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8・15米露会談

作者: NICKNAME

就任当日に停戦・・冗談だった

就任から二ヶ月以内・・完全にスルー

就任から半年以内・・経済制裁を更に強化するもロシアには意味がないとトランプ本人が認める発言(貿易ないに等しいから)


https://japanese.joins.com/JArticle/328042


冗談か本気かは知りませんが、ウクライナ戦争の仲介に成功すればノーベル平和賞受賞も現実になるでしょう。こうやって振り返ると、トランプの和平案は一貫しており、双方に妥協を呼びかける提案内容となっています。


日本とオーストラリアは、中国との経済的関係が密接であり、ロシアは経済的に依存を強めています。英米は投資という方法により世界各地を経済的侵略してきましたが、中国は経済支援や開発協力という形で経済的侵略を行っています。英とEU(ハンガリー、チェコ、スロバキア等の一部国を除く)が中国との経済的距離を維持しながら、ロシアとの絶縁に舵を切る一方、アメリカは益々中国との外交関係が悪化する一方、ロシアとの国交回復を模索しています。朝鮮戦争38度線停戦のような形に誘導している米露に対して、警戒感を持つウクライナは比較的スタンスの近い欧州並びに自分ゼレンスキーの和平協議参加をアピールしましたが、負け犬の遠吠えの様にしか聞こえません。


https://www.afpbb.com/articles/-/3592876?cx_part=latest


トランプと違い、プーチンはセールス外交とか意味のない会談を嫌うため、既に事前調整(根回し)がかなり行われており、会って〇〇で停戦合意、詳細は今後詰めるみたいな形で発表があると予想します。4月にトランプが出した和平案をゼレンスキー側が蹴ったと言われており、今漏れている案(複数パターンあってどれが本当か解からないが、骨格は同じ)も少しウクライナ側に有利な形に変更したのみです。


・停戦ラインは現状(停戦期間99年とか色々な案有)

・領土割譲の国際承認はしない(一部のみロシア領土承認)

・クリミアはロシア領土と認める(ドンバス地区含める案も有)

・ウクライナ和平駐留軍を置く(アメリカは鉱山開発を行うから、それにて集団的自衛権を得る)

・NATO加盟放棄(一定期間諦めるという案も有)


ロシアの経済制裁解除や強制連行問題等は、今後詰めるべき細かな事に該当すると思われます。朝鮮戦争同様、停戦だけど事実上の恒久停戦(終戦)、米露でラインを決めるという21世紀版38度線となりますね。軍事も経済も世界ナンバー1のアメリカ。一方、東側では軍事のロシア、経済の中国です。フランスが主張するアメリカを期待しないNATO、そして、米中に対抗出来る巨大経済圏のEUがもっと強くなり、アメリカ(トランプ)やロシア(プーチン)の横暴を許さないような欧州になる事を期待します。中国が更に軍事力、経済力を高めたら、台湾や南シナ海で米露の様に国際ルールを破って実力行使に出るのかは、私にも解かりません。


海外勢の情報では会談は決定でしたが、TBSの情報ではそれに加えて、間もなく行う(なぜか海外ソースでは開催場所や日時も特定)、「プーチン氏も平和を望んでいると思う。私は直感で本当に平和の可能性があると感じている」と述べたという情報を海外勢は報じていませんが報じています。


https://jp.reuters.com/world/security/CIWYDHCUDFNRPNIHRHPB5CVJVI-2025-08-08/


たぶんこんな感じであり、希望的コメントをトランプがして何故かTBSかTBSの訳者がそれを意図的に切り取って世界標準(公平)とは違う報道をしたのではないかと思います。世界情勢を知っている記者や訳者は、忠実に意図をくみ取る能力があり、だからこそ世界は信頼します。


https://jp.reuters.com/world/ukraine/3LB7BPJBR5OQZDGDRANKTWGCBY-2025-08-08/


他の国際的ソース(通信系メディア)も報じていたし、プーチンの性格や経歴を考えても、この報道は100%真実でしょう。TBSではUAE、ハンガリー、スイス、イタリアが開催地候補となっていましたが、アラスカとAFPは明言しています。なかなか面白いですね。日経新聞は、アラスカで会談と既に報じています。出来る男の日経、デジタル移行(紙媒体からのデジタル収益化)に成功した日経、少し前の高給クラブホステスは日経新聞を読むと言われてましたが、差別化の意味がよく解かりますね。飛行機で馬鹿でも日経新聞読んでスーツ着てたら、箔が付くとかステータスが上がると昔は口コミで言われてましたね。


