中編2
今週、文化祭が終わったのでこれからは一週間以内に投稿出来ると思います。暫く時間を空けてしまい申し訳ございませんでした。m(_ _)m
40話
孤影:「んで、ラクラはどんな事が出来るんだ?」
ラクラ:「どんな事って?」
孤影:「例えば、と言うか僕が欲しいのは戦闘系が得意な奴が欲しいんだが...」
ラクラ:「嫌だなぁ、戦闘系が得意なら商人なんて目指すわけないじゃん?案外抜けてるんだねぇ.....あれ、そいえば君の名前は?」
孤影:「抜けてる.....。ああ、僕の名前は孤影だ」
ラクラ:「コカゲちゃんかぁ、よろしくねかっちゃん?」
孤影:「何でちゃん付けだ!しかもかっちゃんってなんだ!?」
ラクラ:「んで、ラクラさんの得意なものは精神系かな?」
孤影:「人の話をきけっ!....はぁ、んでその精神系って何が出来るんだ?」
ラクラ:「例えば...『ドレスチェンジ』!」
孤影:「ん....?何も変わっていないようだが...」
ラクラ:「やだなぁ、あくまでも精神作用系の魔法であって実際に服が変わるとかじゃないんだよ?見方を変えるだけだから今僕の目の前に写っているのは男も女も服がなくなった世界さ!」
孤影:「変態!!!うぉら!」
ラクラ:「ふぼぐらべしっ!?」
とりあえず、僕は目の前の変態を殴った。
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ラクラ:「もう、あんなの出来る事の一部でしかないよ?」
孤影:「....ちゃんとした使い道を教えろ」
ラクラ:「わ、わかってるよー。えっとね、この『ドレスチェンジ』は簡単な話し、相手の認識を変える魔法なんだよ?」
孤影:「認識を変える?」
ラクラ:「そうだねー。例えば、世の誰もが一度見れば心を奪われる様な顔立ちのいいお姫様がいます。でもそのお姫様はお城から出して貰えません。その時に使うのがこれ!『ドレスチェンジ』!わぁぁあああ、ぱちぱち!」
孤影:「何故、テレビショッピング風に....」
ラクラ:「これを自分に使い、ここのお城の兵士に見せる様にすれば、あらまぁなんとお手軽にお城へと入れるではありませんかぁ!」
孤影:「お、おぅ...。なるほど、潜入に使えるというわけか。.....うん、今の所使い道がないな」
ラクラ:「ま、待ってよぉ!別に姿形は人間じゃなくて、生命体なら何でもいいんだよ!だから例えばゴブリンを倒すのが面倒な時は、僕が高位の魔物に姿を変えればビックリして逃げるでしょ?ほら、使える!」
孤影:「逃げなかったらどうするんだ?」
ラクラ:「ふっふっふー!よくぞ聞いてくれたね!その時に使うのが『ファントム』という魔法だよ!これは相手に攻撃する様に見せる技なんだけど、実は見せるだけじゃなくて攻撃自体も出来るという優れものなんだ!もちろん、物理的にではなく精神的に攻撃するから外傷がなく倒せるため猟師とかがよく使うよ!」
孤影:「お、おぅ。まぁ、それぐらい使えるなら大丈夫か?」
最後は疑問形になってしまったが強過ぎて後々の問題で対処出来なくなるというよりはいいだろう。そう思い、僕はラクラと手を組んだ。
感想・評価待っています!
そろそろ1000ptに近付きそうですね♪来た時が楽しみです^ ^




