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ピザを焼くにゃ

お昼は皆を誘ってパーティーをすることになった。肉食系のライカ一家がいるので鹿でも捕って来ようかな♪


「ライカも行くガウ♪」


助かります。ゲートでハンモックを使った森に移動する。キャンプした際に周りを確認をしていたが、この辺りも鹿が多い。折角なのでサーチで美味しそうなのを探す。


「ライカ、こっちに大きなツガイ!」

「わかったガウ。」


獲物を視界に確認してからマジックロープで捕獲する。両手両足と口を一つに縛って固定したけど、角には気をつけてね。


「大きなダニが付いてるので、直接は触らない方が良いガウ!」


ライカの家にゲートを開くと、ライカが引きずって運び入れてくれた。


「下拵えはお任せワオ!」

リュカが子分2人を連れて現れた!


挿絵(By みてみん)


こちらはピスカの家に戻り外の準備を手伝う。

ピザ用に窯も作って見る。


「お兄ちゃん、これで何を焼くのにゃ」


マオが興味津々だ。火をくべながら尻尾を振っている姿が愛らしい。


小麦粉、砂糖、塩、油、水、イースト。材料を混ぜて捏ねていく。


「焼きたてのパンは美味しいのにゃ♪」


発酵処理を手伝うマオが喜んでいるけど、パンじゃ無いんだよね。


トマト、チーズ、茸、干し鱈、野菜、香草・・・・、具材もいろいろ用意していく。


「オーブン焼も美味しいのにゃ♪」


新妻のような可愛いエプロン姿のマオが喜んでいるけど、それも違うんだよね。仕上げは後のお楽しみ♪



お昼にはお肉、野菜、山菜・・・・いろいろな材料が集まって来た。そろそろ試しにピザを焼いてみよう。


生地を薄く伸ばし、好きな材料を乗せる。チーズも一杯あるから、贅沢に使う。そして、いよいよ窯に投入だ!高温だから、あっという間に焼上がる♪


焼上がりのアツアツを切り分けて、マオと頬張る。


「お兄ちゃん、これ美味し過ぎるにゃ~♪」


美味しいのはわかったよ。でもマオは猫舌だから気を付けるんだよ。


お肉もピザも、みんな大喜びで食べている。再会を喜んでいたシエスタも今は食事に夢中だ。大きく開いた胸元に、ピザから落ちた可愛い茸が付いていますよ?


リュカが作っているのは昨日、教えた干し鱈のクリームパスタか? ネコさんファミリーの食い付きが凄い。後でピザソースにして焼いて上げよう。


他の狼さんチームは肉に夢中だ。沢山捕ってきたから好きなだけ食べてね。


お肉も塩も沢山あるから、塩釜焼も作って上げよう♪オーブンに入れてじっくりと火を通せば、ジューシーで味の染みたご馳走ができあがる。お腹は一杯だろうから、また夜にでも食べてね♪


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