予告版:家の怠惰なオルフェは今日もかわいい
いつか、連載版投稿したいなぁ…
突然だが聞いてくれ、家の怠惰なオルフェちゃんの話を。
「俺の部屋のベッドで仰向けに転がってる幼女…痛い」
何だよ、幼女は事実…オルフェ、やめて…地味に痛い。
「え〜、おほん…俺の部屋のベッドで転がってる…え〜と…」
『…可憐で美しいそれはそれは愛しい俺の嫁』
…え?それ言わなきゃ駄目?むっちゃ恥ずいんだけど…え、言ってくれたら何でもする?言わせて頂きますとも、何ならアドリブ追加でなぁッ!!
「まさに天使と呼ぶに値する程に可憐で美しい、それはそれは愛しい俺の嫁…」
『きゅぅん…』
ちょっと…何で言わせた張本人が、赤面してぱたんきゅ〜してんですか…俺の方が恥ずかしいんだけど。
ん?なんだい読者のみんな…オルフェの見た目はどんなだって?(聞こえた希ガス)
オルフェちゃんは、身長138cm程、黄緑色のサイドテールに紫色の瞳、更に目の下には薄い隈のような線がある…あ、勿論整った顔立ちで美少女だぜ、羨ましいだろ?
…おっとブラザー達、今にも俺を呪い殺しそうな殺意を向けるな、ステイステイ…オーケー?あと、人形抱きしめたオルフェは破壊力抜群だ羨まs…分かった、自慢は止めろって言いたいんだろ?
っても、オルフェと暮らすのはそう簡単じゃないんだよなぁ…
オルフェと暮らすのに重要な事は3つ!!
1つ目は介護プレイだ!!
『ご主人、ご飯』
「へいへい、可愛らしいお嬢様」
『かわ…あうぅ…』
俺はあうぅ…と言ってるオルフェを抱えてまず階段を降りてリビングの椅子に座らせる。何でかって?家の怠惰なお嬢様が自分で動くわけ無いだろJk
「…ほら、口開けろ」
『んぁ…もきゅもきゅ』
もちろん、自分で箸はおろかスプーンすら持たない…ここは保育園か?あ、オルフェさん?そんな泣きそうな顔でぷるぷるしてどうし…( ゜д゜)ハッ!
2つ目は、オルフェの前では心の声が筒抜けってこと…
『…私は、ひっく、ただご主人に…ひっぐ、甘えたくてぇ…うぅ…ごめんなさい…』
やっっっっっべえぇーーーッ!?どうするどうするッ!?こうなったら…
「何謝ってんだ、美少女の介護プレイなんて逆にご褒美みたいなもんだろ」
『…本当に?嫌じゃ、ない…?』
「当たり前だろ?本当に嫌だったらとっくの昔に逃げてるよ…」
オルフェは感極まったのか、それとも俺が受け入れている事に安心したのか、すんすん鼻を鳴らしながら俺の腹部にすりすりしてくる。おっふ、かわゆ…最高すぎk
『ずぴ〜〜〜ぃ…』
…おい、今何で鼻かみやがったこの野郎。
3つ目は…
「ハァ、ハァ…」
『むふぅ〜…♡』
くそぅ…コイツ、満足そうな顔してお肌ツルツルモチモチになりやがって…あ、勘違いするんなよ?エロい事は一切してないからな?
3つ目は、ほぼ毎日【エナジードレイン】されるって事…はっきり言ってきついお仕事でっせ。
別に、しなくてもオルフェは問題ないらしいのだが…ある日、俺がベッドで秘蔵のアレを見て■■■■してる時にオルフェが目を覚ましてバレちゃって…凄いよな、エナジードレインって色んな欲も吸収できるらしいぜ?クソが。
「おいおい、まだ俺は元気ひゃく…」
『エナジードレイン』
「おっふ…」
『えへへ…♡』
ぐぬぬ…おのれエナジードレインめ…え?オルフェさん?何で一体どこからドレインを…
「うおぉ…ッ!!緊急離脱!!」
説明しよう、ここで言う緊急離脱とは、ベッドの上でローリングして外界という名の冷たい床にダイブするという技だ…というか、今何かオルフェの様子が…まさか。
『ごしゅじ〜ん…♪』
「ヤらせはせん、ヤらせはせんぞぉ…」
俺は屈辱的な体制だがハイハイ歩きで、ハイライトの消えた瞳と頬を赤く染めたオルフェから距離を取る。
クソ、流石にエナジードレインを14回もやられたら立てねぇ…だが、俺のハイハイ歩きよりオルフェの歩く速度の方が遅い…何ぃっ!?貴様、何故小走りを…止めろ、やめ…
そして迎えた早朝…あぁ、体が怠い…ん?あの後どうなったかって?あの後俺はオルフェを抱きしめる事でワシャワシャと良からぬ事をしようとしていた腕を拘束することでエロ展開を阻止した。
…抵抗されるかと思ったが、オルフェはそのまま腕を背中に回して嬉しそうな顔して眠り始めたので、一緒にベッドで抱き合って(という名の拘束をして)就寝したというわけでして…まぁ、いつ俺を襲うか気が気じゃなかったので全く眠れなかったんだが…
という訳で、みんな分かったかな?
“家の怠惰なオルフェは今日もかわいい…”
星とかブックマークで応援してくれると連載版が投稿される確率が上昇します…まぁ、今年は忙しいので厳しいですけど…ね?