プロローグ
仕事合間にゆっくり書いていきます〜
「直接会うのは久しぶりだな。少し背が伸びたか?」
「そりゃ成長期なんだから4年も経てば背くらい伸びるだろ。」
4年ぶりに再会した師とその弟子は夕日が差し込む部屋の一室で少し感傷に浸る。
「最近いろいろ噂が絶えなくてな。お前レベルが学べることもたいしてあるわけではないが…お前同年代の友達いないだろ」
「うぐっ…」
「はっはっはっ!まあ息抜きとでも思って3年間過ごしてくれよ。お前には少し無理を言ったんだ。こちらができるサポートはなんでもするさ。」
「少し無理って…こいつらだろ?」
そういうと弟子は異空間から3人の黒装束を着た怪しい男達を乱暴に床に投げ捨てる。
「おいレイ、まさかこいつら…。」
「いや、最初は俺もどんな奴らか知らなかったんだ。ここに向かう途中ミカが掃除してくるなんていうもんだから少し待ってたらこれだ。やったのは俺じゃない。」
「はぁ…相変わらずいい加減なやつだな…。まぁいい。助かった。いくらこいつらが組織の中で下っ端とは言っても学園で暴れられたら生徒達じゃどうしようもないからな。礼をいう。ミカにも伝えといてくれ。」
師は大きいため息をつくも、すぐに穏やかな表情を取り戻す。
レイと呼ばれた少年は「あいよ」と素っ気なく返すとその部屋を後にする。
レイがいなくなった部屋で3人の黒装束をどうしようかと考える『王立アストルム学園』理事長のエミリア・ウォーターズは少し頭を回転させる。
(まさか、入学前に依頼完了するとは…。いや…どうなんだ?こいつらがこんなにすぐ無力化されたとすれば組織ももっと手強いやつを差し向けてくるのでは?もしかしてレイに頼んだのはめちゃくちゃミスなのでは!?!?)
普段かなりクールな振る舞いをしているエミリアだが、今回のイレギュラーにはかなり目を回しているようだった。
「…で?レイはここに3年間もいるの?もう頼まれてた仕事終わったから帰ってもいいんじゃないの?」
「そうですね…。ヘカテの言う通りだと思います。レイ様はやるべきことをやりました。なのではやく拠点に戻って私ともっと愛を育むべきだと思います。」
「はぁー…。」
レイが学園が用意した部屋に戻ってくると、2人分の声と共にどこからともなく美しい女性の姿が2人現れる。
「話聞いてたんだろ?別に仕事だけが目的で来たわけじゃないんだ。それに今日やった3人だけで脅威が去るとも思えない。丸々3年いるかは別として今帰る選択肢はないだろ…友達欲しいし…」
「それは!!そうだけど…。」
「レイ様に変な虫がつくのが嫌なのです…。」
2人は、納得はしてないが仕方ないと頷く。
「そもそもお前達だってそれくらいわかってて言ってるだろ。…よし、こう考えるんだ。俺がここにいるのは仕事のためだけではないが、仕事が終わればちゃんと時間が作れる。そうすればお前達にかまってやる時間も増える。ならぶーすか言ってないで協力して仕事をこなした方が良くないか?お前達がそんなつもりなら別に俺はフェン達と仕事をしてもいいんだぞ?」
2人とっては唐突な死刑宣告に顔を見合わせ
「「それはダメ!!!!!!」」