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戦闘技術

今回は早く書けました!

18話



----------翌日


「ふぁぁぁあ、おはよう皆んな」


「ふぁあ、おはようございますご主人様」


「おはようセリア。朝食食べ終わったら今日の日程について話するから皆んなを食堂に呼んでおいて」


「ふぁい、わふぁりまふぃたぁ」


--------食堂


「じゃあ今日の説明を始めるぞー」


「今日は確か夜戦でしたよね?」


「その通りだネル。だけどいきなり実戦と言われてもどういう風に戦えばいいのかわからないだろう。そこでだ、9対1の模擬試合を始めようと思う」


「え、9対1でですか!?」


「そうだよ、勿論1人は俺だからね」


いくらレベルが高いとはいえ相手が同じレベルの時戦闘の技術面で劣っていれば負けも確実だろう。


そうならない為に俺は技術面の訓練をする事にした。後は仲間と連携して攻撃出来るようにする為である。



「あ、あの!流石にご主人様でも無理があるんじゃ?私たち戦闘経験が全くないというわけでは有りませんし、それにレベルが200も超えてるんですよ?」


いや、まぁ俺はレベル300だけど...黙っとくか。


「大丈夫、今の皆んなにだったら勝てるよ?もし勝ったら何でも言う事を1つ聞いてあげても良いぐらい」


「じゃあ、あに...ご主人様に勝ったらこの前のはんばーぐくれるのか!」


「くれるのか、じゃないでしょジェイク」


「あ、え、えーとくれるのですか!」


「そんなに美味しかった、ハンバーグ?良いよ、幾つでもあげるとも」


「いよっしゃー!やる気出てきたー!」


「何でも言う事1つ...て事はご主人様と2人きりになれるチャンス!?」


そう、ネルが言うと女の子メンバーが僅かにだがネルに目を向けた。


「そうか、ならこの前みたいに抱きしめてくれるのも...うふふ」


「だ、抱きしめる!?な、なら私は手繋いでもらうもん!」


「アイが手繋ぐなら私はモフモフして貰おうかな〜」


「この前みたいに頭撫で撫でして貰えるかな?」


「キノそんな事されてたの?」


「ふえっ?リ、リーシャちゃん!?そ、そんな事ないよ?」


「じゃあ私は1日デートしてもらおー!」


「「「「「「「デ、デート!?」」」」」」


「え、な、何?」


「カヤ、良い事言う」


「そ、そうだよ!デートしながら手繋ぐってのもアリだよね!」


「おーい、皆んなして何の話してるんだ?」



「ひゃうっ!な、何でもないですよ?」


「そうか、でも何でもって言っても俺が出来る事までだからなー!」


「は、はい!...勝ったらデート!勝ったらデート!うふふ」


何かリズムよく聞こえるが気にしない事にした。



----------


突然ではあるが、『亜空間』のスキルは『亜空間』スキルに使うMP量で決まる。



その為、初めて『亜空間』スキルを使ったのはレベルが4の頃だったので今日が『亜空間』内にいられる最後の日なのだ。だからと言って二度と使えない訳ではない。またMPを補充すれば使える。


だけど今日ばかりは仕方ないので『亜空間』内から出る事にした。



皆んなで『亜空間』からでて、街を抜け出し森へと着いた。


途中、街へ入る時にいた門番のおっさんに会い、色々と驚かれた。何でも奴隷が2人以上いるのは貴族でもない限りそうそう持っているものではないらしい。


まぁ、事実無料だったからな。


1から説明するのも面倒なので適当にあしらい、森の中へ入った。


今いる場所は森の中でも木がない平野の場所にいる。だいたい半径2km程だろう。



「よし、ここで訓練を始める。1人ずつかかってくるのも良いし、全員でかかってきても良いぞ?」


そう言い、カズトはベレッタを構えた。弾はFWO特製ペイント弾なので死にはしない。ただし痛みは撃たれた時と変わらない。


「では僕から行きます!」


ハルバードを構えたクロードは先制攻撃と言わんばかりに物凄い速さで突進して来た。


「甘い!」


カズトはクロードを撃った。


「え、うわぁ!」


直線的な攻撃だったのであまりにも簡単に当たってしまった。


「クロード、この武器は知っていたか?」


「い、いえ知りませんでした」


「なら、何故突っ込んできた?」


「戦いは相手を傷つけた方の勝ちだと思っていましたから...」


「それは戦場での雑魚兵士同士での戦いでしか通用しない、だが俺たちのレベルでは違う!常に相手の攻撃を予測しそこからの反撃を建てる戦い方だ!相手がどんな戦い方をするのか分からないのなら武器とその構えそして相手の位置を見るんだ」


ここで例えるなら武器をレイピアにする。


レイピアは、剣全体が細く刺しに特化した武器だ。

武器を見れば斬る、叩く、刺す(貫通)などの大元の攻撃方法が分かる。剣が細いのなら斬るか刺すしか出来ない。



次に構えだ。斬るに精通している武器はだいたいが剣先が上に向く。対してレイピアなどの刺すに特化した武器は剣先が相手に向くのでここで攻撃方法が刺す或いは貫通させる武器だとわかる。



次に相手の位置だ。刺すに特化しているのに遠距離を保とうとしている場合はその武器が遠距離に特化している可能性が高い。もしかしたらレイピアに似せた飛び道具という可能性もある。



この様に初めての相手でも観察眼が良ければ大体の攻撃が読めるのだ。だがハルバードのように槍に斧をつけたような刺す、叩く、斬るという攻撃方法を行える武器は構え方をよく見ないといけない。


それをクロードを含む全員に教えると皆んなが真剣に聞き目をキラキラと輝かせていた。


いや、俺そんなに凄い事教えてないからな?


「まぁそういうわけだ。わかったらクロード、今度はさっきの教えを活かしてかかってこい!」


「はい!」


今度もスピードを使った戦いだったが先ほどと違うのは直線的な移動ではなくジグザグ、たまに俺と平行に移動していたあたり俺の教えを活かしていると見えた。


そんな感じで、全員に各々が使う武器の特徴とその戦い方をレクチャーした。


中でも驚いたのは意外にもキノだった。


最初はやはりビクビクしていたがソフィに何か言われたかと思うと急に攻撃が鋭いものになった。


その性格と小さな体に見合わない大きなハンマーを振り回しあろう事か蹴りなどの体術とまでは言えないがその発想の良さには驚かされた。


ネルなども弓に魔法をかけたりしたりとネルも発想がいい。


まぁそれでも勝ったが。




戦闘方法とかは正直武術の達人とかが良いそうだなぁというイメージで書いただけであって内容が事実とは限りません。


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