装備決め
一週間ぶりです
17話
翌日、皆んなが大体LV190にもなろうとしている時に俺はゲーム時代のLV300に達した。因みにカンストは300なのでもうレベル上げはしない。
「うーん、今日中には皆んなレベル超えそうだから夜はは装備の話をして明日は実戦でもさせようかな」
取り敢えず皆んながレベル上げに勤しんでいるのを見て、俺は亜空間から出てドローンを飛ばした。
亜空間内に戻ってもコントロールさえ出来れば何処にいようが関係ないのですぐに亜空間内に戻った。
「さーてと、森がこの辺にあったから森林戦とかできるかなぁ」
HMDを装着して、ドローンから送られてくる映像を見ながら俺は呟いていた。
「魔物は、ここの世界で何ていうか知らないけどあれはゴブリンだよな」
ゴブリンは三匹いた。如何やら巣穴として使っている洞窟に戻るらしい。
「丁度いい森林戦じゃなくて隠密戦にしよう!」
折角なのでドローンに『クローク』を使わせて洞窟に潜入させる。
「んー、15匹か、少し多いな。まぁいいか」
隅々まで探った結果ゴブリンの数と、宝箱らしきものが見つかった。
「そうとなれば装備品はーーーー」
-----------夜
「つ、疲れた」
「ほらジェイクそんな所で仰向けに寝ないでよ」
「そんな事言ったってクロードも寝ているじゃないかよ」
「おーい皆んな飯できてるぞー」
「...ご主人様が呼んでるし、起きようか」
「...そうだな」
「おっしゃー!1日の疲れにはやっぱ飯だ!」
「はいはいわかったから静かなしなよ。ところでご主人様、この料理は何というんですか?」
「ん、これか?これはなぁカレーって言うんだ」
「何かいい匂いがします」
「私もう我慢できないよぉ〜」
「はははっ、アイは慌てん坊だな、じゃあ頂きます」
「「「「「「「「「頂きます!」」」」」」」」」
その日の夕飯はいつになく盛り上がっていて、皆んな楽しそうだった。
夕飯を食べ終えた後、俺は明日の話をした。
「じゃあ明日の話をするぞー」
「はーい!」
「セリア、はーいじゃなくて、はいよ」
「はーい、じゃなかったや、はい!」
「明日からは皆んな実戦な、場所は森の洞窟。敵はゴブリンだから今の俺らだったら安心して戦えるレベルの筈だ」
「おおー!ご主人様の役に立てるんですね!」
「まぁ訓練だけどそういう事になるな」
「よっしゃー!役に立って沢山褒めて貰うぜー!」
「ジェイク!抜け駆けは許さない」
「こ、怖いってリーシャ」
「はははっ、じゃあその前に装備の確認な」
「装備?」
「そう、えーっと今回は...」
まずは洞窟なので暗いだろうから暗視ゴーグルのNVG-7ver.FWOにまぁ念の為口から鼻を隠すにバラクラバに、通信機を。
そして...うーんこの制服にフード付きのマント着けて目立ちにくするか。夜戦で黒は目立ちにくするから黒を基調としよう。
武器は、流石に何も教えてないのに銃を持たすのは怖いから適当に選ばせるか。
そして、今自分が持ってる武器が殆ど銃器しかない事に気付いた俺は急いでショップから買い漁った。
ショーテル、ククリ、直刀に大太刀等色々買った。
「わぁ、すごい量の武器ですね〜」
「まぁこの中から適当に選んでね」
「はい!」
まず、セリアがレイピア、クロードがハルバード、ソフィは大太刀、ジェイクはメリケンサック、ネルは弓、キノはハンマー、アイはジャマダハル、リーシャは大鎌、カヤはククリを選んだ。
俺は、ベレッタM92だ。勿論サプレッサー付きだ。
「ご主人様、これは何?」
そう言ってリーシャがNVG-7に指をさした。
「これはNVG-7って言う、暗視ゴーグルの一種だなこれは接眼レンズ2つに対物レンズ1つの双眼型暗視ゴーグルなんだけど四眼タイプのもあるぞ?」
そう言って、L-3GPNVGを出す。
「これは4つ目がある人に使うの?」
「いいや、これは暗視ゴーグルで見られる視野範囲を広げただけだ」
「ふーん、そう言えば暗視ゴーグルって何?」
「ああ、暗視ゴーグルってのは...」
「ご主人様とリーシャ、何かいい感じだね」
「羨ましい!私も混ざってくる!」
「じゃあ私も!」
「あ、アイ!カヤ!抜け駆けは...じゃなくて取り敢えず待ちなさーい!」
「まぁまぁネルもそう怒らずに、行こう?私だってご主人様と2人きりになりたいって気持ちはあるけど」
「な、何言ってるのソフィ!わ、私は別にそんなんじゃ...ごにょごにょ」
「はいはいわかったって...キノー!キノもボケーっとしてないで一緒に行こう?」
「へ?あ、は、はい!」
「じゃあ僕達も行こうかジェ...もう寝てるのか」
「んごー!」
「全く、毛布掛けないといけないの僕なんだからね...はぁ、毛布取ってこよっと」
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「....だから暗視ゴーグルをかけた時に見える色が緑色なんだよ。」
「知らなかった、緑色は知覚しやすいなんて」
「まぁな...ってもうこんな時間かじゃあ明日は夜戦と言っても時間だからもう寝るぞー、ってもう寝てるのか」
いつの間にかカズトに、もたれかかるようにして隣に座っていたアイとカヤが眠っていた。辺りを見回すと他の皆んなも眠っていた。
「ちょっと長い間話しすぎたかも」
「リーシャは機械的なものが好きなのか?」
「うん、凄く興味ある」
「じゃあ、いつかまた教えるよ。今日はもう遅いしまた今度な」
「うん、約束」
「ああ、約束だ。じゃあお休み」
「うんまた明日ご主人様」
今日はリーシャとしゃべって色々と教えるのに苦労はしたが、充実感を得て、尚且つリーシャの興味のあるものを知れたので良かったと思うカズトだった。
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