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その目覚め、スッキリ!につき

ジュン・・・ジュン・・・

キィー・・・キィー・・・

ラー・・・イー・・・do・・・?


外から朝日と共に、スズメとは明らかに異なる得体の知れない動物たちの声がする・・・。

おい、最後のヤツはアカンやつや・・・。

※ RIDEは有名大人おもちゃメーカー



「すー・・・すー・・・。ん、んん・・・。」



下半身に生温かさと、筆で撫でるようなゾワゾワとした感覚を感じ、目をうっすらと開けると、布団がこんもりと盛り上がっていた。



「ん、んん・・・?」



何かと思い布団に手をかけようとしたところで、ふと、手を止める・・・。


待てよ・・・?


これは・・・もしや、ハレンチイベントが発生しているのではないだろうか?


そんな邪な考えが頭を過ぎったからだ・・・。



布団の中の主は、俺の浴衣をぴらりとめくると、俺下半身に顔を埋めて、スンスンと鼻をヒクつかせているようだった。


コイツ、急に何してるの!?

それは恥ずかしいんですけど・・・!?


さすがに、止めてもらおうと布団に手をかけた瞬間だった・・・“ぬるり”と生温かい感触が俺の竿を包み込んだのだ。


間違いない・・・。これは口の中の感触・・・。


誰かが、俺の息子をパックンちょしている!?


そこで、ふと思い当たったのは、俺の恋人、観月さんだ。


彼女は過去に、俺の息子にイタズラした前科があるらしい。


性懲りもなく、このハレンチ娘め・・・また、俺の息子を弄ぶつもりらしい・・・。


ーじゅ、じゅ、じゅる・・・


布団の中から、水音と共に下半身をゆっくりと愛撫する感覚を感じる・・・。


間違いない。布団の中の人物は、俺へ快楽を与えようとわざと、やらしく音を立てている。



「ん、んん・・・くっ・・・。」


ーじゅ、じゅじゅ、じゅぱ・・・



歯を食いしばり、少しでも長くこの快楽を味わうために、下半身から襲いくる快感に必死に耐える。


何より、簡単に果てては、お姉さんから貰った【アスモデウス】の名折れだ。


別に激しいわけではない・・・。

まったりと、ゆったりと、俺の息子はその濡れそぼった口の中を抽送していた。

これなら、まだ、耐えられるはず・・・。



「くっ・・・・・・・・・あれ?」



ふと、快感が収まり、竿を握りしめる手の感覚だけが伝わってくる・・・。


疲れて、やめたくなったのだろうか?と、少し気が緩んだ瞬間だった。急に亀頭をねっとりとした舌が、舐め上げてきた・・・!


袋から竿、先端まで舌が丁寧に這い回る感覚に思わず、腰が浮いてしまう・・・!



「んぁっ!んん・・・!や、やばい・・・!」



完全に不意打ちだった。


不意を突く間隔も、その強さも、濡れ具合も完璧に俺の予想を裏切ってきた。


おかげで、必死に耐えていた快感は、絶頂の寸前まで一気に押し上げられてしまう。



「くっ!んん・・・やばい・・・もう!」


ー じゅ!じゅ!ジュルル~・・・!



俺の限界を感じ取ったのか、布団の中の人物はより激しく吸い上げながら、短く小刻みに敏感な場所を刺激してくる・・・。



「あっ!んん!で、でる!」


ドクン!トクッ!トクッ!


ー っ!・・・・・・じゅるる!ちゅぱ!



しっかりと口内で、俺の愛汁を受け止めると、丹念に竿を舌で舐めまわし・・・竿を咥えたまま、ゴクリと子種を飲み干す。


嚥下する感覚が、ダイレクトに亀頭に伝わって、余計に相手を征服したい気持ちを駆り立てる。



「はぁ!はぁ!この子・・・うまい・・・。」



そのテクニックは、かなりの上級者だ。この慣れ方・・・お前しかいないだろう!観月が布団にいないことを確認しようと、チラリと隣を見ると、観月が布団で静かに寝息をたてているのが見えた!


「はっ!?え!?観月じゃないのか・・・?じゃあ、誰が・・・。」


驚いた俺は、上体を起こすと、布団を恐る恐るめくりあげる。



『う・・・んん・・・。ゴクン・・・はぁ・・・。うー。』



そこには、未だに俺の息子を優しく舐め回すシルクの姿があった・・・。


うっそ・・・キミだったの?


シルクは布団を捲られたことなど気にしていないのか、コクリと口に残った精を飲み込むと、手を合わせて、ぺこりと頭を下げる。



『(ごちそうさまでした・・・。)』


「あ、どうもお粗末さまでした・・・って、どういうこと!?」



この子、昨日は恥ずかしさを体得したんじゃないの!?

なんで、朝から男の布団に潜り込んで、ひと抜きしちゃってるの!?



