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 どんな料理を提供しよう・・・・。

 まずはアドリエンヌ様のお輿入れの晩餐のメニューを決めよう。

 妹さんの方は業務として対応すれば良いだけだけど、アドリエンヌ様の方はお祝いの気持ちだから、豪勢にすることに拘るんじゃなく、アドリエンヌ様の好きな料理を揃えたいんだよね。

 

 学園の時提供していたのは、お食事というよりはいつもおやつだったから、本当のところを言えば、アドリエンヌ様の好きそうな料理はあまり知らないんだよね。お菓子ならどれが好きとか分かるんだけれどね。

 あややクラブの部室ではスイーツと一緒に点心を出していたから、点心をいくつか出したいなとは思っている。

 彩とりどりの餃子なんてどうかな?唐辛子入りの赤い金魚の形をした餃子やほうれん草入りの緑の餃子は何の形にしよう?やっぱり葉っぱ?

 白は小籠包だよね。カニ味噌入りの黄色い餃子はまん丸くして緑の葉っぱを付けて柚子の形にして、ミニ蒸籠の中に入れたいね。

 4つだと割り切れる数だから、お輿入れにはふさわしくないよね。

 最後の一つは何色にしよう?紫キャベツで淡いピンクかな。お花の形にしたら華やかかも。

 しかし蒸籠の中に敷かれたレタスってあれって何でレタスなのかなって前世でいつも思ってたよ。

 点心が蒸籠にくっつかないようにって聞いたことはあるけれど、でも、それだけの理由ならレタスでなくてもいいような気がするけど・・・・。何か別の理由もあるんだろうなぁ・・・・。

 まぁ、アウレリア様の晩餐にはレタスを敷いちゃおう。


 点心が先付けだとして、サラダとスープなんだけれど、スープはメインの肉料理を決めてからかなぁ。

 肉料理は、人数が少ないんだから焼きたてを出したいなぁ。

 う~ん、焼きたてと言うよりも、日本のハンバーグプレートで出して、自分でもっと焼き目を付けたい人はステーキペレットも付けて熱々で食べてもらうのもありかも!?

 これは早めにハンバーグプレートとステーキペレットを鍛冶屋さんかボブん所の工房に発注しないとだね。

 なら、肉料理は数種類の肉でステーキ食べ比べでも良いかも。

 うん!いいかも。

 あ、日本の焼肉のたれみたいなのも作って、ポン酢やゴマダレ、塩も用意して、たれ用の四連皿も用意しちゃおう。


 お肉がステーキならスープはとろりととろみのある中華風スープでもいいし、ゴボウのポタージュなんかも食欲が沸くよね。上に、細く切ったゴボウの素揚げを載せると見栄えもするし、美味しいもんね。

 うん!やっぱゴボウのポタージュだね。

 

 サラダはグリーンサラダの上に、海老を散りばめよう!

 ドレッシングはオーロラソースだね。

 サウザンアイランドドレッシングにしちゃうと、野菜の味よりドレッシングの味の方が勝っちゃいそうだもんね。うん!今回はオーロラソースにしちゃおう。


 魚料理はロブスターが良いよね?断然華やかだし。

 となるとグラタンかなぁ。


 デザートはウェディングケーキがあるけれど、もう一つ何か用意したいなぁ。

 となると、お肉料理と魚料理の間にシャーベットかゼリーくらいかな?

 お口をさっぱりさせるのに柚子か何かの柑橘類が良いよね?

 熱い料理の間になるから、シャーベットがいいかも?


 これは一度、全部作って通しで食べて確認しないとだね。

 アドリエンヌ様の晩餐は元あややクラブの平民組が給仕もさせてもらえることになっているから、みんなで一度食べてみて、どうやってサーブするのが良いかも確認しちゃうかぁ。


 ロブスターもお肉も今から発注を掛けて、最高の物を入手できるようにしないと。

 精鋭の先輩のペドロ先輩にお願いしないとだね。

 ロブスターは試作や予備も含めて、結構な数を頼まないとだね。


 さて、みんなの意見の前に、旦那様やランビットと話して、このメニューで良いかどうか一回事前に確認してみないとだね。

 後、カクテルもいつもよりも多くの種類を用意したいなぁ。

 お肉料理をステーキペレットとはいえ目の前で焼くなら、カクテルも目の前で作る方が良いかな?