https://www.afpbb.com/articles/-/3592917?cx_part=latest


ゼレンスキーの態度変化なしですね。当事者国の了解なしに勝手にトランプが合意しても効力は発揮されませんが、トランプは領土割譲に関して踏み込んでいると予想されるだけにどうなるのでしょうね。プーチンが会談を持つという事は何らかの成果を意味するわけであって、更に経済制裁を強化した直後の会談です。米露国交正常化の可能性も薄く、ロシアはBRICS等に〇〇を米露会談で議論すると既に説明しており、戦争で有利なプーチン、態度を変えない事で立場に変わりないゼレンスキーの間に入るトランプがどんな成果を得るのか(和平案成立を目指すのか)。非常に注目される米露会談と言えるでしょう。ゼレンスキーの態度に変化がなければ停戦はあり得ず、時間を掛けてゆっくりとロシア側の占領地が拡大し目的に近づくだけの話と言えるでしょう。


https://www.afpbb.com/articles/-/3592944?cx_part=latest


これってプーチンに対する圧力ではなく、トランプに対する最大圧力(領土割譲は1ミリも我々は認めない)ですよね。アメリカは民主主義かつ法治国家であり、近々行われる米露会談はよりロシア(プーチン)に圧力を掛けて撤退させるものだ(和平を勝ち取るものだ)と期待しておりますという内容です。プーチンもゼレンスキーも基本的にスタンス変更ないですから、まさかゼレンスキーのような形でプーチンを激怒させてアメリカと戦争に持ち込むなんていう相互関税のような世界大ショック(世界第三次大戦)の幕開けは予想できません。米露会談の目的(意味)と成果を楽しみに待ちたいと思います。


https://www.cnn.co.jp/world/35236557.html


https://www.cnn.co.jp/world/35236552.html


クールに分析すると、ロシア側の譲歩する部分は少なく、単純に受け入れを拒めば力づくで占領地を広げていきます。それは、相互関税のトランプディール術と全く同じであり、障壁排除や輸入増加、アメリカへの投資を確約しなければ、更に関税率を上げると一方的に宣告する手法と全く同じです。


https://www.afpbb.com/articles/-/3592991?cx_part=latest


正論です。そして、ロシアも今までと態度を変えるつもりはありません。板挟みの状況に思えるのですが、トランプはどういうディールを見せてくれるのでしょうか。どう考えてもウクライナ側への根回しはなく、勝手に行動して成果(和平条件)を掲げてウクライナ言う事を聞けでは世界から笑いものになってしまいます。同様に何の成果もないのにプーチン大統領をアラスカに呼んで会談したら、BRICS諸国から笑いものになってしまいます。


最新の不確定情報を纏めます。8月15日までギリギリの調整が続きます。トランプとしてはゼレンスキーが軟化して和平案を受け入れてくれる事を期待でしょうが、領土割譲しないという意思は現在のところ硬そうです。なぜ米露会談にアメリカは招いたのか?最近、三つ国同士の紛争解決に成功したトランプですが、規模が小さく初期段階であり双方とも望んでいました。ちなみに、習近平がこの米露会談をとてもよい事と述べたうえで停戦になれば望ましいと思うとコメントしていました。


・プーチンは今までにロシアが主張していた和平案要求をほぼ呑む形と考えている

・ゼレンスキーは領土割譲を一切認めない方針に変わりない

・ウクライナと欧州は3者会談にするようにトランプ(アメリカ)側に要望する

・NATOのルッテ事務総長は現状停戦ラインは事実上の占領を認めるだけであって国際法上許されている訳ではないと理論武装でトランプに寄り添う

・トランプは領土割譲や交換を含めた交渉を考えていると発言した

・3者会談には出来ないが米露会談終了後、ゼレンスキーとトランプがホワイトハウスで会談予定(時間差)