「し、シルクちゃん?あのね、布団に入り込んで、ゴックンするのも、それはそれで、なかなか、恥ずかしいことだからね?ヤラシイ子になっちゃうよ?」


『う?うー・・・うぅッ!?///』



あ、この反応、知らなかったんだね・・・。


シルクは両頬に手を当てると真っ赤になって、身を隠すようにいそいそと布団に戻って行った・・・。


多分、昨日、俺と観月の行為を見て、真似したくなったんだろうけど・・・んー。どうしたもんか・・・。確実に、シルクが悪いことを覚えてしまった・・・。


観月に相談すべきか・・・?


色々と考えた結果・・・俺は・・・。



「今回は不問・・・にしとくか。教えてなかった俺も悪いし・・・。」



俺は隣の布団で丸まるシルクの背中をポンポンと撫でて、再び、布団に潜り込む。



「んー・・・スッキリしたけど・・・。もう一回寝直そう・・・。」



ほどよい疲れが、身体と頭を襲っていたからだ。

俺は二度寝することに決めて、再び、目を閉じた・・・。



ーじゅ、じゅ・・・。



うつらうつらと、している時だった・・・。

再び、股間に違和感を感じた俺は、目を開ける・・・。


まただ・・・。さっきと同じ光景が広がっている・・・。


目の前の布団がこんもりとして、微かにモゾモゾと動いていた。



「お前はまた!こら!朝からなにしてんの!?」


「あ・・・。あの・・・。うぅ・・・。」



次はバサりと、勢いよく布団をめくると、そこには息子を握った観月さんが、顔を真っ赤にして座り込んでいた。



「・・・観月ぃ。」


「だ、だって、ユーちゃん言ったじゃない!“どんどん関わってくれって。”って!私だって、ユーちゃんを取られたくないもん!・・・はむ!」


「ん!?こ、こら、観月・・・!んん!待って!」



ーじゅ!じゅ!じゅぱ!



「で、出る!」


「んん!ん、うん・・・ごくん・・・はぁはぁ・・・。濃いの出たね・・・。んん・・・もっろ、らひていいよ?ユーひゃん。」



この後も、観月さんに何度か搾り取られ、俺の朝はスッキリ!というより、ゲッソリとした気持ちいい~朝を迎えた。


何があったか、雰囲気で察した仲居さんに苦笑されたのは、言うまでもない・・・。



「・・・・・・そういえば、昨日の夜、誰か起きた?」


『うー・・・?』


「ん?何かあったの?」



宿を出る準備を進めながら、俺は昨夜に感じた気配の話を聞いてみた。



「んー。私は昨日はぐっすり寝てたから、分からないなー・・・。」


『うー?うー?』



二人は特に何か感じた様子もなく、更にはトイレに起きたということも無いようで、首を振っていた。



「あ、でも、何か入ってきたのは、合ってるかもよ?ほら。」



観月は畳まれた布団の上にある枕の下から、何かを取り出し、差し出してきた・・・。



「羽根?」



うっすらと根元から中ほどまで真っ白な羽根がその手には乗っていた。

結構、大きい羽だな。



「なんの羽根だろうね?朝起きたら、枕元に落ちてたの。」


「野鳥でも入ってきた・・・にしては、大きな羽根だよな。その大きさから察するに、結構、大きな鳥だぞ?鷲とかコンドルとか、下手したらペリカンぐらいはある。」



※ここでシルクの横路(ロード)

ご主人様たちが話してるいるのは、鳥の大きさの話ですね。

ちなみに、世界最大の鳥ってなんだかご存知ですか?

実は皆さんもよく知るあの鳥、『ダチョウさん』なんですよ?

飛べない鳥代表の鳥さんですが、高さはなんとオスで210cm~280cm、体重は重い個体で156kgに達するそうです。

しかも、その巨体でありながら、最大時速70kmで走行が可能という凄い鳥さんなんです・・・。

世界最大で、世界速の鳥のダチョウさん。

こんなのに襲われたら、逃げ切れきるがしませんね。

そこで、こんな方法を伝授。

そんな時は、両腕を広げて、身体を揺さぶるほど大きくヒラヒラさせてみましょう。

求愛のダンスと勘違いして、あわよくば、逃げることも、お嫁さんになることもできるかもしれません・・・。


ゆらぁ ~( ˙꒳˙ )〜 ゆらぁ


ぜひ、追いかけられた際は、試してみてください。

シルですか?シルはスライムですので、その辺りの石にでも擬態して隠れます。

鳥さんのお嫁さんなんて、まっぴらごめんですからね!

