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宿屋の代金はハンバーガー40個分

4話



そう、俺は森へ行った。何故かって?

ヘッドショットした時に見た弾け飛んだ頭がグロかったからだよ。ちょっと吐いてきました。


異世界に来たとはいえ根は日本人。

過去に殺人経験があると言っても、昔の話だし何より俺は徒手格闘や、ナイフ戦の方が得意なのだ。


頸動脈をナイフで切った時は流石に血は沢山出るが今回みたいに臓物が見えるほどではない。


とまぁそんな事がありながらも、無事に口を濯ぐを買い、済ませた後無事に街門まで来たのだが大変な事に気が付いた。


「思えば、あの硬化セロン硬化じゃなかったなぁ」


そう商人から貰った銀貨だがあれはセロン硬化の銀貨ではなかった。





「はい次..ガキか、坊主銅貨5枚か身分証持ってるか?」

と、検問のおっさんに言われた。


確かにおっさん達よりは小さいけどガキ扱いすんなよなぁ。

FWOのアバターは確か20歳程にしてたはずなんだけど。


「はい」


そう思いつつも銀貨を一枚渡す。

「ん、ああ銀貨か、んじゃ銅貨45枚な」


ふーん、じゃあ銅貨50枚辺り銀貨1枚なのか。


「ありがとう、おじさん。後、ここら辺に安い宿屋ってない?」


「ああ、この道を真っ直ぐ行って、二つ目の角のところに、ひよこ亭って宿屋があるからそこによるといい」


ひよこ亭か。そういえば冒険者って職業があるんだよな。

異世界ものだとギルドとかあったんだけどやっぱこの世界にもあるのかな?


「ごめん最後の質問冒険者ギルドってある?」


「質問の多いガキだな、まぁいい冒険者ギルドならさっき教えた道を真っ直ぐ行くとある。ああ、身分証代わりにするんだな。お前さんみたいな年頃に俺も作ったしな」


何か勝手に想像してるけどそういう事にしとくか。


「そうだよ、じゃあ頑張ってねおっさん」


「ああ、坊主も頑張りな」





取り敢えず、目的は出来たからまずはひよこ亭に向かうか。

それにしても検問のおっさん身長おっきかったなぁ、アバターの身長確か180ぐらいにしてた筈なのに。



日が暮れ始め辺りの酒場らしき場所が活気付いてきた頃に俺はひよこ亭についた。


「いらっしゃい。あら、かわいいお客さんね。坊やは食事かな?」


坊や?んーそんな年にした覚えは本当にないんだけどな。

それにしても受付台が妙に大きいな。


あ、でも受付の人30代っぽい女の人だからそういう風に見えるのかな?


「違う。検問のおっさんに泊まるならここがいいってオススメされたから来た」


まぁ簡潔に言うとこうなるよな。


「あら、そうなの?じゃあ何日泊まるの?1泊銅貨2枚、朝と夜の食事付きだと1日銅貨6枚よ」


食事はどの程度の味なのか気にはなるが生憎所持金は銀貨1枚と銅貨45枚だ。


今後どうなるかわからないし、食事はショップでも買えるから別に食事なしでいいか。


取り敢えず一週間はここで過ごそう。


「それじゃあ食事無しの7泊でお願い」


「わかったわ、それじゃあえーと銅貨2枚の7回だから...」


「ほら、14枚」


「え?えーと、あら計算随分と早いのね〜」


え?普通だろ?


