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【設定資料集】アキシギルシリーズ  作者: NonD
シリーズ共通
1/5

世界設定「アキシギル第一紀の記録」

世界樹の芽吹き。

それは、世界の始まり。


天高くまで伸びた枝が大気を生み出し、

数多の葉が落ちて大地となり、

深々と張った根が魂を創る。


世界樹の開花。

それは、命の始まり。


花は散り世界を旅し、終着で命となる。

魂のない植物として、魂のない動物として。

心を持たない命が誕生した。


世界樹の結実。

それは、心の始まり。


果実には魂が宿っていた。

大地に落ちた果実は魂のある者となる。

心を持つ命が誕生した。


世界樹が創造した世界を、心を持つ命が歩く。

果実から生まれ落ちた原初の命は、後世では「エント」と呼ばれる。


エントが最初に見た景色は、闇。

アキシギルには一切の光が存在しなかった。

心を持つ命も、持たない命も、ただ彷徨うだけ。


エントは憂いた。

数多の命の姿も、互いの姿も、世界樹の姿すらも見ることが出来ない。

多くの命が苦悩する中、世界樹が1つの光を天へと放つ。


太陽。

光はアキシギルを照らし、エントは初めて世界を見た。

大気と大地が、四方に広がり続ける世界。


東には広大な平原。

北には高くそびえる山脈。

西には果てしない荒野。

南には無限の森林。


太陽の光は、限りあるものだった。

同じ間隔、同じ時間、同じ大きさの光が世界を照らす。

太陽は落ちて、再び闇が訪れる。


闇の訪れを、エントが拒絶した。

世界樹が照らさぬのであれば、エント自ら照らしてしまおう。


月。

太陽の光に代わり、エントがアキシギルを照らす。

同じ間隔、同じ時間、大きさだけは再現できなかった。



一日の始まりに世界樹が太陽で世界を照らし、

一日が終わるとエントが月で世界を照らす。

繰り返される日々は、命の姿にも影響した。


かくして、

世界が始まり、

命が始まり、

心が始まり、

太陽が昇り、

月が昇る。


アキシギル第一紀。

新たなる心を持つ命の誕生までの期間は、第一紀と呼ばれている。

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