・トランプはロシアが占領するウクライナ領土の一部を返還するよう求めると発言した

・ハンガリーを除くEUはロシアが無条件撤退まで停戦議論や譲歩は必要ないと宣言した


課題

①NATO加盟もしくは欧州和平駐留軍に関してロシアから妥協を引き出したい

②領土承認なく違法占拠という形での停戦に持ち込みたい

③クリミア半島ロシア領土についてはゼレンスキー(ウクライナ)側に認めさせたい

④ザポロジエとヘルソン州奪還のためにドネツク州の3割を領土放棄し、ドンバス地区(2州)に関しての違法占拠状態を事実上認める案を双方国に了承させたい


トランプが考えている事は、たぶんこんな感じでしょう。プーチンの懐に入り込み、ゼレンスキーを激怒させて、今度は意味のないロシアへの経済制裁強化で西側陣営ですとアピールし、最終的には現状を強く認識しながらも国際法は守らないといけないから、妥協に妥協を重ねた理論武装で停戦に持ち込みたいという感じですね。経営者や金融系が使う違法ギリギリとか法の解釈でアウトセーフが分かれるラインのレベルです。クリミア半島は、過去の経緯と天然ガス代未納問題から差し出すのは我慢せえといった感じでしょうか。板挟み状態ですが、意外とまともな提案するけど、双方の隔たりは大きく成果なしの会談になると予想します。なぜこの時期(まだうまくいくと思えない時期)に開催したのか疑問ですが、停戦大統領就任当日、二ヶ月以内、半年以内の半年以内にトライしたかったのかもしれませんね。何もしない(0%)よりは、トライする方(1%)が為政者としては向いていると言えるでしょう。受験とか応募しないと合格や採用される確率は0%ですから、やらないよりはやった方が価値があると言えるでしょう(あくまで姿勢に対する評価、コスパや各国首脳は当然?を付ける)。それはそうとイスラエルのガザ問題、唯一アメリカが支援しているため、支援を切る時期に入っているように感じます。欧州は、Wスタンダードではなくなり、アメリカのみWスタンダードという矛盾や世界からの懐疑の目を抱えています。欧州は、どんな国であっても事情があっても国際法を守り、解決は武力でなく司法で解決しましょうという方針をより明確化しています。先進国らしいと言えるでしょう。カナダやオーストラリア、ニュージーランドも同様ですが、日韓は少しスタンスが違うようであり、アメリカのご意向を必要以上に忖度しているように思えます。


https://jp.reuters.com/world/ukraine/HLAO7ACJJRKYXCRHQSMUIW7CT4-2025-08-11/


https://www.afpbb.com/articles/-/3593073?cx_part=latest


「手探り会談」まさしくぴったりのネーミングです。ゼレンスキーは、サウジやインドと電話会談を行い、ウクライナに対する支持とロシア側への経済制裁に対する理解や協力を求めました。力対力、憎しみや武器支援を世界にアピールするのではなく、ロシアとの関係性の深い国へウクライナの立場への理解をもっと初期段階で行うべきでした。当初は悲劇のヒロイン、そして、ウクライナのスーパースターの様に世界各地で振舞ってましたから、全然世界情勢や自分が見えておらずグレダ二世だなと思ったものでした。


https://www.afpbb.com/articles/-/3593204?cx_part=latest


https://jp.reuters.com/world/ukraine/VOD3GQJDDZM4NM2H35H2GLOEQE-2025-08-13/


戦況ロシア有利、そうなると停戦交渉でも当然有利になってきます。オルバンとトランプは、戦況に対しての見方は同じでしょう。要は、和平停戦でより復興を速く、これ以上経済的、人命的に被害を受けないことを選ぶのかどうかだけの話です。


https://www.afpbb.com/articles/-/3593300?cx_part=latest


https://jp.reuters.com/world/ukraine/KAAK4B2WVZI6JFH4N5VWSBZSNA-2025-08-12/


プーチンは冷静さを取り戻したのと優秀だった元KGB官僚ですから、根回しとか細部にわたる調整とかは上手だなと思いますね。ゼレンスキーは、遅きに失したって感じですよね。イスラエルの場合は完全にアメリカ以外から批判されている孤立状態ですが、ロシアは中立的スタンスの国が意外と多く、ウクライナ支持は実はNATOと日韓豪、ニュージーランド等の先進国のみでした。ノルドストリーム破壊工作、クリミア大橋破壊工作、クルスク州への侵攻、蜘蛛の巣作戦等勇敢に戦いましたが、亡命して親露政権が出来るか早期に停戦和平に応じた方(NATO加盟放棄)がリーダー(大統領)としては正しい判断でした。


