思い出しました(記憶防壁Level1解放)
勤め先の上司が「異世界物苦手なんだよねー。」って言ってたので、ひねくれ者の私は異世界転生物を書いてみました。
主人公の性別はしばらく未定でいきます。
可能なら未定のまま進めます。
思い出しました。
きっかけは些細なこと、飼いネコのミューちゃんに店の棚の上からダイブされて倒れるのと同時に、棚に納めようとしていた貴重で強力な解呪薬が床に落ちるのをどうにかしようとしてどうにもならなかった結果…。
「モ◯スターエナジー味!」
運良く?栓が外れ私の口に嵌まり込んだソレの中身は、全てキレイに胃の中へ納まりましためでたしめでたし。
「なに…コレ…。」
三点リーダーを多用する程度の混乱の後、何がめでたいのかを整理した。
1)飲んだ解呪薬がモ◯スターエナジー味だった。
2)なぜか失っていた記憶が戻った?みたい。
3)ミューちゃんのお腹が顔に直撃してモフれた。
3)の衝撃で前の2件が消し飛ぶところだったが、ギリギリ耐えて2)の詳細を考察し始めた。
どちらかというとデ◯ビタC派なんだけどモ◯スターエナジー味も嫌いじゃあない。
いや、モ◯スターエナジー味ってなんだ?大体こんなに連呼して大丈夫か?大丈夫だ問題無い。
なんか色々浮かんで来る単語に違和感を覚えたが、落ち着いてきたら、それらを元々知っていた事を「思い出した。」
「ぃいい異世界ぃいい転生してるぅううううぃいいいいやっふぅうううっ!」
web上の無料で読める玉石混交に、食いつきまくって読み切れない夢の様な世界に生きていた事を思い出したが、肝心の導入部がどうも思い出せない。
運送業界の方々に御迷惑かけた記憶は無い
社会人にはなっていたはず、残業続きで過労死のパターンでも無さそう。
…視線を感じる。ミューちゃんがこちらを見ている
突然聞こえてきたそれは、いわゆる骨伝導イヤホンみたいな感じで聞こえた。
「記憶防壁Level1解放、記憶定着フェイズに移行します。」??
なんかもう一度倒れた、意識が消える直前にモフッとした感触を感じられた。
初の作品となります。
不定期投稿、出来れば隔週でアップしたいなぁ。
書き溜めてないからどこかで長期休載にするかな?
何もかも未定、お気楽に創っていくつもりです。