 あ!最初のカクテルには花火を付けたいなぁ。フルーツの飾り切りも盛り付けたいしね。

 

 ということで、事前にユーリ、ランビット、セシリオ様のGOサインをもらい、翌週に王都のあややクラブの面々に集合を掛けることにした。

 ペドロ先輩も苦労しつつもお願いした数を集めてくれた。ロブスターってあまり需要がないらしいのだ。何でだろう?

 今回はまだ試作ということで、本番の時より数は少ないんだけれどね。

 先輩、本番の時もよろしこ!


 ユーリやセシリオ様にも着席してもらい、ホテルの会議室で通しで料理を出すことにした。

 点心はアドリエンヌ様の小さな口でも綺麗に食べれる大きさにするのに苦労したよ。

 小さすぎると味が分からないし、一口で食べれるようにしないと食べ方が汚くなっちゃいしで、何回も試作しちゃいましたが、この大きさは自信があります。

 小籠包は熱々だけれど、火傷しない様にレンゲの上に載せた形で蒸籠に入れているんだけれど、レンゲの取っ手が熱くならないように、サーブ直前に調理場で小籠包だけを蒸籠から取り出し、レンゲの上に載せ、レンゲごと蒸籠に入れ直すという手間を掛けている。

 お陰で熱々の小籠包の載ったレンゲの取っ手は冷たい。

 そして、小籠包をレンゲの上で一回崩して食べるようにと小さなメモも入れている。

 まぁ、元あややクラブの面々は、そんな事書いてなくても分かるけれど、これは予行練習だからね。

 つまり、アドリエンヌ様は小籠包の食べ方を知っているけれど、王様たちは知らないからね。


 サラダは白い中くらいの磁器皿に盛ってあり、量は少な目。海老が上に目を引くように飾られており、オーロラソースが細い線の形になる様に散らしてある。

 フレンチっぽい盛り付けにしてみた。

 最初、ゆで卵も横に付けてみたけれど、味はともかく、見た目がちょっとだったので、結局ゆで卵は無しだ。


 ゴボウのポタージュは期待通り!クリーミーで深い味。めっちゃ美味しい。

 

「これ、鉄板が皿になってるの?こっちの鉄の塊は何?」

「色んな肉や色んな部位が並べてあるけど、どれがお薦め?」

「うぉ!このソース、旨い!旨すぎる!」

 ステーキは新しいものだらけで、皆の反応が面白い。


 ロブスターは、最初、「これ、虫みたいで嫌だな」なんて言っていたフェリーペも、一口食べたらフォークが止まらなくなったようだ。

 ふふふふ。美味しいは正義なのだよ、フェリーペ君!


 ウェディングケーキは作っていないけれど、同じ材料で小さなホールは焼いたので、同じ味のケーキを堪能してもらった。


「うん、このコース料理で良いんじゃないかなぁ?ただ、ロブスターは見た目で引いちゃう人がいるかもね」とは、セシリオ様の意見。

 貴族である彼の意見なので、参考にさせてもらい、残念だけどロブスターの身だけを使い、普通のグラタン皿を使うことにしたけれど、それだと当初の見た目を華やかにをクリアできない。

 よっし、ここはアワビじゃぁぁ。アワビの料理で華やかにしちゃる!

 ペドロ先輩、アワビを扱っているかなぁ?要確認だね。

 そして、このメニューでアドリエンヌ様に喜んでもらえるかなぁ?そこが一番心配だよ。

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― 新着の感想 ―
ここまで一気読みしたけど、やっぱり何がしたいか全くわからん。 主人公はメモも取らずにとぼけてんのに、他の人にはメモをとれとか、王制廃止したら自分たちの客無くのに流されてるし、宰相はまともな人間っぽかっ…
アドリエンヌ様は本当に喜ぶのかなと。 主人公にとっては違ったかもしれないけど、幼い頃のライバルに勝って、幼い頃から大好きだった人とようやく結ばれて そうしたら貴族のゴタゴタ問題に巻き込まれて 結局、大…
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