だったが、焼いて食べる位は出来るとのことで、たいそう喜んでくれた。ついでに暫く村を離れる事を伝えておく。
潮で身体がベトつくので、風呂に入ってサッパリする。ついでに榧油と大豆の乳化剤で作った乳液も塗っておく。海風対策だ。清潔な服に着替えるとやっと生き返った気持ちになった。
村での用事をすませてから港町に戻る。宿はシャロンのお店の上の部屋に空きがあったのでそこにする。閉店までは時間があるので仮眠をさせて貰う事にした。
「こんばんは! だピョン♪」
シャロンは思ったよりも早く来てくれた。下のお店はまだやっているようだが、ピークを過ぎれば兄と妹の2人が居れば問題が無いそうだ。申し訳ないので今度差し入れでもしておこう。
「今夜はお姉ちゃんが可愛がってあげるのピョン♪ハルは可愛いから特別なんだピョン♪」
お店の制服のままでやって来たシャロンはクルクルと回って見せてくれる。広がったスカートから美しい脚と白い下着が見えて、眼が釘付けになる。
「やっぱりハルはエッチなんだピョン♪」
シャロンは嬉しそうに笑うとベッドに押し倒して来る。ペッタリとアヒル座りで腰に跨がったまま、興味深そうにショタの体つきを手で確かめていく。こちらはこちらで、柔らかなお尻や広がったスカートの感触にすごく興奮する。
感触だけでは無い。視覚からは前屈みになった胸元から柔らかそうな胸の谷間が誘っているし、嗅覚からは甘い柑橘類みたいな香りが漂っていて頭がクラクラとしてくる。
「ハルを骨抜きにして、シャロン無しではいられない身体にしてあげるのピョン♪ 泣いて許しを乞っても駄目だピョン。朝まで許してあげないんだピョン♪」
「さあ坊や、こっちにいらっしゃいだピョン♪」
「ココが良いのかピョン?」
「気持ち良いのかピョン? ハルも上手だピョン♪」
「満足したかピョン?」
「えっ、もう一回するのかピョン!?」
「まさか? まだ出来るのかピョン!?」
「ちょっと待って! 休憩にするのだピョン!」
「わかったピョン!認めるピョン!」
「ウサギが跳ぶほど気持ち良いのだピョン!」
「許してピョン! もう駄目だピョン!」
「お願いピョン! シャロンが悪かったピョン!」
「生意気言ってご免なさいだピョン~!」
夜の港街にシャロンの鳴き声が高く遠く響き続ける。