パンツをありがとうガウ
着いたら挨拶もそこそこに夕飯となった。話も挨拶も食事の後らしい。優先度って、人によって違うよね。
「ガウ、ガウ、」
「ワオ、ワオ、」
腹が落ち着いてから、情報交換が始まった。
今更だけど、リュカの従兄弟、奥さん、娘、弟の四人家族だ。リュカ、ライカの家族と似ているね。
この辺りは鹿とかが多く、肉好きの従兄弟は移住したらしい。さっきの癖の無いジビエはやっぱり鹿肉だったんだね。
「ハル、荷物をお願いガウ!」
どの荷物を出せば良いのかわからないので、取り敢えず全部出す。
ドン、ドン、ズドン~、ズシーン!
「「・・・・・。」」
従兄弟一家がドン引きだ!
取り敢えず手土産をいっぱい渡して、誤魔化しておく。
「そう言えばハル君、ライカがかわいいパンツをありがとうワオ♪」
従兄弟の奥さんがみんなの前で、ライカのスカートを捲って中身を確かめる。誰も気にしていないのはなぜだろう。気にする基準って人によって違うんだね?
「「じいぃ~っ」」
人妻の二人の視線が痛い。
「皆さんの分も用意しますので、好きなのを使って下さいね。」
翌朝も早いので、さっさと身体を拭いて、早々に床に尽く事となった。
すぐに、皆は服を脱ぎだす。男も女も。大人も子供も。リュカや奥さんまでもが。
みんなは目の前で素っ裸の身体を拭いている。
この一族は、肌を見られる事を気にしないのだろうか?
パンツのデザインはこんなに気にするのにね・・・。
女4人が吟味して選んだパンツは、なぜか全てTバックだった。ポーズを決めて競いあっている。感想を求められても、反応に困ってしまうよ。お尻の形は綺麗だったよ?
リュカと奥さんのおっぱいは揃って美乳だ。これは種族特性なのかな?遺伝なのかな? ライカのちっぱいも次第に育って行くのだろうか? 小さいのと大きいので二度楽しめるから得したね♪
早々に切り上げて、借りた部屋を確認する。ベッドが二つあったがやはり固かった。安眠のため、断りを入れてから、二つともフカフカベッドに置き換えた。
「今日はハル君は私と寝るのワオ♪」
「それじゃあお疲れ、お休みガウ。」
こういう時、普通は親子がペアですよね?
すでに突っ込む気力も残っていなかったので、大人しく胸に抱かれる。シエスタの柔らかい感触を思い出す。ついついおっぱいに甘えてしまったのは、ここだけの秘密だ。