https://www.cnn.co.jp/world/35236621.html


https://www.afpbb.com/articles/-/3593239?cx_part=latest


大風呂敷を広げたり、ディールを好んだり、最大限圧力を相手に掛ける事を好むトランプ。そのトランプがここまで慎重なのは、中国対する関税同様です。東西対立して中露+インド、ブラジル等が組めば、さすがのアメリカも1国で戦うのは難しいでしょうからね。予防線張りまくり、相手が会談しようと言うから行うまでであり、今回は相手の要望を聞くに留まると最大限のバリア、パーフェクトドームで自己防衛を図っています。習近平の「米露会談はとてもいい事であり、和平停戦成立を願っています」がまるで嫌味や皮肉に聞こえてしまいます(俺が出来なかったんだから、トランプも同様に双方の隔たりを埋める事は無理だろう)。そう考えると、ロシアはウクライナではなくNATOと戦争をしていた形に近く、戦時経済突入や接収までして勝利を収めるという事はメンツを保てると言えるかもしれませんね。「柔と剛(柔剛一体)」スポーツでも戦争でも凄く大事であり、剛、剛、剛では駄目ですよね。


https://www.cnn.co.jp/world/35236691.html


トランプが先に領土返還や領土交換について言及したため、ウクライナ側が気を使った形になっています。仮に米露会談で頭越しに決まっても当事者であるウクライナ抜きでは当然無効ですよという方に含まれますからね。ゼレンスキー氏は、即時停戦がプーチン氏とトランプ氏の協議の中心的な議題になることを期待していると述べており、米露国交正常化が発表されないなら、何のための会談なのか?本当にプーチンの要望を聞くだけの会談なのか?という風になってきます。戦況はどんどんロシア側に有利になっており、非常に不思議な米露会談と言えるでしょう。全世界の期待が会談前にしぼみまくりです。まるでバブルが弾けた風船のような感じです。


https://www.afpbb.com/articles/-/3593384?cx_part=latest


https://jp.reuters.com/world/ukraine/D5JC34E2ERIPZFAGABXX2TNVUU-2025-08-14/


https://jp.reuters.com/world/ukraine/YXR3YKQGHZJGRJ6FSHJKBLAW6A-2025-08-14/


客観的な第三者による今回の米露会談への期待度です。私も全くこれらと同様の見解です。


https://www.cnn.co.jp/world/35236700.html


https://www.cnn.co.jp/world/35236701.html


当事者の偉大な二人の首脳のスタンスやこの会談の意義も似通っていると言えるでしょう。期待感に乏しいため、二人で期待感を上げるような発言に終始しているようにも感じます。上手くいけば、次はウクライナを入れて三者会談(米国は仲介者)になると予想されています。一部報道では、ウクライナ側はトランプに停戦の用意がある(準備が出来ている)と伝えたとのニュースを流していますが、それは都合のよい想定下であり、ロシア側が受け付けないため報道内容として失格(中立性を欠き現実性に極めて乏しい)内容です。だからこそ国際的な通信社等は、そのような内容が一切ありません。情報ソース選定は、非常に重要です。残念ながら、国際情勢に関する事は海外大手通信社が圧倒的なクオリティ&スピードの差を見せつけます。


https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/MEIHLVUX5BJBRPE7CAH5CXU2SQ-2025-08-15/


https://jp.reuters.com/world/ukraine/XEKAU5G6ZBIUFEMJME2DAS7QAU-2025-08-15/


二人とも強権力者ですから、1対1でよからぬ間違い(ボタンの掛け違い)や激怒等が起こらない対応にしたのだと思います。それはすなわち世界第三次大戦突入を意味しますからね。凄く慎重に物事を進めており、急がず次回会談を行えるような下地つくりこそが成果だと米露双方考えているような根回しを作ったような感じに見受けられます。プーチンは家康タイプ、トランプは信長タイプですけど、今回の会談で棚上げが多いにせよ、核関連とかエクソン制裁解除(ロシア側のサハリン1)等に関しては成果をアピールするように思います。イランや北朝鮮についても少し議題に上がる可能性はあるでしょう。


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