おしまい。


「さ、さすがにその大きさだと、入ってきた時に気付くよね・・・。」


「だよなぁ・・・。ただ、ここは異世界だし、何が起きてもおかしくないのも、忘れちゃダメだ。もしかしたら、音を消して近付く鳥とか、モンスターがいるのかもしれないな。」


「そんなのが、私のすぐ枕元に来てたと思うと、本当に怖いね・・・。」



観月は羽根を手に持つと、指先で摘んでクルクルと確認する。



「・・・うん。リアさんに聞いてみてもいいかもしれないな。ギルメンだし、この辺りにも詳しそうだから、分かるかも。」


「うん、そうだね。」



観月は今一度、眺めるとバックに【謎の羽根】を入れる。



「仲居さんが、持ってきてくれた制服に着替えて、出発と行こうか。朝ごはんも頼んでなかったから、店に向かいがてら、屋台を散策しよう。」


「うん!お腹ぺこぺこ~!」



ぐー!ぐー!っと観月の返事と共に、お腹の虫も騒ぎ始める・・・。


・・・幼なじみを長いことやってきたが、こいつの食欲には、いつも驚かされる。


『うー・・・。』



シルクは観月に抱きつくと、耳を当て、首を傾げていた。



「あはは・・・ごめーん。シルクちゃん、私、すぐお腹減っちゃうんだよねー。」


「よく食べる割に、細いのが不思議だよな。努力してるとは、思うがそれにしたって、綺麗な身体をしてる。」



昨日、あれだけの量を食べたのに、昨晩の観月は全くといっていいほど、お腹が出てる様子もなかった。


もしかして、胃にスライムが住み着いているのではないか?と思うほど、スッキリとした腰周りに、俺も首を捻る。



「あはは・・・。努力かー・・・。悪いけど、運動はそれほど意識してしてないんだよね・・・。薙刀してるけど、痩せたいからって、やってないし。」



観月は自身の腰周りを撫でて、「痩せたいなら、陸上で走る方が効率的」と苦笑してみせた。


たしかに、走る量で言えば、間違いなく陸上部の方が多いだろうけど、一番のお世話になってた弓道もなかなかにハードな走り込みをしていたと思う。


武道は上半身に重きを置いていると思われがちだが、実は剣道にしろ、柔道にしろ、薙刀にしろ、弓道にしろ、下半身ができていなければあの卓越した技術を安定して発揮することはできないのだ。


観月もなんだかんだ、薙刀をするにあたって、長い時間走っていたのは知っているし、俺も付き合わされたことがある。

あれも結構、ハードに感じたけどな。


本人は努力していないつもりでも、他人から見れば、紛うことなき努力であり、その肉体美もその結果と言っても過言ではないだろう。



「でも、そうだねー。いつまでも、今のままでいられると思わないようにしないと。痩せないと!」



と、決意を固める観月は拳を握る。

その意志を表すように・・・



ー ぐー・・・



と観月のお腹が鳴った。



「ぷっ、あはは!」


「うぅー・・・!笑わないでよ~・・・!」


「ふふ・・・悪い悪い。」


「あっ!」



ポカポカと俺の腕を叩くとぷっくりと頬を膨らませた。

それがまた可愛くて、俺は観月を抱き寄せると、真っ直ぐに顔を見つめる。



「ユーちゃん・・・?」


「たとえ、観月がオバサンと言われる年になっても、お腹が出ても、シワが増えても、俺は愛しているよ。ずっと、愛している。」



ーちゅ!


「んん・・・。ユーちゃん・・・。」



優しく唇を重ねると、しっとりと互いを見つめ合い、俺たちは微笑みあった。



そんな時だった・・・。


ー トントン!スーッ!


「失礼します、お客様。そろそろ、出立のお時間・・・あっ。」


「「あっ・・・。」」



襖を開けて、仲居さんが入ってきたのそんな時だった。

抱き合う俺たちを見た仲居さんは、目を丸めると、顔を真っ赤にして口元に手を当て驚いていた。



「あらあら!まぁまぁ!これはこれは!」



そのまま楽しそうに笑うと、一言。



「もう一泊、なさいますか・・・?」



と俺たちに問いかけてくる。



「「っ~~!?///」」



とんでもないところを見られた俺たちは、大慌てで支度を整えると、最後にバックを担いで部屋を飛び出した。



「「お、お会計お願いしまーーーす!!」」


「あらあら!ふふ!若いっていいわね~♪」



そんな俺たちの背中を見つめ、仲居さんは小さく笑うと、お会計のためにフロントに向かって歩き出すのだった。


ひとしきり、料理やお風呂、お部屋の感想を述べて俺たちは、足早に旅館の門をくぐった。


見送りのために、門の前で手を振る仲居さんに、俺達も大きく手を振り返し、坂をゆっくりと降りていく。



「・・・ふふ。ほんと、若いってすばらしいわ。私達も久しぶりに頑張ってみようかしら?ふふ・・・♪」



ー 遊助たちの姿が見えなくなったことを確認した仲居さんは、弾むような足取りで旅館に戻ると、玄関で帳簿を着けていた店主に気付いて、楽しげに抱きつくのだった・・・。





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