「そうか?これぐらい普通だと思うんだが」


「そうなの?だとしたら貴方の住んでたところはとても凄い所だったのね。まぁそれは兎も角代筆はいるかしら?」


見るからにひらがなとカタカナだけだし大丈夫だろ。



「大丈夫だ。ここに書けばいいのか?」



「ええ、そうよ。それにしても文字をかけるなんて凄いわね。もしかして何処かの貴族様?」


ああ、そういえば中世時代は文字の普及率は低かったらしいからやっぱここも低いのか。


「いや、貴族ではないよ」


「じゃあ、ナテマ帝国の人?あそこは識字率が高いって聞いたけど」


何だそれ全然聞かない名前だな。まぁ適当にはぐらかすか。


「まぁそこら辺だと思ってくれ」


「あら、余計な詮索は無しよね。ごめんなさい」


「いやいい、ほら書いたぞ」


「えーとカズト君ね。じゃあ二階の奥の扉の部屋を使って頂戴」


「わかった。後、質問なんだけど冒険者ギルドって何時まで開いてる?」


「門が開くときと閉まる時が大体ギルドが開ける時間だから日が昇る前から日が落ちた少し後って所かしら」


じゃあ明日にでも冒険者ギルドに寄ってみるか。


「わかったありがとう」


---


「おおっ以外と綺麗だな」


綺麗と言ってもベットとシンプルな絵が壁に飾られているだけだった。


「まぁシンプルなのが一番いいからこれでよかった。よしじゃあ現状確認だな」



硬化はセロンではなかったがショップの項目にある売買ボタンを押す。


これはUAVを買った時の様に買うことも出来るが逆に手に入れた素材や娯楽品として買ったゲームを得ることも出来る。


勿論価値のないものは0セロンで交換されるから要らないものはゴミとして捨てることもできた。


まぁそういう訳で取り敢えず、銅貨を一枚売ってみる。


「おおっ、売れる!しかも何気に高い!」


銅貨は一枚あたり100セロンだった。


ハンバーガーが1個5セロンだからひよこ亭を1泊するのにはハンバーガー40個分必要という事もわかった。


セロンの価値安いんだな。


しかし、セロンの価値が安いのは俺にとって利点でもあった。


だって庶民にでも普通に手が届く硬化でさえハンバーガー20個分なのだ。


それを交換したらセロンでしか買えない銃も手に入りやすくなるのだ。


これを知り少し安心した俺は次にステータス画面を開いた。


「おっ、LVが4にまで上がってる。ああ、盗賊を倒したからか。ん?何だ使えないスキルが緑色に光っているな」


スキルは使える奴は文字が青いエフェクトに光っていて、毒や麻痺などの状態異常などで使えない又は習得していないものは黒いエフェクトに光っていてLV的に習得出来るのは黄色のエフェクトが光るはずだった。


まぁ黄色のエフェクトはショップの能力画面でしか見る事は出来ないが。


「試しに押してみるか。ポチッと」


とりあえず、『エクストラヒール』というスキルを押した。


そうすると、『復旧させますか?yes/no』と出た。


「復旧?じゃあyesで」



そしてyesのボタンを押した。

すると『エクストラヒール』の周りの緑のエフェクトが青のエフェクトに変わっていた。


よくよくスキル画面の右下を見るとSP残り90、RP残り5と書かれていた。



「SPはゲーム時代にもあったしスキルレベルを上げるポイントってわかるんだけどRPってなんだ?」



よく分からんから色々押してみた。すると丁度『テレポーテーション』のスキルを復旧させた時にRP残り4となった。


「じゃあ、これは復旧ポイントって所か?」


試しにMP増加(大)を復旧させる。するとRP残り3となった。


「どうやら復旧ポイントで間違いない様だな」



後は、ショップのカスタマイズでUAVに鑑定機能を付けて、後マスクをつけていたときに商人の顔が見えづらかったからRPポイントで『エンチャント(スキル)』と、『鷹の目』を復旧させマスクにエンチャントさせた。



別にマスクにエンチャントしなくてもそのまま使えばいいと思うだろうがエンチャントの熟練度がLV9なので経験値稼ぎの為と、状態異常にかかってもマスクに付与しているものは使えるから緊急時に使う為ともいえる。



そんなこんなで今日はハンバーガーを食べて寝た。


「はぁ、どっかに良い部下落ちてないかなぁ」

と、訳のわからないことを呟きながら。




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